月明かりだけが知ってる 二人だけの夜
あなたと会えるのは ベッドの上だけ
私を抱いたまま 寝息をたてるあなた
いつも頑張ってるのね おつかれさま
ずっと待ってた あなたの帰りを
本当は駅まで 迎えにゆきたい
そのまま二人で コンビニで立ち読み
通報されたら 中央通り 駆け抜けるの
わかってる 無理なこと
わたし ぶっちゃけ 抱き枕
せめて夢の中だけ
星降る夜(よ) 手を繋ぎ歩きたい
今だけは 二人とも
同じ世界にいるね
誰にも邪魔できない
警察も ここまでは追ってこないわ
昨日の晩はいつもより 激しかったね
溢れる愛の蜜が 染みつくくらいに
しっとり濡れたまま 部屋干しされてた
天気のいい日曜日 あなたはいない
想い描く 二人のデート
JRに乗って 渋谷をめぐるわ
原宿で買い物 ヒルズでセレブ気取り
職質されたら ダッシュで 駆け抜けるの
わかってる わがままよね
わたし やっぱり 抱き枕
せめて夢の中では
みんながうらやむ ナイスカップルだわ
夜はただ 優しくて
無限の夢を運ぶわ
「愛に次元はないの
世界から二人で great escape」
ままならぬ このからだ
わたし 結局 抱き枕
星に願いかけるよ わたしも
あなたを抱きしめたい
いつかは わたしたち
普通の恋人のように
大きな空の下で
太陽が見守る sweet kiss...
「本当に? 本当に 連れてってくれるの?
ありがとう・・・
太陽って こんなにまぶしかったんだね・・・」