ある美術館から観た光景

見慣れているはずの秀峰大山 

 いつもと違う山に見える 


コンクリートや窓枠で区切られた風景は 
不思議と
心奪われる

空も そこに浮かぶ雲も 別の顔をしている

いつも眼前に広がる風景は 広大で、山も空も街も すべてがつながっている。
 その一つ一つの存在は、美しく気高い。
 山も 空も この美術館も。