+++ プリアンプ・プラシーボそのA +++
(*注意:前ページ同様、ご自分の耳に絶対の自信が有る方、ヴィンテージギターなどにしか興味無い方はこのページは読む必要は全くありません。)

前ページにおけるプラシーボ効果を念頭に置いてお読み下さい。
プリアンプに関しては私の実体験も含めて色んな出来事がありました。実体験の数例を挙げてみます
選択肢として、なぜかネガティブなイメージが有るプリアンプですが、
ここで考えたいのが、パーツとしてのプリアンプはどういう設計になっているのでしょうか?
多くブランドの場合、どんなギターに搭載しようが、どんなPUと組み合わせようが、
果ては、どんなアンプと組み合わせても、「それなり」の音がする様に設計されていると思われます。

つまり、アフターマーケット向けのプリアンプの多くは、環境に拠る多様性を持たせる事と回路自体の安定性の為に、
音質を多少なりとも犠牲にしていると言えるでしょう。

特定の楽器専用に開発されたプリアンプはどうでしょうか?
回路設計の内容に拠ります。
と、書いてしまっては、身も蓋も有りませんが、販売計画や、コストなどの縛りによって大きく左右されている事は否めません。
回路設計は自体は物凄く良いものでも、パーツが物凄く粗悪な物が使われていたりしている物などが有ります。
(本当の所、部品の質で大きく音が変わるのは設計が悪いからだ、という意見も有るとは思いますが・・)

と言う事は、的確な技術者が、的確な目標を持ち、的確な設計をして、的確な材料を使い、的確に搭載すれば・・・

決して、パッシブと同じ音は出ませんが、アクティブにはそれの良さも有ると言う事です。
楽器として音質をコントロールするには、とても有用な手段だと思います。


音楽が必要とする音を、当て嵌めるという創造性から言うと、毛嫌いするのはいかがな物かと思いますが・・
ギタリストの皆さんも内臓プリアンプを毛嫌いするのではなく、意識的にコントロールする事によって
自分の出したい音を作る近道かもしれませんよ。(良いプリアンプにめぐり合えば)

以下能動的に執筆中

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