SADS



SAD BLOOD ROCK’N’ROLL

1. LIAR
2. TRIPPER−Album version−
3. Private thirsty night
4. HONEY HONEY
5. Loveless Lover
6. DISCOVER
7. Mr.『YA』
8. 1968
9. Teen Age
10. TOKYO−Album version−
11. OUT OF SIGHT
12. 憂鬱という名の夢
13. HAPPY
発売日 1999/9/23
品番 TOCT-24190
メーカー FULLFACE/東芝EMI
価格 \3,059(税込)

黒夢の活動停止からわずか半年でリリースした1stアルバム。
清春いわく「日本のロックンロールを目指したかった」という言葉どおりの作品になっています。

1・2とぶっ飛ばし、3で抑え、4で又ぶっ飛ばします。
5はがらっと雰囲気変わります。何でもお婆さんがミラーボールの下で歌っている場面をイメージしているとか。
6・7とロックンロールなナンバーを経て、8・9でまた落ち着きます。
10は記念すべき(?)デビュー曲。11はロックンロール。
12はかなり静かです。んで、13は最高傑作です。最強ポップなロックンロール!!

この時の清春の心境のせいか自分の事についての歌詞が大変多いです。

2001/8/4著


BABYLON

1.Welcome to my BABYLON
2.PRAYER
3.アジト
4.Feeling High & Satisfied
5.ストロベリー
6.What Can I Do
7.Liberation
8.忘却の空
9.LATE SHOW
10.GENTLE DARKNESS
11.DARLIN’
12.STUCK LIFE
13.SAD PAIN
14.Conclusion of my BABYLON
15.赤裸々−new mix−
16.CRACKER’S BABY−new take−
17.SANDY−remix−
発売日 2000/6/7
品番 TOCT-24370
メーカー FULLFACE/東芝EMI
価格 \3,059(税込)

コンセプトアルバムって一枚全部通してこそアーティストの意図が分かりますよね。
自分はベスト盤的なオリジナルアルバムよりも、1つのテーマに絞られたコンセプトアルバムの方が直にアーティストの精神に触れる事ができるような気がします。
この2ndアルバムは、ゴージャスかつデンジャラス・バイオレンスかつグラマラスでエロイズムな「理想郷」を舞台にした完璧すぎるアルバムです。
何を言ってるか分からない方、僕も分かりません(核爆)。
本編が1〜14、15〜17はボーナストラック的取り扱いを受けています。
これは、コンセプトにこだわっていながらも、シングル曲はアルバムに入れるという清春氏の優しさなのでしょう。

キーボードは入れないと言っていたのに思いっきり打ち込みの1(インスト曲)。
エロティックなスローチューンの2。
ロックの王道的な3に牟田昌広のドラムが冴える4に続いてシングル曲の5。
休憩っぽい6の後は7で思いっきり爆発。
TBS系列ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌になり、多分これ目当てで買った方もいるであろうシングル曲の8。
ポップなメロディーの9の後はむちゃくちゃ妖しい10。Sadsの定番な11の流れに乗り、12でテンション振り切れます。もうブチキレ。
空虚な感じの13と鐘の効果音が印象的な14(インスト)で幕は閉じる。

オリコンチャートで初登場1位をゲット!
リリースが1週間早ければ岡本真夜に食われ、1週間遅ければCoccoに食われていたという微妙な時期に発売されました。
もー、週間チャートの結果見るのドキドキでしたよ。

2001/6/17著


THE ROSE GOD GAVE ME

1.Hello
2.Hate
3.See A Pink Thin Cellophane
4.Third Eyes Trial
5.Nancy
6.PORNO STAR
7.Metal Fur
8.Cry Out
9.The Life Beyond Desperation
10.Spider
11.ロザリオと薔薇
12.Darkness Is My Spiral Mind
13.Because
発売日 2001/8/29
品番 BVCR-11033
メーカー FULLFACE/BMGファンハウス
価格 \3,059(税込)

聞き逃すな!HEAVY&LOUDそしてGLAMOROUS。
暴力的変貌を遂げた新生サッズ、反逆のリアル・ファースト・アルバム!(CDの帯より)

前作『BABYLON』以降のサッズの動きといえば、全国ツアーを展開しつつ2000年11月にシングル『NIGHTMARE』を発表。その頃に小林勝(ベース)を正式にメンバーとして迎える。
安定した活動をしているかのように見えたが、2001年3月にドラムの牟田昌広が脱退。
4月には参加したTHE MODSのトリビュート盤が発売、新ドラマーに黒夢のサポートで活躍していた満園英二が加入。
6月に発売された移籍第1弾マキシ・シングル『PORNO STAR』で復活、その1ヶ月後にはこのアルバムの予告編的な『APPETIZING 4 SONGS EP』を発売、現在に至るわけです。

雑誌で清春が「今まではアルバムに対してコントロールしていた。『BABYLON』はつなぎのような役割だった」という様なものすごい発言をしていて、今まで自分は何を熱中してサッズを応援してきたのか分からなくなって頭の中がゴチャゴチャしていたんですが、良く考えると確かにそのような感じがしないでもないかな、というのに気付きました。(文章メチャクチャですみません)

今回のサウンドはひとことで言うとハードコアですね。後期hideに近いサウンドだと思います。
今回ばかりは期待していませんでした。清春=ハードコアにかなり戸惑いを感じたからです。
でも、サウンドはそうでもメロディーはいつもと変わりなく、聴いてるうちに期待とかそういう論理的な事はどうでも良くなって、「ヘヴィでかっこいいぜこの野郎!!」みたいになってしまいした(この辺が一般の人とファンの人との違いというか何と言うか…)。

で、このアルバムの中で印象深い曲が8と12です。
8は前作のツアー時に聞いた曲なんですが、確かに半分ぐらいに短くなってます!ライブで10分はあったと思うのにCDでは5分弱…。ま、分数なんて別にいいんですけど(爆)
12は清春が朗読しているのにビックリ!!でも鼻詰まりっぽいのは何故?

さて、次回はどんなサウンドに変化しているのでしょうか?
ブラーと共に楽しみにしていますよ(笑)。

2001/8/28著