haven



BETWEEN THE SENCES

1. beautiful thing
2. where is the love
3. say something
4. out of reach
5. still tonight
6. I need someone
7. til the end
8. lately
9. let it live
10. is this bliss
11. keep on giving on
12. holding on
13. comes a change
14. outside

13・14 日本盤のみボーナス・トラック
発売日 2002/2/8
品番 VJCP-68339
メーカー Virgin/東芝EMI
価格 \2,548(税込)

自分がヘイヴンを知ったのは、昨年(2001年)暮れにMTVのとある番組で見た「let it live」のプロモでした。
当時まだドラムを叩き始めたばかりで、「この曲なら俺でも出来そう」と野暮なことを考えてましたね。
そんなキッカケで彼等のことを意識して2ヶ月弱。
待望の1stアルバムが発売され、速攻で買いました。

で、発売されてレビューが遅れたのはADSL工事の為っていう訳ではありません。
聴けば聴くほど深みにはまって、どうやって彼等の凄さを文章で表わせられるのかずっと考えていたのです。
UKロックって駄目な人が居るんですよね。(うちの兄貴とか)
だから、単に「爽やかなギターサウンドがメインで聴く人の心を落ち着かせます」
なんて今まで何回も書いたような文章で紹介しちゃあ、どんな良いバンドだって聴かず嫌いしてしまう訳です。
最近UKロック低迷しているらしいし・・・。
そんな自分も現在活動しているアーティストではStereophonicsしか聴いてないしなぁ・・・。

いや、RADIOHEADもいるじゃないか。
という訳で(えらく強引な繋ぎ方ですいません)、ゲイリー・ブリッグスの歌い方はトム・ヨークを彷彿させるような悩ましく感情的な歌い方をするんです。
そして、後から気付いたのですが、BUMP OF CHICKENの藤原基央にも通じるものがあります。
バンドの構成も一緒(ボーカル&ギター、ギター、ベース、ドラム)だし。
低迷していたUKロックの復活、というよりも進化・創造です。

本国イギリスでは「til the end」「beautiful thing」「let it live」と3枚のシングルを発表していますが、中でも一番のおすすめは「let it live」です。
やっぱり第一印象が強かったし、アルバムを通して聴いてもこの曲の存在感はすごく強いです。
といっても他の曲の存在が弱い訳ではないんですよ。

そしてこのアルバム。タワーレコード某店で月間2位に食い込んでおりました。
バンドの意味は「安息地」。
もしかすると、ゲイリーの放つファルセット・ボイスに自分の居場所を求めているのかもしれない。

2002/3/7著