blur



leisure

1. She's so High
2. There's No Other Way
3. Bang
4. I Know
5. Slow Down
6. Repitition
7. Bad Day
8. Sing
9. High Cool
10. Come Together
11. Inertia
12. Mr Briggs
13. Fool
14. Birthday
15. Wear Me Down

4,11,12:日本盤BONUS TRACK
発売日 1999/6/30(1991)
品番 TOCP-53001
メーカー 東芝EMI
価格 \1,800(税込)

1991年に発売されたブラーの1stアルバム。
このアルバムが発売された頃僕は小学2年生でした。
音楽への目覚めは早く、当時チャゲ&飛鳥や工藤静香、川村かおりなどを既に聞いていました。
このアルバムを聴いていると、そんな1991年の事をふと思い出してしまいました。

サウンドは、初々しいブリットポップと言ったところでしょうか。
1のイントロで、日常のゴタゴタを忘れてしまえるような心地良い気分になります。
イントロが近年のレディオヘッドっぽい4。
ベースの低音が心地良い爽やかロック(音はこもってるんだけど)を演出している5。
気だるいテンポが疲れた体に良く効く6。
ピアノの和音がテンポを速くしているように聞こえるが、落ち着いた感じの8。
11と12は、ビートルズを思わせるような懐かしい感じに仕上がっています。
幻想的なスロー・チューンの14。
その他にもロックとポップの融合がたまらない曲ばかりです。

今とは考えられないデーモンの音楽性にビックリするかもしれません。
しかし、ブラーの中でいちばんの「癒し系」アルバムですよ。
疲れている時に、是非!!

2001/10/10著


PARKLIFE

1. GIRLS & BOYS
2. TRACY JACKS
3. END OF A CENTURY
4. PARKLIFE
5. BANK HOLIDAY
6. BADHEAD
7. THE DEBT COLLECTOR
8. FAR OUT
9. TO THE END
10. LONDON LOVES
11. TROUBLE IN THE MESSAGE CENTRE
12. CLOVER OVER DOVER
13. MAGIC AMERICA
14. JUBILEE
15. THIS IS A LOW
16. LOT 105
17. GIRLS & BOYS(PET SHOP BOYS 12"REMIX)
発売日 1994/4/27
品番 TOCP-8226
メーカー FOOD/東芝EMI
価格 \2,548(税込)

ブリット・ポップ現象の最高峰的3rd。
イギリスのチャートで5ヶ月もTOP10に入っていたという大ベストセラー作です。
『13』から入った自分としては、想像もつかないくらいポップで90年代前半特有のきれいめサウンドが違和感ありました。
でも、キャッチーなメロディーやひねった詞の世界は間違いなくデーモン・アルバーンのものですけどね。
ジャケットの犬2匹、可愛いけどぶつかってきたら怖い(笑)

おすすめは1,2,3,4,5,9,10,15。
特に、バンドサウンドをぶち壊したピコピコサウンドの1は問題作かも知れませんね。
単純にアップテンポなポップスもあり、メロディーの美しい癒し系な曲もあり、ガチャガチャしていて騒がしい曲もありです。
インストの7や16は、遊園地にでも迷い込んだかのようなメルヘンチックな感じです。
日本盤にはボーナス・トラックとしてペット・ショップ・ボーイズがリミックスした「BOYS & GIRLS」を収録。
ノッペリと引き延ばしたような感じに仕上がっています(爆)。

2003/2/21筆


The Great Escape

1. Stereotypes
2. Country House
3. Best Days
4. Charmless Man
5. Fade Away
6. Top Man
7. The Universal
8. Mr.Robinson's Quango
9. He Thought Of Cars
10. If Could Be You
11. Ernold Same
12. Globe Alone
13. Dan Abnomal
14. Entertain Me
15. Yuko and Hiro
16. Ultranol
17. No Monsters In Me

16,17:日本盤BONUS TRACK
発売日 1995/9/6
品番 TOCP-8633
メーカー FOOD/東芝EMI
価格 \2,548(税込)

全英チャートで5ヶ月連続トップ10をマークした前作『パーク・ライフ』から1年半振りにリリースされた4枚目のアルバム。
日本盤の解説って、「これが最高傑作だ!」と書いてあるかと思えば次の作品で「前作は駄目だった」みたいな感じで書かれてません?
こんな事書くと中傷しているように見えますが、別に解説者を中傷するつもりはありません。
音楽なんて個人の感性の違いで良くも悪くも聞こえるわけですから。

で、このアルバム。ブラーの歴史としては、ブリットポップの終焉と呼べる作品です。
この頃からボーカルのデーモン・アルバーンは、メディアへの露出に嫌気がさしていたようです。
ついついテンポに合わせて首を横に振ってしまいそうな1。
デーモンが自分の事を歌ったという2。スローなバラードの3。
イントロの打ち込みが可愛らしい5。タイトル通り壮大すぎる7。
メロディーを外しているようにしか聞こえないけっこう謎な11。
はじけまくりな12。ベースラインは必聴の14。
シンプルかつノリのいい16。ロック色の濃い17。

しかし何と言っても目玉は15。
日本語で歌うコーラスに違和感があるものの、疲れた心に優しく響きます。
会社で嫌な事があった方はこの曲で慰めてもらいましょう(笑)。

2001/10/13著


blur

1. Beetlebum
2. Song 2
3. Country Sad Ballad Man
4. M.O.R.
5. On Your Own
6. Theme From Retro
7. You're So Great
8. Death Of A Party
9. Chinese Bombs
10. I'm Just A Killer For Your Love
11. Look Inside America
12. Strange News From Another Star
13. Movin'On
14. Essex Dogs
15. Dancehall(日本盤Bonus Track)
発売日 1997/1/29
品番 TOCP-50088
メーカー 東芝EMI
価格 \2,548(税込)

「ブリット・ポップは死んだ」 by デーモン・アルバーン
という決まり文句が有名な(実際有名かは分からぬが)、ブラーの5thアルバム。
それまでのポップで軽快、皮肉のある歌詞が特徴だった彼等のイメージを見事に覆した最高傑作品です。
ボーカルのデーモンも相当の自信があったらしく、アルバムタイトルが5枚目にもかかわらずバンド名なわけです。
全体的にメロディーはポップではあるが、重いです。ニルヴァーナよりゴリゴリしてます。

独特のギター・イントロの「Beetlebum」は、サビで最高に癒されますが、実は「クズ野郎」という意味だそうです。
いかした2分ジャストの「Song 2」は、文化祭で演奏しました。メインの裏声の部分は、曲を持ってきた責任として俺が歌い上げましたが、どうも笑われていたらしい・・・。
飛びっきりポップな「M.O.R.」、フラメンコな感じのアコギがいけてるグレアム・コクソン(ギター)作の「You Are So Great」、爆風のごとく現れて去って行くような「Chinese Bombs」が俺的にツボ刺激されまくりです。気持ちいいです。
他にもジャズだったり暗かったりとバラエティーに富んでいます。
というかごちゃごちゃです。
でもそれがいいんです。

ブラーを語るなら、とにかくこのアルバム片手に語って下さい。

2001/11/27著


the best of
CD1

1. BEETLEBUM
2. SONG 2
3. THERE'S NO OTHER WAY
4. THE UNIVERSAL
5. COFFEE AND TV
6. PARKLIFE
7. END OF A CENTURY
8. NO DISTANCE LEFT TO RUN
9. TENDER
10. GIRLS AND BOYS
11. CHARMLESS MAN
12. SHE'S SO HIGH
13. COUNTRY MAN
14. TO THE END
15. ON YOUR OWN
16. THIS IS A LOW
17. FOR TOMORROW
18. MUSIC IS MY RADER
CD2(限定盤のみ)

1. SHE'S SO HIGH
2. GIRLS AND BOYS
3. TO THE END
4. END OF A CENTURY
5. STEREOTYPES
6. CHARMLESS MAN
7. BEETLEBUM
8. M.O.R.
9. TENDER
10. NO DISTANCE LEFT TO RUN
発売日 2000/10/17
品番
メーカー 東芝EMI
価格

ブラーの10年間の活動が分かってしまうベストアルバム。
なので、これからブラーを聴いてみようと思う方にぴったりの1枚です。

彼等がデビューして、ブリットポップの金字塔と呼ばれ、それが嫌になり脱ブリットポップ宣言。
ゴリゴリなグランジを目指したかと思えば今度はジョン・レノンを目指した音楽作り。
なんと濃厚な10年が詰まっているのでしょう!
更に現在はボーカルのデーモンはゴリラズでダブ/ヒップホップに挑戦。
ほんと、よく体力が持つよねぇ(笑)。

曲の解説はベストなので、新曲の18だけしておきます。
なんとなくジャズっぽいドラムの叩き方をしてるんですけど(何でもジャズで片付ける奴^^;)テンポはいいです。
後半になるとレーダーっぽい音(タイトルから予測)が出現します。何とかっこいい曲なんだ!!

このアルバムの限定盤にはDISC2にライブ盤がついてきます。
こちらのほうもなかなかいい出来でしたよ!

2001/8/17著