７インチ・３曲入りデビュー・シングル（1978年）。自主制作2500枚限定（？）プレス（Distribution: Rough Trade）。
シンプルなギター、ベース、ドラムスによる、インディー然とした荒々しく鋭角的な音。2nd「Cupid & Psyche 85」(Virgin, 1985) 以降のゴージャスな音とはまるで違うが、グリーン独特の歌声は既に聴けるし、これにソウル色を加え少し洗練させると 1st「Songs To Remember」(Rough Trade, 1982)（Robert Wyatt 参加）に近くなる、かも。奇妙な味のある初期音源、まとめてＣＤ化してくれないだろうか。

"Skank Bloc Bologna" は、当時のオルタナティヴ・ロックを日本に紹介した先駆的なオムニバスＬＰ「Clear Cut」(徳間ジャパン, 1981) に収録されたことがある。ここには他に This Heat "Health And Efficiency" や Robert Wyatt "At Last I Am Free" なども収められていた。

追記：初期シングル４枚分（“Skank Bloc Bologna”, “2nd Peel Session”, “4 A-Sides”, "The 'Sweetest Girl'"）全13曲は「Early」(2005) でCD化。

変形四つ折りスリーヴ

• Skank Bloc Bologna

• Is And Ought The Western World
• 28.8.78