キラキラ星



Vnのはじめての曲といえば、ほとんどの教本で
こちらがスタートの曲が多いです。
葉加瀬太郎さんも、ほかの有名なクラシックヴァイオリニストも
最初の曲はこちらだった人も多いです。

ただし、幼年期の子にはこちらでも結構レベルが高い(弾くのが難しい)
事もあります。

いきなりこちら。。ではなく地味な練習になりますが
出来るだけ LV1の下記の練習をある程度経過してから入るといいでしょう

LV1 (構える・音を出す・1、2、3指を押さえられるようにする)


 楽譜


楽譜に青と緑の色がついていますが、青のところはE線(TINSの子はほぼ青シールが貼ってあります。
そちらの弦です)緑のところはA線(同じく緑のシールの貼ってある線)になります。

AやEの表記があるところはそれぞれの開放(左の指を一切押さえずに弾く)になります。

また、これまで基礎練習をこなしていればクリア出来ていると思いますが、
A線(緑の弦)を弾く時は緑シールの上を、同じくE線は青シールの上を押さえるように気を付けましょう。


まずは楽譜の指番号を見ながら、ある程度弾けるように練習していきましょう!
この時、進みが難しい場合は1小節くらいに区切ってそちらを反復 → 多少弾けるようになったら次の小節へ
→ 2小節続けて弾いてみる。。 などで区切って少しずつ進めていくといいでしょう


※ 音階を経て問題なく伴奏音源にあわせて弾けるレベルまでクリアして
こちらに入った生徒さんはあまり苦労しないと思いますが、
音階をまだ弾けてない状態で入った場合、下記赤線を引いた部分が
おそらくこの曲で最初にあたる壁になるでしょう(みんなここで苦労します)

キラキラ星 注意点楽譜

右手はA線への移弦をしながら、左指は今のところ一番難しい3指を
押さえる。。というのを同時に素早く行わなければいけないためです。

が、こちらの曲においては、その難しい指を押さえる前が、一番楽な
開放弦です。

ので、開放を弾いているうちに、先回りして3指と移弦の準備。。をするように
意識すると、ある程度弾けるようになる時間が短縮するでしょう。


また、音楽は、ついつい弾けるようになったところの方が楽しい。。
曲を通して弾きたい!という要求が誰でもあるものです。

が、よく考えれば。。 例えば 10問の漢字小テストがあったとします。
3問目と4問目のみ間違い、あとは全てあっていました(覚えていました)

正解した(すでに覚えている)漢字の方を何度も練習(書く)事はほぼしませんよね?
当然、間違った漢字だけを何度も書いて練習する(覚える)と思います。

それが楽器の場合は不思議としない。。気づかない場合が多いです。

回りくどくなりましたが、楽器(曲)の練習も、難しいところ、間違ったところのみを
抜き出し反復練習するのが最も効率的です。

常にそのような練習。。をするように初期段階から心がけてクセづけていくといいでしょう。

(こちらの曲の場合、 11E- 3 ・・ 11E- 3 のように部分だけを反復練習し、
ある程度弾けるかな?となった頃に通して弾いてみる。。まだひっかかるようであれば
反復練習を繰り返す。。 という感じで進めるといいでしょう)






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