〜こだわりのサウンドメイキングが光るノンジャンルの極致!〜
MIDI監修・SE:Hiro小竹 / GUITAR:Shu新地 / 原作:Micky.WAJIN
ある時、文明の波及ばぬ秘境に、一人のギタリストが訪れた。
「こういう誰もおらんよーな場所で、一度思いっきりギター弾いてみたかったんじゃー♪」というわけで、発電機をたずさえ意気揚々とやって来た彼は、気持ち良く爆音を発し始める。
すると、誰もおらんと思っておったが大間違い。わらわらと原住民達が押し寄せてきた!
このえげつない音は一体何だ?神の雄叫びか?!はたまた悪魔の絶叫か?!
皆さん慌ててすっ飛んで来たもんで、料理しかけでデカい包丁持ってるオバサンもいれば、ヤリだのこん棒だの持ってるオジサンもいる。
さあギタリストは慌ててしまった。
「ウンダラゲゲチョゲチャ!ホニャボンキャワリャ!」
「バーボンボンジンリキ、カシスウーロンアリヤリャンケ?」
「フンドーキン!ミソショユツクテアルマゲドンガラピャ!」
わけのわからん事を口々にわめきたてられたもんで、ヤバい事にならんうちに機材一式そのままに早々に退散!
ギタリスト去りし後、おそるおそるギターに触れてみる原住民の皆さん。
おお!未知なる音だ!これは神からの贈り物だ!!
我々の今宵の宴の為に、神の使者が届けてくれたに違いない!
「ウギャラッピャー!ゲゲランギャー!ゲッチョッケー♪」(喜びの声)
かくして、紫の煙たなびく秘境の夜に、人々の歓声とエレキギターの爆音がとどろき渡るのであった。
【MIDIデータ受け渡し】
合作化するという目的もなく、いつぞやなんとなくHiro氏に原作MIDIファイルをメール添付しておいた。それに自主的に手を加えて下さったのだ。
勇気ある決断!寛大な御心!卓越した遊びの精神!
私なら、こんな得体の知れない作品は聴かなかった事にして封印する。
【密取引】
原作者WAJINが何も知らずに飲んでは寝ている間に、Hiro氏とShu氏の間で密取引がなされ、ギターのオーディオデータがHiro氏の手に渡ったようだ。
「Shu殿、ここはひとつ貴殿の手を御借りしたいのだが。」
「ほっほっほ。魚心あればなんとやら・・・。」
「(苦笑)それ、ここに貴殿好みの人形を用意しておりまする。」
てな会話がかわされたかどうかはさだかでない。
【仕上げ】
ここんところのプロセスは、私WAJINは何にも知らない。教えていただきたい。
とにもかくにも、凄い迫力のある音像だ!!
一体どうやって作ってあるのか、摩訶不思議なサウンド!!
かくして、誰も耳にした事がないような、鮮烈な個性を持った小品が出来上がった!Hiro氏のバイタリティに万歳!!