2月16日午後2時40分に秋葉原駅で待ち合わせる。
到着するとすでにミューガバのお二人はいた。二人ともギターを抱えていたからすぐわかった。その直後に助っ人ベースマンのWAGAKAFuさんもやってきた。
和気あいあいとしゃべりながらスタジオに向かい、3時頃に入る。
まずは手さぐりで課題曲の「Help」。みんな予習してきていることもあるが、思いの外すんなりと雰囲気が掴めた。
リードボーカルのタヂカさんがリーダーシップをとり、適度にルーズながらも全体の流れに沿った強弱やキメの部分を確認しながら進める。
ベースのWAGAKAFuさんは真剣そのもの。音楽に関してはとても真面目!(笑)タヂカさんが気持ちよさげに唄い、時折ムラカミさんがハモっている!ムラカミさんがボトルネックでフレーズを奏でる!わぁ〜〜!これが動くミューガバだ〜〜〜!!!
オレは、実は密かに以前から「ミューガバでタイコが叩きたいなぁ」と思っていたのだった。それが、あるきっかけでやっと実現したのだ。
どうせならもう一曲レパートリーを増やしましょう!ということで、タヂカさんが歌詞ノートを見ながら適当に選曲し唄いだす。
「Help」と交互に何回も練習する。初めて合わせたのに、とてもスムースにまとまったと思う。ただし、一ヶ月後の本番のリハまで細かいところを覚えているだろか?とみんなで笑いあった。
2時間スタジオで演奏し、居酒屋にいく。4人ともミュージシャンだから、音楽談義で盛り上がる。ネット上の裏話も交えて楽しく酒が飲めた。
ムラカミさんやWAGAKAFuさんとはすでにたくさん絡んでいたが、タヂカさんはめったにネット上に登場していない。歌声だけは知っている、いわば【伝説の人】だったのだが、なんと自分より2歳上の大先輩だった!1970年代初期にアメリカに行っていたそうで、聴いてきた音楽にも共通点が多く、彼が語る豊富なエピソードは、オレにとって涙ものだった。
14歳年下のムラカミさんはタヂカさんをとても尊敬しているだろうことは態度でよくわかる。お互いに信頼し合っていて、羨ましいコンビネーション。
WAGAKAFuさんは気配りを絶やさないとても楽しい人。そしてエロ大魔王!(人のことは言えないが…)
八時頃、一ヶ月後の再会を楽しみにしつつ、ミューガバのお二人とは別れる。
その後、WAGAKAFuさんと二人で、(来るイベントのスタッフでもあるので)場所を変えて打ち合わせがてら飲み直す。ふと時計を確認すると11時半。お開き。このまま居座れば帰れなくなくなるので、かなりあわてた。
いやぁ〜音楽で気心が通じ合うって、なにものにも変え難いスペシャルなことだよなぁ。。。
2003.2.17