歌・作詞/Ｋｉｎ’ｓＲｏｏ 作編曲/小竹博
そろそろ禁さんとなにかやろう、と思っていたのだが、きっかけになる曲想がなかなか浮かばなかった。ふと彼のサイトを見たら大胆なリニューアルを決行している。ある種の変化を求めている前向きな意志をピン！と感じた。ならば明るく爽やかで前向きなものもいいんじゃないか、と勝手に考えて、作業にとりかかった。
サウンドはギターバンド（オルガンが少々入るが）のシュミレーション。メロディアスなコード進行を照れずに使った。オーバードライブをかけた２本のギターは音色とタイミングを微妙に変えて左右に配置。オルガンにもオーバードライブをかけやや左に配置。ベースはピック弾き。ドラムはピッチが高めのものを選んだ。構成はAABCABCBCBC。同じパターンが数回出てくるが、繰り返しによる高揚感がでればいいなぁと。人が演奏すればこんなことがやりたくなるのでは？という想像で少しずつ微妙にニュアンスを変えている。個人的にはサビ(C)の部分の主メロとオルガンメロの絡みがツボで大好きでございます。
禁さんの歌詞とボーカルに今更説明はいらないでしょう。オケの雰囲気にあわせてぴったりの歌詞を電光石火で作り上げ、何回か唄っているうちに唄い回しもこなれたようだ。
“禁竹”にしては軽過ぎる、爽やかすぎる（苦笑）とのご感想もいただいたが、お互いに節操がないもんで。以前には「夜が明けるまで君と」という同系統のもやっているが、たまにはいいじゃんか？
2003.5.24
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