S P A C E

thank you!

空間を求めて彷徨いました
街の中 光のあるところなら
どこにでも行った

私をつかんだ腕は みな

強く そして 悲しく
すべての人が泣いていました

哀しみの共有では幸せになれない

私は代わりに 指を1本ずつちぎって

彼らと共有しました
同情は食べられないから


私の居場所を
ずっとさがしていました



2002.7.20


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