笑い話(第2話)


●お笑いのキリコのはなし

ある日、営業で地方に行って空き時間に、ひとりで観光をして、

タクシーで泊まりのホテルまで帰る時の運転手の会話。

「お客さんテレビに出ている人だよねー」

「わかったぁー、営業できてんのよー」

などと会話が進み、

「キリコさんみたいな美人を乗ってもらうとは、ラッキーな日だ」

ホテルに近づき、気がよくなってるキリコは、

ホテルのキーと小銭を用意して降りる準備をした、

おつりをチップとして、とってもらおうと渡した。

「キリコさん、いいのかい?」

「いいよいいよ、いつものことだから」

「いつも……いつもこうなのかい?」

「そうそう、私って気前がいいからぁ」

キリコはタクシーからおりて、いざ部屋へ……

しかし、ポケットに入れていた部屋のキーがない……

タクシーの運転手さんに渡したのは、なんと、部屋のキーだったのだ……(汗)


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