タイトル AWAKE ('94)
バンド名 DREAM・THEATER
ジャンル Hard Rock(というよりハードコア?)
感想  技巧派としてハードロック界に名をはせているバンド
DREAM・THEATERの通算3枚目となるフルアルバム。

 前作“IMAGES AND WORDS”とはうってかわって、
前編を通してヘヴィな音作りが徹底されている。
ただ、幾分ヘヴィをダークと履き違えている感があり、
前作までのスタンダードなハードロックという路線からは外れ、
どちらかというとハードコアに近い。

 とは言え、ところどころにフックの効いたメロディが埋まっていて
ハッとさせられたりもする。

 演奏は相変わらずハイレベルで安定感がある。
ただ、これはテーブル(ミキシング)側の問題かもしれないが、
何か作為的なバランスの悪さを感じなくもない。

 歌詞には感情的・抽象的な語句や問い問答のような表現が多用され、
ある意味宗教的なものとなっている。(その是非は別として)
(このCDに限らず、付随の日本語訳ってどーにかならんもんでしょうか/笑)

 オススメ曲を挙げるとすれば、
他の曲とは一線を画すアコースティック曲“THE SILENT MAN”、
前作までの音楽性を引き継いでいる“INNOCENCE FADED”の2曲。

 CDを通しで聴き終えると非常に疲れます。
サスペンス映画のサントラを聴くのと同様、飽きもくる。
世間での評価は高いようですが、僕はチョット、、、
評価 ★★(コアは好きくないデス)

up date 2001,08,23



まえに戻る