7
月
1
日
(木)
+Pepper 2nd GIG
イエスタディ アンゴルモア
at 京都 EAST
・基本的に
緑文字
は曲名。
京都・木屋町にある"EAST"で我がバンド"+PEPPER"(以下・プラペパ)のライヴをやった。
"イエスタディ アンゴルモア"
と銘打たれたライヴで、出演5バンド中2番目に演奏。うちらは最年少バンド。
ちなみにカーペンターズの名曲"イエスタディ ワンスモア"とかかっているそうだが、どれだけの人が気づいたことだろう(笑)
3月のライヴ
から約90日ぶりのライヴ。150ぐらいのキャパシティに100人以上。
前回の京都ミューズホールに比べてキャパも小さく、機材も悪かった。
でも、ドラムだけ少し高い位置にあるだけでステージがなくて、聴衆との距離が近かったぶん、前回のライヴより聴衆のハートを掴めたように思う。
「うちのバンドのギターだけでも見に来る価値は十分ある。不満だったら、チケット代を返しても良い」と、今回のライヴに来て下さる方々に豪語していたのだが、、、
なんとギタリスト君は、
風邪をひいて熱
があり、ドリンク剤を飲みながらフラフラしていた・・・ (゚O゚;
不安を抱えながら、19時開場・19時半開演。
爆音ノイズ系2人組ユニットがオープニングアクトを終えて、プラペパ登場。
本日のリズム隊の衣装は、僕(ベース)は 前回に引き続き"カンフー着"、ドラムのおねーさんは昨日土産物屋で買ったという"浴衣"。購入時に店員から「罰ゲームですか?」と言われたらしい(笑) そんな格好の
怪しい&妖しい
プラペパリズム隊。
ちなみに、しゅん様とギタリスト君は、TシャツとGパンというラフな格好。でも、しゅん様は、
カミナリメイク
有り。
1stGIG同様、プラペパの歴史上最も古いオリジナル曲「
Better
」で幕を開けた。
心配だった風邪のギターは、熱があるとは思えないほどの凄まじいプレイで安心した。(のちに「ミスしまくった」と語っていたが、うまく誤魔化せていたみたい)
この曲と2曲目の「
旅
」で、お客さんの大半は掴まえられたように思う。けっこうリピーターがいたからか、ノリの良い客がたまたま多く集まったからかは解らないが、ほとんどが「
私は、もうプラペパファン
」と言ってくれそうな盛り上がりだった♪
3曲目は新曲で、ボーカル・しゅん様が "沖縄の海"を思い出して作った「
南の歌
」。唯一のアコースティックギターが使われる、しっとりとしたナンバー。先ほどまで飛び跳ねていた会場が嘘のように静まり返り、ペンライトみたいに ライターらしき光を揺らす人もいた(笑)
続いて2曲続けて洋楽カバー。ボブ・ディランの「
Hey Mr.Tambourine Man
」、ビートルズの「
Hey Bulldog
」。
「
Hey Mr.Tambourine Man
」を しゅん様がやりたいと言ったとき、あまり乗り気ではなかったのだが、スタジオでアレンジを練っていくうちに大変格好良くなり、気に入った。アレンジ次第でポップにもロックにでもなるもんだ。
照明の光と すぐ目の前まで詰めてきてる聴衆の熱気で,暑くて暑くて汗でベースを押さえる指がよく滑る滑る。
「
D
」は、ベースソロから始まる。恐れていた通り、汗で滑った (^^;
前回のライヴも同じところでミスった。いっそのこと、こんなイントロなのだということにしてしまいたい(笑)
「
D
」は僕の作曲なのであるが、しゅん様がMCで「死んだ友人に捧げる」と紹介するので、 大半のお客さんは しゅん作曲だと思っているだろう。また、しゅん様も自分の作曲だと思いこんでたときがある(笑)
この曲は、僕が作っただけあって、途中"ベースのお休み期間"がある。その間に"激しい
D
後半"にむけて、屈伸や伸脚などの準備体操をする予定だったのだが、お客さんが前に詰めすぎていて、あんまり動けなかった(残念)
最後の曲は、しゅん様が失恋してできたという新作で、その名も「
Lost
」。
そのタイトルの分かり易さに会場は爆笑(笑) でも、曲は めちゃめちゃカッコイイのだ。
しゅん様の力強いのに切ない声や、フレーズ終わりのドラムソロ、恐竜が大地を揺らし走るようなギターリフ。
しゅん様には申し訳ないが、まさに失恋万歳! おかげで、こんなにもカッコイイ作品を演ることができた。
「
全てを失ってくずれた、、、 I lost
」と唄う彼は、失った以上のものを必ず手に入れることだろう。
99年7月の最初の夜、京都で一番輝いていたのは彼であろう。
しゅん様も格好良かったが、忘れてならないのはギター君である。
風邪でいつ倒れてもおかしくなかったことなど、誰もが気づかないかったギタープレイは流石!
これは伝説になりそう・・・
「チケット代返せ」と言われることもなく、大きな失敗もなく、大盛り上がりで終えられて良かった良かった♪
ただ「
神無月
やって欲しかったなぁ」という声がもっとあってもよかったのにぃ・・・(笑)
1999 2nd GIG
−
SET LIST
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Better
旅
南の歌
Hey Mr.Tambourine Man
Hey Bulldog
D
Lost
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3月のライヴ
1st GIG。 (3月29日の戯言参照)
カミナリメイク
筋肉少女帯のボーカル・大槻ケンヂ がよくやっていたようなメイク