マイナス4度の世界が当たり前だと
幼い頃から 擦り込まれてきた
雪にも雨にも見舞われた空間に
身を委ねることで 安堵する
モノクロに燃えるパズルを
気づかれぬように 隠し通したい
束縛のない自由すら望むことが
救いのようで
今は ただその瞬間を 見つめるがまま
望まない滴を浴びたとしても
この指の冷たさは溶けない
月のかけらを 手のひらに並べて
微かな光も 跳ね返してみる
そして最後の 味方に
闇を掲げても 空は見ていよう
労るように夢を抱きしめても
壊れるようで
裸足のまま夜を 踏みつけたまま
つかんだ手を振り解いて
わざと空虚な間を重ねた
解り合えずに苛立ってる
あの日晴れていたら 背中を向けていた
モノクロに燃えるパズルを
気づかれぬように 隠し通したい
束縛のない自由すら望むことが
救いのようで
今は ただその瞬間を 見つめるがまま
労るように夢を抱きしめても
壊れるようで
裸足のまま夜を 踏みつけたまま