<1st CD [ Rite of Passage ] 2曲しかないけどライナーノーツ By.Tagui>
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M1 Rite of Passage(らいとおぶぱっせーじ)

英語読みです。”Rite of Passage”で一つの言葉です。和訳すると「通過儀礼」。
書いたのは2003年の2〜3月。
5拍子と6拍子が交互に来たり、テーマの繰り返しがハンパに3回だったりなので
デモを創った時は散々変態呼ばわりされました。これがおいらの性癖じゃ!もう開き直ったわい!なんつって。

Rec.では佐野さんに色々と助けていただきました。佐野さんのプレイがまた当たり前だけどかっこよくて。
裏話ですが、最後の8小節のPfは当初230bpm八分音符連打だったんですが、
佐野さんのアイディアで「Take5みたいにしたら?」ってな訳でありがたく頂戴しました。

Fl/佐野博美 Bs/有松慶一 Ds/工藤恭彦

 


M2(ボーナストラック) 4:37a.m. (ふぉーさーてぃせぶんえーえむ)

通称「よじ」。
約3年前、自分で真面目に曲を創ろうと思って初めて創った、正に「処女作」。めでたく(?)収録。
モチーフができた時の仮タイトルは「Scar face」で、その後「Flying Blues」に変わり、最終的に「4:37a.m.」に落ち着いた。
なんて裏話にはあまり意味がないのでこの辺にしておく。
曲に人称があるとしたら、一人称。なので、説明も省略。
いや、思い入れはあるし、どういう心境で書いたのかとか、そういう説明も語りだしたら限がないのだが…。

Rec.前の全体打ち合わせで「曲のイメージは」と問われたので「殺伐とした感じで」と答えたら爆笑されました。
まぁ、現場でこういう受け答えってあんまりしないだろうしね。漢字難しいし。
やっぱり全員譜面にはひらがなで「さつばつ」って書き込んでるし。
曲自体非常に自分らしいと思っているんだが、弾くのが難しい。
というか、自分で書いたのに自分で抱えきれないという感じか…。
こりゃライフワークか?と録りながら思いました。

これから先また機会があったら録りなおしてみたい。「4:37a.m.-02」みたいなタイトルで(笑)。

Vn/大野由紀子 Bs/有松慶一 Ds/工藤恭彦

 



ディレクター:大野恭史(ハイブリッドミュージック)
ミキシングエンジニア:徳永陽一
マスタリングエンジニア:小泉由香(Orange)