♪ 過去の事実 現在の真実 |
<誤算>
世の中、時間のスピード、サイクル、変化、価値観、、、
ここ数年何だか少し、おかしいと思いませんか?
必要以上の便利さを追求したり、何か大切なものを無視して利益のみを追い求めたり
自分だけ良ければ、それでよしみたいな、、、
それが、世の中、人類のため、進化、進歩、そんなおごりみやいなもの感じませんか?
で、便利になって、時間にゆとりができて、人の心が豊になったか?
そう聞かれると、何だか素直に、「YES!」とは言えない、、、
情報が溢れ、洪水のように押し寄せてはくるけど、いったいどれが必要で、どれがいらないのか
判断できない人も沢山、、
ある意味、どれもいらないものばかりって気さえしてきたりして、、、
企業はマーケティングとやらで、ボクらが必要なものを勝手に決めつけ
雑誌やTVの広告は、引っ切り無しに土足で{心の中にハイ失礼!」って感じで
さらにドラマは、ボクらに今時の恋の仕方や、ライフスタイルまで
提案と言うより、強要しているかの如くに思え、、。
最近特に嫌いな言葉があります、、、「お勧めします」
余計なお世話、自分のことは自分で決める、押し売りが大嫌い!
<時代の落し物>
新製品や、技術の進歩のスピードは何だか人間の追従できる範囲を
逸脱してる程のテンポで、走り続けてる?
運動会で頭だけが先に向き、足がついていかない中年男女、、、
自分達が創り出したものに、自分達さえもついてゆけない、何だかそんな気がするんですが
昔、誰かが描いた火星人の絵、頭のみが発達し、手足は退化する
やがて、地球人類も、同じ道を辿るのでは、そんな疑惑さえ感じるほど、、、
で、やっと本題に近づき、ふと古いものに目を向けてみる
例えばボクの好きなものを例にとると、、、ジーンズやギター
これらは、今のこの素敵な筈の何でも可能なデジタル万能テクノロジより
過去の時代、20世紀の代物の方がいい?
あの時代を、越えられない?
ヴィンテージとかいって、価値が上がってる?
ホントにそうなんでしょうか?
例えばジーンズ、、、
リーバイス、ボクダイスキですけど
50年代の501の、色落ち、その他、今でもそれを超えられない
ガラガラ蛇から身を守る為考えられた天然のインディゴ染め
古い機械のためできる、布の端の部分セルビッチ(赤耳)が
摺れて、所謂当たりがでるという外の脇の部分の色のムラというか、すじ
これらが、たまらなくかっこいいのです
今の技術で、本当に50年も前のものを越えられないんでしょうか?
1950年代と言えば、第二次世界大戦が終わって数年目の頃、そんな時代
ただの気のせい、誰かの作り話、雑誌やメディアの戦略、いったい真実は?
例えばギター
ギブソン、ボク、ダイスキですけど
個人的には60年代後半、66〜67年頃に生産されてたJ-45
本当に、21世紀に創ってる今のJ-45より、、いい音するんでしょうか?
基本的には、憧れのミュージシャンが持っているのが66年製だから、それだけ、、?
確かにギターの場合は、使える木が時代と共に制限されてきました。
ある時期から、自然保護?国の政策?
よく知りませんが、ブラジルからのハカランダって木が輸出できなくなりました
だから、その当時と同じ素材、木を使って製作することはできない
けど本当に、今あの頃の音が出るギター創れないんでしょうか?
クローン人間すら造れるって時代なのに
ギターの素材だって、木よりいいものだってあるかもしれません。
モノラルカッセトデッキ、白黒テレビ、黒くてダイヤルをまわす電話機、蒸気機関車 etc
ボクら子供の頃、みんなありました、たった30年でこんな時代が来るとは、、。
<現在の事実>
ボクには、まだよく音の違いを聞き分ける能力、経験がありません。
今年初めて、現行のJ-45の音を聴いたばかりだし、、、
それも、新品で、せいぜいまだ6〜7本しか弾いていません
次にオールド、ヴィンテージ、、、
1958年のものから1967年のものまで、約5〜6本しか弾いてません
でぇ、その少ない経験の中で、ひとまず判断してみると
今まで出会った憧れのヴィンテージは、新品より高い値段で買いたいとは思わない
つまり。あの音とは、未だ出会ってない
しかし、まだまだ色んなギター(J-45)を弾いてみるつもりです。
本当に、あの音、あの音のJ-45は存在するらしいのです
但し、値段は、さまざま、コストパフォーマンスって言葉もあります
さらに、ギターは音だけではない、音と、ルックスの二つが満たされないと△です
いくらいい音がしても、見た目がイケてないと、楽しくありません
さらにギターの場合固体差ってのが、かなり大きいらしいです
特に、ギブソンの場合作られた年代や、1本、1本が結構いい加減だとか
音も、結構違うらしい、そこがまたマニアにとっては魅力でもあり
またまた、ギターの音は変化、進化?するって話しまであります
新品は鳴らない…よく聴く台詞です、ホント?
数年弾きこんで、鳴るようになってきた、ホント?
理由はこうです
木が乾燥してくるから
多く弾くことにより、ボディーが振動して、よく鳴るようになる
ホント?
人間ってやつが、そう勝手に思い込みたいって願望を抱いてる
違うかなァ、、
要は、気持ちの問題、人間、精神が約9割を占める、そう思ってます、、。
心の力は体の力より、、、強い
残念ながら、自分が所有するギター(chaki W-3)の買った時の音の録音ありません
30年前とどう変化したか、確かめられない、、、
録音する機材が違えば、まったく違うものになってしまうのも事実
また聴いた自分の年齢が変化すれば、聞こえる音も違って当然
その日の気分で、違う音に聞こえるって方が、ボクは感じるなぁ
まぁ、それは弾いてる自分の感情が出るんで、誰かが弾いたらまた別でしょうが
参考までにJ-45の新品(イリシューとかっていうんでしょうか?)と
年代物の相場の目安を書いてみます、あくまでも目安で
ボディーの傷、状態等、、、程度によってかなり違いはあるようです
ボクの知ってる範囲内での、お話しですので、、、
しかも、そんなの調べはじめたのはたった数ヶ月前から
偉そうに言える立場ではないのですが ^_^;
1942年発売 (発売時の値段が$45だったから、J-45ってネーミングらしいです、えっ16200円)
1940年代もの 約40万円前後
1950年代もの 約40〜45万円前後
1960年代もの 約28〜30万円前後(ボクの欲しいのは、66〜67年頃のアジャスタブルサドル)
1970年代以降のものは、市場価値がないのか、商品自体が出まわっていないのか、見かけません
2003年現在 定価26万円
63年仕様モデル 定価30万円(銀座山野楽器オーダー 製造終了)
ちなみにボクが所有してるのは、2002年モンタナ製の63年モデル(シリアルNO 0222002)
ペグは、クルーソンからゴトー製のふたコブに交換してあります ^_^
2003.9.20
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