＜笑顔の向こう＞　　　　　　　

私の事を、誤解している人は数多い。
だいたい人は、見かけと中身は違うもの。
話してみなけりゃ解かる筈がない。

例えば車に乗った時、脇から通りに出てくる車。
私は入れてあげるのが趣味である。

彼氏と彼女、二人連れのレガシーに道を譲ったとしよう。
ふたりは車内で話すかもしれない。
「今日はツイてるね！」
「あのおじさん、サングラスにヒゲ面で怖そうだったけど
１台目で入れるなんて、超ラッキーって感じぃ」

そんな想像をすると、私は楽しくなるなぁ、、、
しかも可愛らしい彼女は、助手席から会釈までしてくれる！
私はサングラスの奥で、優しく微笑んでる。
まるで水戸黄門が、町人に御慈悲を与える快感と同じだ。

今日起こることを、人は運命と呼ぶ事が多く
嫌な問題も多発するものだ。
怒った顔で、嫌々こなすのもひとつ
新しい経験を乗り越え、自分の未来に活かすのも、またひとつ。

貴方がどんな道を選ぶのか、どんな未来を望むかは
貴方自身の毎日の選択に懸かっている。
目指したい何かが見つかっているなら
迷わず、全てポジティブに
人生があなたに与える挑戦に、立ち向かうべきだろう。

ある日、ふと自分のスタイルが見えてくる事がある。
少し考え方を変えて見ると、街は違う色に見えてくるものだ。
人の顔が違って見え、地球が自分の為に
周っているように見えてくる。
そうすればシメたものだ。
全てが貴方の味方になってくれる。

過去と他人は変えられない。
明日と自分は変えられる。
古い考えは負の資産だ！
そして昨日という日は、すでに終わっている。

誰かが言った、そんな言葉が聞こえてくる。

人を笑わせたいなら、貴方が笑顔を見せることだ。
聖書もそう言っている。

貴方の言葉で、他人が喜んでいるのに
気付く事があるだろう。
まんざらでもない！

今度逢った時、私が前と何か変わった事に気付くだろうか？
私の笑顔は、この前逢った時より輝いている。

そして、皆さんの飛びきりの笑顔、魅惑の笑顔に
逢いたいものだ。。

　　　　　　　　　　　　　　、、、つづく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2001年４月

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