心のクーデター

9月にしては暑すぎる日だった 日陰を辿るように人々は流れてた

夏が去くのを惜しむかの如き 若いカップル達は夜へと急いでた

捨てられない事など 在りはしないのさ

生命さえも 限りあるのだから

*今度いつ逢えますか? きみは応えない

*もう二度と逢えませんか? きみは応えない

*明日は本当に 来るのだろうか

*判らないから この想いに懸ける

 

9月にしては危な過ぎる女だった ありふれた毎日の中俺も流れてた

今がすぐに過去へと代わる 時間は昨日より何故早く過ぎるのか

狭い国の ちっぽけな道徳に

幾つになっても 縛られるのか

*今度いつ逢えますか? きみは応えない

*もう二度と逢えませんか? きみは応えない

*明日は本当に 来るのだろうか

*判らないから この想いに懸ける

1999年 9月 ・・・