フォーマット後のファイル復旧 4
音楽 mp3ファイル
ハードディスクに保存しておいた大量(数万曲)のmp3を、不注意から消してしまった。
フォーマット後の復元で、かなりの数のmp3が復元できたが、リカバリーソフトでのSurface Scanでの復元なのでファイル名がハードディスクのトラック位置らしき数字になっていて、そのままでは利用や整理ができない。
ネットで調べてみると、mp3ファイル内に書き込まれた情報ではなく、音源そのものを判断して、タイトル・アルバム・アーティストなどの情報を取得し、それをmp3の中に書いてくれるソフトがあることがわかった。
これらの情報がmp3ファイルに書き込んであると、エクスプローラーの表示項目設定で、エクスプローラに表示でき、それを元にアルバム別の整理などができるようになる。
幾つかソフトが見つかるが、「x-アプリ」というフリーソフトを使ってみた。ネットに接続している状態で使う必要がある。
|
「x-アプリ」のインストールにはかなりの時間がかかる。インストールが途中でストップしてしまったかのように見える時もあるが、辛抱してインストールの終了を待つ。
「x-アプリ」を起動し、音楽ファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルが読み込まれ、「読み込みが終わりました」のメッセージが出る。
情報取得の方法には大きく2つある。
1つはアルバムとしての情報を取得するもの。 アルバムCDをパソコンに取り込んだ場合、ファイル保存の物理的位置は隣接している場合が多い。 1度に99ファイルまで読み込んで情報収集できるので、その範囲でできるだけ多くを読み込ませたほうが、どのアルバムなのかの特定が絞られる。 このモードでは、1回で確定できるのは1つのアルバムに含まれるものだけである。 確定後、確定されたものと、そうでないものとが分別されて表示されるので、確定しなかったものを再度、アルバムとして情報収集にかけることができる。前回で収集した情報が保持されていれば、2回目以降は高速で選別できるのだが、残念ながらそうした仕様にはなってなく、収集に要する時間短縮されない。
もう1つは個々の楽曲の情報を取得するもの。複数を選択して情報収集にかけることができる。 個々の楽曲について曲名およびアルバムの候補が出てくる。 [OK]で、そこでの情報をファイルのID3タグに書き込みしてくれる。
|
このままでは、いちいちエクスプローラの[タイトル][アーティスト]などの情報を見ていかない。エクスプローラでのファイル検索が使えない。
そこでファイル名変換ソフト「ファイル名変更君」を使い、[タイトル][アーディスト名]などが入ったファイル名に変換する。
|