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フォーマット後のファイル復旧 1

 

ここでの内容は個人的な感想であり、

効果・効能を示すものでありません。

ゴミ箱から削除、あるいはアプリケーションソフト上でファイルを削除した場合、リカバリーソフトで復旧できる場合がある。

 

復旧できる場合というのは、削除したファイルの物理的な場所を別なファイルで上書きされていないこと。

 

削除間なしで、そのハードディスクが起動ディスクでない場合だと、復旧できる率はかなり高い。

 

メディアはハードディスク以外に、USBメモリとかSDメモリカードなども対象にしているソフトが多い。

 

フォーマットしてしまった場合でも、限定的であるが、復旧できる場合がある。

 

リカバリーソフトはいくつも出ているが、ここではPandora Recoveryを使っての様子を書いてみる。

 

Pandora Recoveryを開くと、メニューのViewの中に

Search Files

Surface Scan

がある。

 

まずはSearch Filesを実行。これは復旧できそうなファイル・フォルダを高速でリストアップしてくれる。フォーマットしてない、削除直後などの場合には高速で見つけてくれるので、こちらを使えばよい。

 

Surface Scanはハードディスクの全面を物理的に検索して、ファイルを見つけ出す。

ただし、Pandora Recoveryの場合は、サポートしているファイル種類が限定されている。他のソフトも同様とは思うが。

 

対象ファイルは

.jpg .png .gif .bmp

.doc .xls .ppt .docx .xlsx .pptx

.zip

.mp3

である。

 

Surface Scanの場合、元のファイル名は復旧できない。

復旧後のファイルの中にファイルとかタイトルなどの情報が登録されていれば、エクスプローラなどで見ることができる場合があり、.jpg の場合、デジカメで作成した写真は撮影日の情報が記録されており、エクスプローラなどで見ることができる。

.zip の場合はファイルの中に圧縮時のファイル名あるいはフォルダ名が記録されており、ファイルの一部が欠損していなければ、解凍すれば完全復旧できる。

 

このPandora Recoveryであるが、欲を言えば、もっと対象ファイルの枠を広げてほしい。

 

日本ではZIPは特定のファイル名(日本語文字列)が使えず、必然的にLZHの方を優先して使ってしまう。LZHを対象に含めてほしいものである。