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去勢手術


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2012.06.X

 

オス猫「ク〜」は、拾った時の大きさから推定して、9月中下旬ごろに生まれたと思われ、一応、2011年9月14日生まれということにしている。

 

去勢手術についてネットでいろいろ調べると、生後9〜10ヶ月ぐらいが一番よさそうだったので、6月か7月にと考えていたが、先日、彼女らしき猫がベランダにやってきて仲良くしていたので、急いで動物病院に去勢手術の予約を入れた。で、結局、彼女はその日1回しか見なかったので、すぐに振られたものと思われる。

 

予約を入れたとき、6ヶ月以上なら手術できるが生後何ヶ月かと聞かれ、たぶん9ヶ月くらいと応えると、大丈夫ですとのこと。それと体重も聞かれ3kg以上でないと手術できないらしく、3.5kgは越えており、たぶん4kgくらいと応えると連れてきて下さいとのこと。

また、スプレー行動があるかどうか聞かれ、まだ無いと応えた。

 

午後からということで、朝の食事はさせないで下さいとの注意事項をいただいたが、他には特になく、持って行くものは何も無いとのこと。

去勢の料金は1万5千円で、もし他に病気が見つかったら別料金をいただくことになるかもしれないとのことだった。

 

手術前の絶食について調べてみると、

12〜18時間絶食し、水は当日の朝から絶つ

前日の夜から絶食し、その時から水も絶つ

前日の夜から絶食し、水は当日の朝から絶つ

前日の夜から絶食するが、水は飲んでよい

といったものが見つかった。

 

うちの場合は、「朝からの食事は摂らない」ということなので、夜中に少し間食したあと、食べものを全部片付けた。

 

水についてはどうなのかを聞き忘れていたので、朝になってから水を片付けたが、食べ物も水もなしというのはつらそうに見えたので、動物病院と連絡を取ってみると、水はやっても大丈夫ですとのこと。新鮮な水を与えると、少しの空腹しのぎになるのか、少し飲んだが、がぶのみということではなかった。

 

昼、猫キャリーバッグに入れて家を出発。キャリーバッグには以前から時々入れてみていたが、およそ自分から中に入るという感じなので、大丈夫だろうと思っていたが、車のエンジンの音が不快らしく。エンジンをかけるとすぐにバッグから逃げ出そうと暴れはじめた。暴れるは、ニャアニャア鳴くわで動物病院に到着。エンジンを切ると、すぐにおとなしくなった。

日ごろから掃除機の音がすると、すぐに部屋から飛び出していたが、エンジン音も駄目らしい。

 

注射をするときに暴れると困るのでと、病院が用意していた洗濯ネットに猫を入れる。

「ク〜」は日ごろから、袋状のものとか箱状のものがあると、自分から中に入って遊んでいたので、洗濯ネットを広げて頭を入れると、あとは自分から中に入り込んだ。

 

それから夕方5時から6時の間に迎えに来てくださいとのことで、預けてその場を去る。

 

外に出かけて遊ぶようになると、段々と部屋に用意している猫のトイレで用を足すことが少なくなり、ここ当分はまるで使ってなかったが、昨晩からは外に出られないようにしていたので、外で用を足すことができず、部屋の猫のトイレを使っていた。

 

手術のため動物病院に一時預けている間、猫のトイレを点検してみると、大きなウンチのかたまりが1つと、大きなオシッコのかたまりがひとつあった。

 

迎えに行くと、ステンレス製の収納室(檻)におとなしく入っていたが、私の顔を見ると、やや不信感を抱いているように見えた。

連れて帰るために猫用キャリーバッグに入れるため、恐る恐る檻に両手を入れ、体に触ってみると、嫌がられたり、引っかかれたりすることもなく、おとなしく抱かれたので助かった。

 

化膿止めの内服薬を3日分(3錠)もらい、その服用の仕方の説明を受ける。

連れて帰ってからの食事については、まだ胃が動いていないかもしれないので、朝まで食べさせなくて良いが、ほしがるようなら少量だけとのこと。何からの栄養注射をしてもらっているはずなので、手術後の一晩は食べなくても大丈夫ではあるはず。

水は飲ませてよいが、がぶのみは良くないので、控えめな量でとのこと。

もし傷口を舐めすぎるようだとよくないのでと、首にはめるものを貸してもらった。(これは後日、返す。)

 

去勢すると自分から恋愛行動をすることがなくなるが、外に出かけると、そこで他の猫から仕掛けられることがあり、ケンカでケガをすることもあるので、今後はなるべく家の中で飼うのがよいとの話。

 

傷口が完全に治るまでは外に出さないつもりでいるが、そのあと、ずっと家の中におとなしく居てくれるかどうか。

 

去勢手術後、外観的には、手術のために毛が剃られていると分かるだけで、他は見てもどこが変わっているのか分からなかった。

 

家に帰ると、のどが渇いていたのか、すぐに水を飲んだが、量は僅か。

そのあと猫のご機嫌取りにブラッシングしたり、掻いてやったりしていたが、こちらも眠くなったってきたので、仮眠すると、猫も仮眠。

起きると少し食べたがっているようだったので、大好物のジャンガリアン用のペレットを4〜5粒、与えてみた。その後1時間ほど経っても、吐く様子は無かったので、次は十数粒を与えた。

 

あちこち体を舐めることもしていたが、特に傷口だけを舐めるということはなかったので、首のワッカは着けないで済んだ。

 

翌朝、内服薬を与えるために、猫缶を出す。

内服薬は1錠の半分を砕いて、朝・夕に与える。

猫缶はこれまでったことはなく、ドライフードを中心に、刺身とか花かつおの味付けしていないのを、おこぼれ程度に少々与えていた程度。

 

猫缶の食いつきは凄まじく良く、ガツガツと食べ切り、そして皿をきれいに舐め切り、さらには中が空になった缶詰を引っ張り出してきて、きれいに舐め切った。

 

「ク〜」は魚の種類に好き嫌いがあり、かつおとか白身の魚は食べるが、まぐろなどは食べない。

小骨が入っているのは食べないし、油でいためたり、あげたりしたものも食べない。

調味料でいうと、砂糖などの甘いものも食べない。

 

猫缶は一番容量が少ないもので、1缶が1回分で、朝・夕の食事量としては少ない量なので、ドライフードも合わせて与える、というタイプのもの。

 

これまでは、ドライフードはエサ皿が空にならないように、常に与えていたが、食べ過ぎることはなく、標準的な体形を維持しているが、去勢手術後は太る傾向にあるとのことで、食事量はこちらが加減してやらないといけない。

 

◆その後

病院でもらった内服薬は猫缶に混ぜて、全て与えた。

 

去勢手術をして、およそ一ヶ月が経過した。

順調で、特に異常はみられない。

食事量は以前と変わらず、ペレット食を皿にいっぱい入れておいても、ほしいだけ少しずつ食べていて、量が増えたということは無い。

 

猫缶はよほどおいしいのだろう。5〜7日に1回くらいはと、買ってきて与えている。缶は一番量が少ないものにしている。缶ではなく、パックになっているものも出ていて、それも試してみたが、ゼリー状になったものを、それなりに食べている。量的には一番小さな缶よりは多いように思う。

猫缶ばかりを与えていると、歯みがきをしてやる必要があるとのことで、それはちょっとたいへんなので、数は少なめにしている。

 

冬毛のほとんどが抜け落ち、新しい毛が多くなってきたので、なでるとと気持ちよい。