しかし、放映するビデオプロジェクターなどの再生機器の関係でＴＶセーフゾーンにより画像の上下左右が欠けることが判明。

今さら、個々にカット編集しているのを、１つ１つＴＶセーフゾーンを確認しながら調整していくのは無理。

という場合には、

１．映像を［出力］でファイルにする。MPEG2での1920x1080あたりで出力すれば映像劣化が少ないが、MPEG4の超高解像・高解像での出力でも良い。画像を４：３で編集している場合にはMPEG4。

２．［編集］に戻り、トラックを１つ追加。

３．先ほど出力したファイルを、追加したトラックに入れる。

４．［修正］で、右下のアイコンの［TVセーフゾーン］で、TVセーフゾーンをオンにし、映像の下中央の白丸にマウスを合わせ上下矢印になったら、ドラッグしてTVセーフゾーンの下辺に動かす。上側も同じ。再生機器によりTVセーフゾーンの大きさが異なるが、ほとんどの機器はこれで画像の切れはほぼなくなる。

５．それ以外のトラックの映像・音声を全てオフにする。

オフにした映像・音声は［出力］［ディスク作成］時には無視され、レンダリングされることはないので、レンダリングにかかる時間は、新たに追加したトラックだけになる。