PowerDirector必須アイテム

PowerDirector8

PowerDirectorは動作が不安定なソフト。よくフリーズを起こす。これを敬遠して他のソフトに乗り換える人もいるとネットで見かける。

 

原因は分からないが、これまでフリーズした時の操作内容などから、いくつか要因を挙げてみる。

対象製品は PowerDirector8。

 

【マウスの調子が悪い】

いきなり他のデバイスの性にするのも何であるが、調子の悪いマウスを使っているとフリーズが起きる。どんなマウスかというと、実用以上に位置情報を拾って、パソコンのシステムに過多な位置情報を送り続けるもの。Windowsに付属のソフト「ペイント」でも、このマウスでフリーズすることがある。新品と交換すると解消。

 

【マザーボードとの相性が悪い】

古いマザーボードの中には、特にサウンド系で不具合を起こしやすいものがある。PowerDirectorに限らず、Windows Media Playerなどでフリーズとか、システムリセットが働いたことがあるような場合は、マザーボードとWindowsとの相性が考えられる。

 

【トラック上のビデオの端部を操作】

例えば5分間のビデオを2つに分割し、前側のを削除。その後、後半の方のスタート位置をもう少し前に持ってきたいとき、そのビデオの先頭端部をつかんでマウスを移動すると、スタート位置が早くなる。

先頭位置に限らず、末尾位置の場合など、マウスでビデオの長さを伸縮しているときに、フリーズが起きやすい。

 

【動画逆再生】

動画逆再生を設定しての再生時、あるいは出力時にフリーズすることがある。

 

【MTSファイルでの編集】

MTSファイル(1980x1080,1440x1080)をマスタートラックに置き、また複数のPiPトラックにも置いた場合、それらにパワーツールとか修正をかけない場合には問題ないが、何らかの手を加えた場合に、一度の処理が多くなり過ぎるのか、フリーズすることがある。

MTSファイルをMPEG-2 720pに変換したものを利用する場合には、サイズが小さくなっているためか、フリーズは起きていない。

32ビット環境(利用可能メモリが3GBちょっと)でのことなので、処理に要するメモリが不足気味になっての現象かもしれない。

 

 

対策

 

フリーズした時の唯一の対策は、タスクマネージャを開き、[プロセス]タブの中から PDR8.exe(PowerDirector8の場合)を選択、[プロセスの終了]ボタンを押す。これでPowerDirectorは終了し、メモリーから開放される。

但し、その時点までのプロジェクトの保存はできないから、最後に保存したプロジェクトから開きなおすことになる。

従って、いつフリーズしても良いように、こまめに保存して行くことになる。

 

 

PowerDirector必須アイテム、それはタスクマネージャー。