Panasonic TM-300 ゾンビ映像修正

 

「Panasonic TM-300 で室内で撮ると、顔がゾンビのようになる」

とのレビューを某所で読んだ。

 

言い得て妙で、確かに光量が少し乏しい場所での撮影では、全体が青味がかった感じになる。

マニュアルモードにしてホワイトバランスを調整してみるが、この機種には3段階程度の中での選択しかできない。

どれか一つは他よりずいぶん増しなので、それを選択した時には色が良く出ていると思ってしまうが、なにぶん小さなモニター画面を見てでの判断であり、撮った映像をパソコンに取り込みし再生すると青味がかっていて、顔はゾンビのように青ざめている。

 

以前使っていたDVビデオカメラはソニー製品であったが、マニュアルでのホワイトバランスは、ピンポイントを指定しての白色の調整であったので、色はそれなりに再現しており、ゾンビになることはなかった。

 

これは、映像編集にホワイトバランス調整が付いていれば、かなり改善できる。

 

PowerDirector8には、マスタートラックあるいはPiPトラックに置いた映像を、[補正/強調]の中の[ホワイトバランス][ホワイト キャリブレーション]を使えば、ピンポイントを指定しての白色調整ができ、ゾンビはかなり改善できる。

ただ、ピンポイントをうまく選んでやらないと、逆に赤味が強くなってくることもあるので、いろいろ場所を選んで試してみるのがよいかと思う。