Dummy Mixer Callback Window

PowerDirector8を使っているが、パソコンが古くて編集時の映像カクカクが顕著。

2005年頃のマザーボードとAGPビデオカードを使っているが、AGPはもう二世代前のもの。

それでも少しはカクカクが改善できないかと、AGPカードでの一番スペックが高そうなものを追加購入して取り付けてみた。

 

マザーボード:Asus P4SDX AGP(3.0) x8対応

 

交換前

ビデオカード:Aeolus FX5700-DV256 AGP

 

交換後

ビデオカード:HIS HD 4670 IceQ Native HDMI  1GB

 

結論から書くと、HD4670のディスプレイドライバがPowerDirectorと相性が悪く、使えなかった。

 

ゲーム系はやらないので、3Dは試していないが、2Dの、いわゆる動画ではFX5700と差はなかった。ネットで検索すると、やはり2Dでは描画性能が良くなるということはなさそう。

 

ということで、最終的に、元のFX5700に戻した。

 

PowerDirectorを開くと、起動の途中で

Dummy Mixer Callback Window

というエラーメッセージが出て、そこで終了してしまう。

 

エラーメッセージの中からマイクロソフトのHPに行くと、PowerDirectorが起動しようとするドライバがないか、ソフトがない、といった感じの説明があり、対処方法としてアプリケーションを再インストールしてみることと書いてある。

 

私も再インストール(再インストールの最初にアンインストールが実行される)してみたが、変化なし。

 

ネットで調べると、バックグラウンドでいろんなソフトが働いていて、PowerDirectorが十分な起動時間が取れないから、といった書き込みが見つかる。

いろんな状態でのエラーが考えられるから、この内容は間違いではないと思うが、私のケースでは違っていた。

 

何とかしようといろいろやったので、それらをここに書き出すことはできないが、私のケースでは、次の方法で見分けられることが分かった。

 

コントロールパネルを開き、システムを開き、ハードウェアを開く、デバイスマネージャーを開く。

そこにディスプレイアダプタの項目があり、インストールされているディスプレーアダプタのドライバーが表示されている。

それを選択して「無効」にする。そして「OK」。

再起動をうながされるので「OK」する。

 

再起動後に、ハードウェアが見つかった云々で、ドライバーの更新関係の画面が出てくるが「キャンセル」。

Windowsのシステムが内蔵しているVGA互換モードで画面は表示されている。

 

そこでPowerDirectorを開いてみる。最後まで開き切った場合には、ディスプレイドライバとの間で問題があったと分かる。