特に変ったことはない。
ノンはエサの交換後、しばらく回し車で走っているが、ダイとゲンは食べ終わり、口元の毛づくろいが終わったら、すぐに巣箱に戻っている。
巣箱の巣材は相変わらずティッシュを割いたものを入れている。残った3匹とも太って体重があるためか、主たる寝床であるEの部屋の片隅では、寝床になるところを体で押しつぶし、周りからティッシュを寄せ集めて、鳥の巣形の寝床を作っている。
Bの部屋も一時の寝床としているが、この部屋ではティッシュの中に潜り込んで内部を空洞にして、そこで眠るという穴倉形の寝床を作っている。
巣箱の掃除の時、巣箱をひっくり返して中を全て出し、トイレの砂を入れ、ティッシュを割いたものを入れている。
ジャンガリアンが地上部から地下型巣箱に戻った時の、最初の作業は寝床作りということになるが、鳥の巣形で数分、穴倉形では数十秒で作り終える。
亡くなったチビは体が小さかったためか、寝床は穴倉形だけであったが、十数秒で寝床を作るという、早業を持っていた。ティッシュの中にもぐりこみ、体をひっくり返して仰向けになり、手足をバタつかせながら、体を水平方向で回転させて、半周から1周回れば、穴倉形の寝床が完成である。