ジャンガリアン飼育記トップ

飼育記録2012.10.27〜


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2012.10.27 続き

気持ち悪いと思われる人もいるかもしれないが、実態を撮って残しておく。

様相はこんなであるが、一時の瀕死の状態からはずいぶんと元気になってきて、かつての半分くらいに元気になった。

 

 

 

 

 

 

2012.10.28

朝、地上部に置いたエサ皿を覗くと、白菜を完食していたが、殻を取ったヒマワリの種は残っていた。その他、砕いたペレットと、すって練ったペレットのペーストもそのまま。

のどの下の腫れ物がジャマになって、皿に入れた小さなものに口が届かないのかもしれない。

スプーンに乗せ、床から1cmほどの高さにして口元に持っていくと、食欲があれば食べているので、エサ皿・台を工夫すれば、自分で食べられるようになるかもしれない。

 

ミルワーム5匹の中身を完食。白菜を少々。

 

ぬるま湯で毛が抜けたところをきれいにし、パナログ軟膏を塗る。

左耳の横に残っていたかさぶたは取れ、地肌はきれいになっている。

お腹にできたかさぶた状の斑点も、だいぶ薄くなった。

 

巣材のティッシュを交換。その下にたくさんのフンがあった。大きさは通常の半分から3分の2くらい。

 

白菜を与えると完食。葉の黄色いものは食べない。緑色の葉を与える。

 

夜、ミルワーム5匹の中身を完食。白菜の緑の葉を少々。

元気はよい。

巣材の下に新しいフンを発見。オシッコもしている。

 

2012.10.29 動物病院で診てもらう

 

近くの動物病院に電話してみると、小型のハムスターも診ますとのことで、診てもらった。

ひと目、ガンか脂肪腫であるとのこと。

生後どのくらいですか? と聞かれ、昨年の7月30日生まれなので、1歳と3ヶ月と答えると、体が少し小さいようですが、生まれつきですかとのことで、そうですと。兄弟姉妹の中で、少し小さかったのでチビと名づけている。

手術をするのは難しいので、食欲があるようなら、このままがよいのではとのこと。

 

ネットで脂肪腫を調べてみると、よく似た写真があった。また、チビの腫れ物をよく見ると、脂肪らしき黄色のかたまりのようにも見え、赤っぽかったり、黒っぽかったりということはないので、脂肪腫である可能性は充分あるように思う。

 

原因としては、脂分の多いものを与えすぎとのこと。確かに全員に、ミルワームを日に1匹ずつ与えてきた。母親は夜中に回し車で走って、よく運動しているので、太ってはいないが、チビを除く子ども達は太り気味。

 

チビは毛づくろいできるまでに回復してきて、ボサボサだった毛も、ほぼ普通になってきた。

毛が抜けた皮膚も、キレイな肌になってきている。

 

腫れ物の方は、そのまま様子を見ることにし、パナログ軟膏をもうしばらく続けていこうと思う。

 

ぬるま湯で毛抜けが起きている場所をきれいにする。毛抜けの場所が広がっており、右頬から右側頭部にかけても毛が薄くなっていた。パナログ軟膏を塗る。

 

体重測定をすると30gだった。ジャンガリアンの平均から言っても軽い。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。

 

2012.10.30

ミルワーム4匹の中身を完食。キャベツ少々。

その後、地上部のエサ皿においたキャベツも切手2枚相当を食べていた。

 

ぬるま湯で赤裸のところをきれいにし、パナログ軟膏を塗る。

左耳の周りの皮膚はすっかりきれいになっている。お腹の斑点も薄くなっている。のどの下の腫れ物にできていた黒いしみは、やはりかさぶたではなかったのかと思う、ほとんどなくなっていた。

 

脂肪腫と思われるできものは、すぐにはどうにもならないが、毛が抜け、赤裸になっていたところの皮膚はずべてきれいになり、膿らしき粘液も、かさぶたも見られなくなった。

パナログ軟膏は今日で終わりにし、しばらくは塗らないで様子を見ようかと思う。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。キャベツを少々。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。白菜(緑色の葉のところ)はフサフサして持ちやすいのか、自分で手で抱えて食べることができる。キャベツは平べったいので、なかなか思うようには持てない。

 

試しに生のミルワームを与えてみたら、食べたそうに食いついてはくるが、手で抱えることができず、すぐに逃げられてしまう。何度かつかまえていたが、手で抱えられないことがわかり、食べるのをあきらめた。

 

ひまわりの種の殻を取ったものを、2粒食べた。

 

エサ皿の掃除などを地上部でごそごそやっていると、地下型巣箱から出てきて、ミルワームをねだる様子がみられるようになった。

 

お腹などの毛抜けは、晩夏あたりから、昨年も今年も、大なり小なり、どのジャンガリアンにも起きており、昨年は遅くとも12月中旬には毛が生えそろい、また白っぽい冬毛に包まれている。

チビの毛抜けも、皮膚炎は消えたようなので、おそらく大丈夫だろう。

 

腫れ物が脂肪腫だとすると、脂肪が徐々に分解して小さくなる可能性もまだある。

手足は正常なので、腫れ物さえ小さくなれば、他のジャンガリアンと同じ食べ物が食べられるようになると思うのだが・・・。

 

ともかく今は、食べられるものは何でも食べてもらって、元気を取り戻してもらいたい。

 

2012.10.31

ミルワーム4匹の中身を完食。白菜(緑の部分)を少々。地上部のエサ皿においた白菜・キャベツはほぼ食べていた。

 

5匹の巣箱・地上部を掃除。

チビを除く4匹の日々の食事量・水を飲む量が減ってきた。従ってウンチやオシッコノ量も少なくなっている。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。白菜(緑の部分)を少々。巣箱のエサの部屋にはつついたあとがあり、幾らかを寝床の部屋に移動して、溜め込んでいた。

ウンチは、まだ半分から3分の2ほどの大きさだが、それなりの数をしている。

 

砕いたペレットは、どの程度食べているのかわからない。

 

2012.11.01

ミルワーム4匹の中身を完食。

殻を取ったヒマワリの種を5粒、スプーンで与えると、次々と口の中に入れていった。

白菜(緑)を少々。

その後、地上部に置いた白菜(緑)を食べていた。砕いたペレットも幾らか食べている模様。

 

ミルワーム5匹の中身を出すが、ほんの少し残す。1回に4匹分がちょうど良いらしい。

白菜(緑)を手でやると、がりがり食べた。かなり元気になってきた。

体重測定すると、3日前の30gが、32gに増えていた。

 

毛が抜けた部分を痒がったり、痛がったりするようすは見られない。皮膚炎の方はすっかり治ったのではと思われる。

 

2012.11.02

ミルワーム4匹の中身を完食。白菜。

地上部においた白菜(緑)、キャベツはほとんど食べ、練ったペレットも少々食べていた。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。白菜。

地上部に置いたキャベツ、砕いたペレットを幾らか食べている。

 

ミルワームの頭を取ったものを1匹。ミルワーム4匹の中身を完食。

殻を取ったヒマワリの種を7粒、頬袋に入れる。

 

病気になる前と同じくらいに元気になってきた。お腹の毛が抜けたところに産毛のようなものが生え始めている。左耳の周りの赤裸になったところも、周囲から毛が生え始めている。

のどの下には相変わらずこぶ状の腫れ物ができているが、痛がっている様子はない。

 

巣箱のA室に置いた、「ジャンガリアンの主食ミックス」は減ってきており、「えん麦」も減ってきている。

 

今朝から、母親の元気がない。

ミルワーム、ミルワームのサナギを口にしない。

お腹を見てみたが、異常はなく、毛抜けも起きていない。

体重を測ると、33g。母親は今年6月末に55gもあったが、その後徐々にやせて、普通の体形に戻っていた。年齢は推定、1年7ヶ月。

 

2012.11.03

朝、母親の具合をみようと地下型巣箱を覗いてみると、廊下に冷たく横たわっていた。

呼吸・心拍はなし。

体を詳しくみていくと、お腹がぺしゃんと痩せていた。他には異常はなく、歯も正常。

20分ほど手の平で温めてみたが、周りが温まっても、体の芯からの冷えが伝わってくる。

最後の写真を撮り、父親のなきがらを埋めた所に埋葬した。

 

 

元気がなくなったのは、昨日からで、それ以前は元気にしていた。しかし、異変の兆候はあった。前回・前々回の掃除の時、母親のフンが茶色っぽく、通常の真っ黒のフンとは違っていた。

ミルワームやキャベツを食べているのは見ていたし、他の食材も地下型巣箱の部屋に貯蓄することもしていたので、ほとんど食べていなかったことに気が付かなかった。

 

チビの具合が良くなって行くのと入れ替わりに、悪くなって行ったということになる。

チビはのどの下の腫れ物を除けば回復したと、私の中ではひとまずの安全宣言を出した矢先のこと。

もしかしたら、チビに自分の残りの寿命を残していったのかもしれない。

 

週に2回の掃除をする。

まず母親の巣箱をきれいにし片付ける。地下型巣箱の寝室にたくさんの貯蔵があり、殻をむいたヒマワリの種もたくさんあった。

このヒマワリの種を5粒ほどスプーンに乗せてチビの口元に持っていくと食べたので、残りをチビの巣箱に入れた。

昨夜エサ皿に入れた食材にも手をつけていなかったので、これはチビを除く3匹の子ども達に分けた。

 

チビに、頭を取ったミルワームを与えるとしばらく食べていたが、半分残した。ミルワーム4匹の中身を出すと完食。

チビの体重を測ると、33gだった。一昨日から1g増えた。奇しくも亡くなった母親と同じ体重。

 

2012.11.04

チビに、頭を取ったミルワームを与えるとしばらく食べていたが、半分残した。ミルワーム4匹の中身を出すと完食。白菜(緑)を少々。

 

地上部のエサ皿をつついているとチビが出てきた。殻をとったヒマワリの種を与えてみたが食べず。ミルワーム4匹の中身を完食。エサ皿に置いたペレットを練ったものを少しかじっていた。

地下型巣箱に入れたジャンガリアンの主食ミックス+えん麦は、幾らかなりと食べているらしい。

体重を測ると33g。一日でそう変化するものではないが・・。

 

チビに、頭を取ったミルワームを与えるとしばらく食べていたが、半分残した。ミルワーム4匹の中身を出すと完食。

他の3匹のエサを交換。ミルワーム1匹ずつ。キャベツを置く。

体重測定

だい・・・59g

げん・・・54g

のん・・・64g

太り気味。お腹の毛抜けも回復。やや毛が白っぽくなってきた。

 

2012.11.05

殻を取ったヒマワリの種、2粒。ミルワーム4匹の中身を完食。Bの食料庫に行き、食べ物を探っていた。Eの寝室の床には多数のマイロとえん麦を貯蔵していた。

 

下図のAの予備室に入れておいた巣材のティッシュをDの部屋に移動していた。多少、仮眠した様子あり。

 

 

ミルワーム4匹の中身を完食。

 

ミルワーム4匹の中身を完食。

 

少しやせたように感じたので体重測定をしてみると、31g。計量器に誤差もあるが、1〜2gは痩せている。

寝床で、盛んにお腹の辺りを掻いているので、手にとって見ると、以前より産毛は多くなったように思うが、ただれてはいないが皮膚が少し荒れてきたように思えた。

パナログ軟膏を塗って、様子をみることにした。

 

2012.11.06

ミルワーム4匹の中身を完食。ほかは食べない。

まだ盛んにお腹をかいているので、ぬるま湯で毛抜けのところをキレイにし、パナログ軟膏を塗る。

 

お腹を痒がるのは収まっているように見える。

 

ミルワームだけでは栄養が取れないので、ペレットを砕いた粉にハチミツを入れたものを作って与えてみたが、少し食べただけ。ハチミツが濃すぎたのかもしれない。

ミルワーム4匹の中身に、ペレットの粉をまぶしたものを与えてみたが、少し食べただけ。

 

ネットで調べてみると、「a/d缶」 という犬猫用の療養食の缶詰があり、それをジャンガリアン(らしき)に与えたという記事。食欲がない時にもこれだけは自分からがっついてくれたとのこと。与え方も詳しく書いてくれているのでありがたい。個体差があるので、チビの場合はどうか分からないが、食べてくれたらと早速ネット注文。シリンジ5mlも合わせて注文。

 

ミルワーム4匹の中身に、ペレットの粉末を練ったのを少し添えてみると、完食。

ペレット練り餌にミルワームの中身を混ぜたものは食べないが、練り餌の上にミルワームの中身をかけ、ちょっと混ぜたくらいのものなら、食いがある。

 

2012.11.07

お腹を痒がるのは収まっているように見える。

ぬるま湯で毛抜けのところをきれいにし、パナログ軟膏を塗る。

のどの下の腫れ物が大きくなっている。11月4日頃に向かっては、段々小さくなっていたが。

痒くてかいたのか、赤く腫れているところが少しあった。

体重を計ると29gに。

 

スプーンの上に、ペレット粉末の練り餌を1ccくらいを入れ、その上からミルワーム4匹の中身をかけ、軽く混ぜたものを出すと完食。もう少しほしがったので、同じものを作って出した。

 

週2回の掃除を実施。

子ども達の手足の爪の具合を虫眼鏡で観察。伸びすぎた様子はない。

チビを除き、おなかやのどに異常は見られない。

 

このところ3匹の子ども達の食事の量が減っているので、高齢に入ったのかと、ペレットを水でふやかした物を追加。子ども達は昨年7月30日生まれ。年齢1年3ヶ月。

 

夜、a/d缶発送のメールが届く。

 

練ったペレット1ccほどに、ミルワーム4匹の中身をかけたものを出す。ミルワーム部分は完食で、練ったペレットは半分ほど残した。

 

11月4日頃と比べて、ミルワームの中身を食べるのに時間がかかっている。腫れが大きくなり、口を大きく開けられなくなってきているのかもしれない。

 

地上部のエサ皿においたキャベツ、練ったペレットをつついた様子はない。掃除の時に、「だい」の寝室の床下にあった殻を取ったヒマワリの種を、チビの食料庫に入れておいたが、それもつついた様子はない。

 

水を飲む時は、頭を横に傾け、給水器のノズルに口をつけて飲んでいる。

シリンジに流動食を入れ、横からだと食べられるかもしれないが、シリンジを下から差し出せるようにできないか、要検討。

チビはお腹を上にするのを極端に嫌がるので、上方からのシリンジでの給餌は困難。

 

2012.11.08

ペレットを粉末にしたものに、一滴のはちみつを加え、お湯で柔らかめに練ったものを、スプーンの上に1ccほど入れ、そこにミルワーム4匹の中身をかけ、ピンセットでかるく混ぜたものを出した。

ペレット部分を少し残したが、ほぼ完食。

 

食べ終えるのに時間がかかるようになってきたので、やはり口があまり開かなくなったのではと思う。口でパクツクという様子は見られなくなり、少し開いた口から舌を出して、ペロペロなめているという感じかと思う。

 

少量ずつしか食べられないので、食事の回数を増やし、栄養をこまめに取るしかない。

 

お腹の痒みが悪化した様子はなく、落ち着いている。

 

ティッシュをぬるま湯でぬらして、毛が抜けたところをきれいにする。そのあと乾いたティッシュで水分をよく吸っておく。

パナログ軟膏をお腹に垂らし、指で広げる。余分な軟膏を乾いたティッシュを軽く当てて吸っておく。

 

体重測定は29gで、昨日と同じ。さらに減ってなかったので、ひとまず安心。

 

練ったペレット1ccほどにミルワーム4匹の中身をかけ、かるく混ぜたものを出す。完食。朝の半分くらいの時間で食べ終えたが、まだまだ時間がかかっている。

 

巣箱の2〜3の部屋に、殻なしヒマワリの種・マイロ・えん麦が幾らか散乱していた。少し活動が戻ってきている。

 

a/d缶」が届いたので、さっそく1ccほどをやってみたが、少し食べただけで止めてしまった。

 

ホームセンターに行ってペットミルクを探してみたが、小鳥などにも使える小動物タイプのものは置いてなく、仔犬用か仔猫用だけ。練ったペレットに少し混ぜて使うだけであり、試しにとビフィズス菌入りの子犬用 のペットミルクを購入。

それを「a/d缶」に少し混ぜ、軽く水で薄めたのを出してみたが、少しなめただけで終了。

 

「a/d缶」にミルワーム2匹の中身をかけると、ほぼ完食。

 

ミルワームはどんな味をするのかと、舌先でなめてみると、ヒマワリの種をクリームにしたような感じ。「a/d缶」の方も私からみれば似たり寄ったりなのだが。

 

「a/d缶」だけ、「a/d缶」に仔犬用のペットミルクを混ぜたものは食べない。

「a/d缶」にミルワームの中身をかけたものは食べる。

ミルワームがかかっているのをスプーンで近づけると、自分から寄って来て食べ始めるので、匂いでミルワームと判断しているのだと思う。

 

ミルワームの量を減らし、ペットミルクに切り替えていくのが今後の課題。

 

2012.11.09

スプーンの上に「a/d缶」1ccほどを入れ、ミルワーム3匹の中身をかけたものを出す。ほぼ完食。

 

スプーンの上に「a/d缶」1ccほどを入れ、ミルワーム3匹の中身をかけたものを出す。ほぼ完食。

体重測定、28g。またちょっと痩せた。でも動きは悪くない。

 

ティッシュにぬるま湯を含ませ、毛抜けのところをきれいにし、ティッシュで水分を吸収し、パナログ軟膏を塗る。塗るときはお腹に軟膏を出し、指先で塗り広げている。軟膏塗り始めの最初の頃のような皮膚の炎症はなく、触れて痛がることもないので、指でエイヤと塗っている。その方が素早く、丁寧に塗れる。塗ったあと、ティッシュで余分な軟膏を吸い取る。

 

スプーンの上に「a/d缶」1ccほどを入れ、ペットミルクをごく少量、そしてミルワーム2匹の中身を混ぜてみたが、食べない。

ミルワーム1匹の中身をかけると、それをきっかけに食べ始めたが、3分の2ほどで終了。

さらにミルワーム1匹の中身をかけると、少し食べたが終了。

 

食べる様子を見ると、やはりペロペロとなめていて、ガツガツ食べる様子は全く見られない。以前より口が開かなくなってきてるのは間違いない。

 

あまり開かなくなっている口から流動食を取れるように、先が細い「フードポンプ 10cc」を注文。合わせて小動物用のペットミルクも注文。届くのは来週か。

 

スプーンの上に「a/d缶」1ccほどを入れ、ミルワーム3匹の中身をかけたものを出すが、あまり食べない。前回から時間があまり経っていないからか。

 

2012.11.10

スプーンの上に「a/d缶」1ccほどを入れ、ミルワーム3匹の中身をかけたものを出す。 半分食べる。

抱き上げて、口とのどを見る。腫れはさらに大きくなっており、あごを動かせなくなっているのか、下の歯が少し出た状態で少し口が開いている。元気な時は、口を真一文字に閉じていた。腫れ物でのどの皮がつっぱり、口を完全に閉められなくなっているのかもしれない。

 

ミルワームなど脂肪分の多いものは完全にやめ、たんぱく質中心の流動食に切り替えなければいけない。

注文したフードポンプは先端が細いので、現状だと口に差し込むことはできそうなので、早く届いてほしい。それまでの間、どうやって給餌するか、何か考えないといけない。

 

昨日と同じで、ぬるま湯で毛抜けのところをきれいにし、パナログ軟膏を塗る。前日に比べてからだが弱った様子はみられない。

 

容量が10ccほどの下のようなペット容器が家にあったので、ノズル先端を切って外直径4mmくらいに調整。切り口のバリをカッターナイフで丁寧に取り除き、自分の唇に当ててバリが残っていないか確認。

 

1回の給餌量をどう調整するかいろいろ試してみると、容器の底を軽く押すと0.3ccくらい出てくることが分かった。何度か押して試してみたが、出てくる量は一定。

ラップして冷凍していた「a/d缶」をやや熱めのぬるま湯で湯煎解凍。先に買っていた先端にノズルがないシリンジで吸い上げ、それをペット容器に入れる。

 

チビを抱き上げ、口が正面になるくらいに起こして、水平方向からペット容器の先端を軽く口にあてると、口を開いたので、さっとポンピングしての強制給餌。口の中にちょうど良い量だった。のどがつまってはいけないので、抱いていたのをすぐに下ろすと、その場でむしゃむしゃと。

嫌がって吐き出し、逃げ回るかと心配したが大丈夫だった。口の中を食べ終わると、まだほしがっていたので、もう一度、強制給餌。

強制給餌は今回が初めてだったので、様子をみるため、2回で終わりにした。

 

量的には、1回のポンピングで、「ジャンガリアンの主食PRO」の1粒を粉末にし、水で練ったくらいの量ではないかと思う。

 

「a/d缶」はぬるま湯で薄めないとシリンジで吸引できないかと思っていたが、やってみると、そのままで吸引できた。シリンジでの給餌に適した状態に仕上がってるようだ。

 

4時間後、地下型巣箱を点検。新しいオシッコのあとがあったが、下痢とか吐いた様子はない。

ぬるま湯で湯煎した「a/d缶」をシリンジで吸引し、それをペット容器に入れ、前回と同様に給餌。

3回で0.6〜0.8ccくらい。

 

4時間後、地下型巣箱を点検。新しいオシッコのあとがあったが、下痢とか吐いた様子はない。

ぬるま湯で湯煎した「a/d缶」をシリンジで吸引し、それをペット容器に入れ、前回と同様に給餌。

3回で1.0ccくらい食べた。

 

「a/d缶」そのものは嫌がってはいないようだが、体を仰向けにされるのが嫌なので、給餌にいたるまで、すこし暴れる。

 

本日は、「a/d缶」にミルワームの中身をかけたものを0.5ccくらい。強制給餌で2ccちょっと。

合計で3cc弱といったところ。

 

【ジャンガリアンの強制給餌の1回の量と回数】

ネットで検索すると、1回に1cc入りのシリンジを1本、日に4回、保定して与えたとのこと。その1本は一気にではなく2〜3回に分けて与えたとのこと。

調べるのがあとになったが、良い線を行っているようだ。

「保定」とは、しっかり抱きかかえて動かないようにすること、とのこと。

 

今日使ったペット容器は容量が大きいので、1回に1cc与えるとしても、余分に2〜3cc入れておく必要があり、無駄がたくさん出る。しかし使い勝手は意外とよく、口の中をねらって、思う量を流し込むことができる。ペット容器の底を押すと、直径2mmくらいのがにょろにょろと出てくる。1回ごとに容器を逆さにし、ノズルを指で押さえて容器を振り、中身をノズル側に集める作業が必要だが、慣れればたやすい。

 

◆◆

残っている4匹の子ども達の年齢は今、1年と3ヶ月半。来年の正月には老年域に入ってくる。

ネットで調べると、2歳、3歳と生きた例がたくさん見つかるが、うちの子ども達はどのくらい生きるだろうか。

 

2011.11.11

チビは地上部のトイレセットの中に入り、うずくまっていた。

地上部のトイレセットは、トイレ、砂浴び、避暑・避寒兼用の場所であり、涼しくなってくるとティッシュの巣材を持ち込み、地下で寝たり、どのジャンガリアンも一時的にトイレセットの中で過ごすことがあるから、上のトイレセットで眠っていることは珍しいことではない。

しかしチビは、触るとちょっと動くが、すぐにじっとしてしまう。

呼吸はしているが、かなり弱っていて、体が少し冷えかかっており、もう長くはないと分かった。

少しでも体の冷えを和らげようと、パネルヒーターをそれまでの側面暖房から床暖房に切り替えた。

周囲が20℃なので、元気なジャンガリアンであれば側面暖房で充分であるが、床暖房に切り替え、もう少し温まり具合を高めた。

 

午後3時、チビの死亡を確認。

 

 

パネルヒータでの暖房のためか、毛に軽く触るとほんのり温かみを感じるが、お腹などを触ると、体の芯からの冷えを感じる。

肛門に半分でかかったウンチが固まっていた。トイレセットの巣材をはぐってみると、小さなウンチが十数個あり、昨日食べた「a/d缶」は消化していたのかと思われる。

体重を測ると27gで、もし昨日食べた「a/d缶」を全く消化していないのであれば、 3gほど「a/d缶」を食べているので、逆算すれば昨日「a/d缶」を食べる前の体重は24gにまで落ち込んでいたことになる。

しかし昨日の様子は、一昨日の28gの時と違いがなかったので、やはり「a/d缶」のほとんどは消化・排出していたのかと思われる。

 

しばらくお腹などの冷え切ったところを手で温めてみたが、変化なし。呼吸・脈もなく、死亡を確認。

 

脂肪腫とみられるできものは、かなり大きくなっていた。

 

記録をさかのぼって、チビの具合が悪かったと分かるのが9月11日のことなので、それから丸2ヶ月間以上、チビは病気と闘ってきたことになる。

 

思い起こせば、他の兄弟姉妹より体一つ小さく生まれ、無事育つのかと心配したことがあった。

 

他の兄弟姉妹が乳を飲まなくなっても、まだチビだけが飲んでいた。

 

 

大人になっても兄弟達よりひと回り小さいが、元気は一番あったように思う。

 

その後、父母が眠る場所に、チビも埋葬した。

 

2011.11.12

残り3匹のパネルヒーターも、側面暖房から床暖房に配置換え。

数時間後に温度を測ると、まだ周囲の温度が20℃を切るくらいであり、パネルヒーター直上の巣箱が27〜30℃と高かったので、配置を変えた。

 

百円ショップでカーペットなどの下に敷いて断熱効果を高める、アルミ蒸着の断熱シートを購入。カラーボックスの奥行きに合わせて細長く切ったのを2枚、向かい合わせに。長手の一方でパネルヒータを包み、それがカラーボックスの側面にくるようにして、その反対側を地下型巣箱の底に敷く。

地下型巣箱自体は厚み1cmの発泡スチロールの板で作った浅箱に入れている。

周囲の温度17〜19℃の時、巣箱の温度は、パネルヒータに近い側が23〜25℃、反対側が20〜21℃くらいなので、概ね良好と思える。

 

2011.11.14

週2回の掃除。地下型巣箱をひっくり返して中のものを出し、新たにトイレの砂とかティッシュを割いたものを入れる。

残った3匹の内、2匹が少し食料を貯めていたが、量は多くはなく、1匹は全く貯蔵していなかった。

ウンチ、オシッコに異常はない。

 

体重測定

ダイ 57g

ゲン 53g

ノン 63g

みな少し太りすぎであるが、前回の11月4日とはそう差はなく、安定している。