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ねずみアパート冷房のまとめ


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2012.10.26

結論として、ねずみアパートをペルチェ素子利用の保冷ボックスを使っての冷房は駄目である。

ペルチェ素子は消費電力の20%しか冷房に効果がなく、逆に残り80%は発熱に使われる。

 

6匹を1頭飼いしているねずみアパート、カラーボックス2つを、夏場の35〜36℃時でも有効に冷房するには36Whの冷房能力が必要。安全サイドを見れば60〜70Whくらいがほしい。

効率・発熱を考えれば、直冷式(ガス圧縮式)の冷蔵庫・冷風機を利用しての冷房が相当である。

 

冷房機は、ねずみアパートと一体化せず、別置きにして送風ダクトで循環するようにし、騒音や振動を少なくする。

 

アパートの断熱材は40〜50mmのウレタン板が望ましい。20〜25mmの板を2重にしてもよい。板の合わせ目から空気が漏れないように、ホルムアルデヒドなどを使っていない接着剤で接着する。乾くまでに時間がかかるので、ツーバイフォー用の木ネジで仮止めしながら作業すると、早く組み立てられる。

 

アパート前面には、チャックが付いている簡易温室用のビニールハウスを利用すると、前面のビニールシートの開け閉めが簡単なので、日々の飼育作業が楽になる。

 

前面ビニールシートだけでは、断熱が不十分なので、その奥、カラーボックスの前面に、取り外しできる透明のプラスチックプレートを立てると良い。これはアパート内の送風循環路も兼用する。

 

循環送風量はかなり小さくてよい。12cm角のUSBファンを利用する場合には、かなり風量を絞ってやる。