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爪とぎ


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2011.10.08

ジャンガリアンもネズミなので歯が伸び続けるから、歯の伸び続け防止に、主食にはペレットが良いという話は、ネットでよく見かける。

 

自分の爪を切っていた時にふと、じゃあ、ジャンガリアンの爪はどうなのかと調べてみると、やはり伸び続けるとのこと。野性下では穴を掘る動作の中で爪が磨耗するので、伸びが防止できるらしい。

そういえば、砂浴びの時に、盛んに床を掘る動作をしていることがあるが、もしかしたら、穴を掘る習性だけでなく、爪とぎの習性も含まれているのかもしれない。猫の爪とぎはよく知られた話。

 

爪が伸びた場合には、眉毛などを切る小型のハサミで切るらしいが、ジャンガリアンはじっとしてなく、また対象がとても小さいから、なかなか難しいらしい。 爪の根元には血管が走っているので、切り過ぎには特に注意が必要。いまや老眼の身にはまず無理な話。ハムスターをあつかっているような動物病院だと 千円前後くらいで爪を切ってくれるらしいが、6匹も居るので、それもたいへん。

 

ということで、ジャンガリアンの爪とぎをする方法を探してみた。ネットでよく見つかるのは、ブタの瀬戸物風の爪とぎ器で、砂浴びと爪とぎの両方を兼ねている。これ、いいなと思ったが、今はA4サイズのケージに入れているので、これ以上、物を入れるのは無理。

 

ちなみに、鉢などの素焼きのものを入れておいてもよいとのこと。素焼きのものとしては、金魚のハウスなどで適当なものを見つけることができる。

 

物を置くのは無理。で、ほかにいろいろ調べていくと、Q&Aの中で、回し車に紙ヤスリを両面テープで貼る方法を書き込んでいたのが見つかった。

 

これだ!

 

目の細かい紙ヤスリの上を走っているうちに、段々と伸びた爪が磨耗していく。爪が削れ過ぎるとか、手足が擦り切れるといったことは起きていないようで、副産物として、お腹の毛玉防止になるとのこと。

 

 

使用している回し車は「静かだ輪」で、円筒形ではなく、円錐形をしている。内周には横縞のすべり防止の突起が付いているが、外周はツルツル。やや厚手のマット紙を外周に巻いて、型をマジックで書き、型紙をハサミで切り出す。それを内周にはわせて、幅を決め、再度裁断。

 

紙ヤスリは2000番を使った。はがれたり、浮いてきたらジャンガリアンがかじるかもしれないので、両面テープはなるたけ全面に貼った。

 

しばらく使ってみての感想を後日に。

 

その後。紙ヤスリは何ら気にせず、使っていた。爪とぎの効果は、まだまだこれから。

 

2011.11.14

回し車に紙ヤスリを貼っての、ジャンガリアンの足の具合について。

6匹とも、夜中になれば地上部に出てきて回し車で走り込みをしているが、爪が削れ過ぎるとか、手足が擦り切れるといったことは起きていない。

かといってどの程度効果があるのかも不明であるが、爪が伸びすぎて丸まっているということは起きておらず、普通の爪の状態。

 

2011.12.05

その後も爪とか活動に特別な異常は見られず、巻き爪は出てなく、相変わらず回し車で走りこみをしている。

 

2012.11.14

2011.12.05のその後も、時々(数ヶ月に1回くらい?)手足の爪の具合を見てて、今日も確認したが、長く伸びすぎているとかの様子は見られない。

あるいは、回し車に貼った紙やすりで、手足の皮が腫れたとかの様子も、これまでみられない。