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飼育記録2011.10.02〜


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2011.10.02

先月末の9月30日で4匹残った子ども達もそれぞれ1匹ずつのケージに分け終えた。

廊下は日中でも22〜25℃、夜中〜早朝には20℃を切る日も出始めた。

地下型巣箱には割いたティッシュを多めにいれ、また湿っているようだと早目に交換するようにしているので、15℃くらいまでは自分の体温で暖まることができるのではと思う。

 

2011,10.03

早朝、廊下が20℃を切り、19℃に。15℃に下がればシートヒーターを敷こうと思っているが、まだ購入していない。

 

15〜20℃の間の場合には、換気に気をつけて毛布などでおおってやると良いらしい。そうすれば、自分の体温で暖まることができる。

 

地下型巣箱なので、巣箱の廻りを発砲スチロールで囲ってやろうと、百円ショップで12mmの板材を購入。まだ組み立ててはいないが、切り出しは終えた。組み立ては明日に。

 

今夜は、切り出した床部分の板を、地下型巣箱の下に敷いてみた。効果のほどは分からないが、カラーボックスの棚も、それなりに冷えるので、棚と巣箱の間に発砲スチロールを挟むだけでも、巣箱内の床面から下に逃げる熱はそれなりに抑えられるのではと思う。

 

また、より熱の逃げを抑えるのに、百円ショップで売っている断熱シート(片面がアルミシートで、反対面がウレタンのシート)を、巣箱と発砲スチロールの間に挟めば、より効果があるのではと思う。

 

2011.10.05

6匹のケージをカラーボックスに移動。

 

母親の市販の地上部と、自作の化粧ボックスを使った地上部も、プラスチックプレートでA4ケージの地上部を作り、6匹分を3段のカラーボックス2つに収めた。

地下型巣箱の部分は12mm発砲スチロール(ダイソー)で作った箱に入れている。 カラーボックスの下には発泡スチロールブロック(ダイソー)を置いて、床から浮かした。寒くなって来ると床が相当に冷えるので、冷気が直接カラーボックスに伝わらないようにするためと、将来この空間に何らかの熱源を置き、カラーボックス全体をビニールで囲えば、暖房になるかという思案から。

 

 

 

カラーボックスに収めない時には、天井の透明PPプレートを外して、エサ・水・砂浴びセットのトイレの砂の交換をしていたが、カラーボックスに収めた時は、前面の透明PPプレートを外してする。前面のロック用の針金を外すという、ひと手間余分にかかるが。

 

 

外気は15℃まで下がるようになってきた。廊下は明け方に18〜19℃になることも。

廊下が15℃を下回るようになったら、カラーボックスをビニールでおおい、発砲ウレタンのブロックで浮かしてあるので、その隙間に座布団ヒーターを入れて、具合をみようかと思う。

 

2011.10.07

午前1時。廊下は20℃に。3匹が地上部に出て回し車を回していた。しばらく様子をみていると、もう2匹も出てきて、5匹が回し車を。

 

残る1匹の様子が気になり、巣箱を覗くと、まだ半分寝た状態の父親。

緑色の部屋が食料貯蔵庫になっていて、灰色がオシッコの場所。Eの部屋の赤色にティッシュの巣があるが、今夜はBの部屋のティッシュの巣に寝ていた。

 

 

2011.10.08 回し車で爪とぎ

爪の伸びすぎ防止として、回し車に紙ヤスリ2000番を両面テープで貼ってみた。

 

 

夜中に覗いてみると、回し車の紙ヤスリは気にせずに走っていた。効果のほどはまだ当分先にならないとわからないが。

ただ、ネットで調べていると、爪とぎ器などでの爪とぎは手の爪の場合であって、足にはあまり効果がないとの記事も見かけた。

 

2011.10.10

巣箱の掃除で貯蔵食料だけを巣箱から取り出してきれいにし、それを写真に撮った。

中にあったのは、ヒマワリの種で殻をとったものが大多数で、そのほかに松の実?と、殻付きのヒアワリの種の2種類。やや涼しくなってからの貯蔵なので、カビは生えていない。

 

 

うちの6匹は、ミックスフードで育ってきたようで、ペレットだけにすれば何とか少々食べるが、おやつがてらにとミックスフードを混ぜると、ペレットには口をつけなくなる。ペレットは「マルカンのリス・ハムの主食」を使っている。他のペレットも使ってみたいと思うが、地元近辺のホームセンターには、どういうわけか、どこへ行ってもジャンガリアンが食べられる主食としては、マルカン「リス・ハムの主食ミックスフード」と「リス・ハムの主食(ペレット)」の2種類しか置いていない。

 

思うに、マルカンの「リス・ハムの主食(ペレット)」は、ハムといってもゴールデンハムスター用のものであって、ジャンガリアンには少し大きいのではと思う。ジャンガリアンは食べる時に両手で抱えて食べるが、このペレットは抱えるにはちょっと大きいような気がする。

以前、ペレットだけにした時も、星型のペレットを2つか3つに割って、それで何とか食べていた。

 

2011.10.12 回し車でオシッコ

地上部を掃除していたら気が付いた。先日、回し車に貼り付けた紙ヤスリがオシッコで濡れている。

走りながらマーキングのオシッコをしているのかと思うが、けっこうな量のように思われる。

紙ヤスリを貼り付ける前に、回し車を燃料用アルコールできれいにしたが、けっこう汚れていたのと、強烈にオシッコが臭っていたが、これだったのだ。

これは6匹の内の2匹だったが、他の4匹のを調べるとオシッコの跡は見られない。

 

写真上は木工用の空隙の多い紙ヤスリ400番。写真下は普通に見かけるタイプで2000番。

 

 

 

◆地下型巣箱のAとCの部屋、そしてEの部屋の右奥にトイレの砂を入れているが、6匹ともにCでオシッコをすることと、個体によっては、加えてAとかEで少々オシッコをすることもある。

また、6匹はAの部屋でトイレの砂を掘り返すような動作を時々している。

 

 

そこで、紙ヤスリの2000番をプラスチックプレートに両面テープで貼り、それをAの部屋の床に敷いてみた。トイレの砂は一度取り除き、爪とぎ床を敷いた後に、幾らか戻した。

この床で爪とぎしているかどうかは、まだ未確認。

 

◆試しにと注文していた「ピタリ適温」パネルヒーターが届いた。本体のパネル部は薄っぺらい発熱体をラミネート加工してあるもので、こんなんで良いのかと思うようなシンプルなもの。電源コンセントにさしてしばらくで、暖かくなってきた。

ここ数日は廊下が20℃を切らないので、ヒーターの具合はまだ確かめられないが。

 

 

2011.10.13

注文していたデジタル温度計が届いた。

ドリテックの「O-215」。

日の当たらない場所にしばらく置いて温度を安定させてから内部・外部の指示を見ると、

外部 26.9℃

内部 26.8〜9℃

で一致。すぐそばに棒温度計2本を置いていたが、これもどちらも26.8℃付近を示していた。

 

廊下が24℃前後なので、まだピタリ適温の具合を確かめることはできないが、巣箱の中のジャンガリアンが眠っている部屋のティッシュの周りの温度を測ると、

廊下 24.2℃

部屋 29.2℃

であった。

 

外部の温度は、そこに持って行って数〜5分程度しないと指示温度が安定しない。センサー保護の金属キャップが付いているので 安定するまでに時間がかかると思われるが、仕方がない。

 

パネルヒーターをセットしてみた。地下型巣箱の外周を発泡スチロールで作った箱で囲っているが、そこにコード取り出しようの穴をあけ、パネルヒーターをセット。その上に巣箱を乗せる。

2011.10.14

購入したデジタル温度計は最高最低温度を記録していて、廊下での温度は

最低 22.3℃

最高 26.4℃

になっていた。まだ寒いというほどになく、暑いということもなく、ジャンガリアンには過ごしやすい一日だったかと思う。

 

2011.10.17

今朝は21℃。天気予報によれば、明朝は一気に11℃に下がり、初冬のように冷え込むらしい。最低温度は数日で15℃くらいに回復するらしいが、ジャンガリアンにとっては本格的な冬の季節を迎えることになる。

 

カラーボックスをビニールシートで囲み、カラーボックスを床から浮かしているスペースに座布団ヒーターを入れ、全体を少し暖めてみることをやってみる予定。

 

2011.10.18

少し肌寒くなってきたからか、ジャンガリアンが回し車で走る時間帯が少し遅れてきたように思う。ここ最近は午前1時頃から走り始め、朝の8時ごろまで回し車の音が聞こえることもある。

 

今朝の最低気温は、外気(瀬戸田)が11.7℃に対して、廊下の方は19.9℃。最高気温の方は外気が21.5℃で、廊下の方もほぼ同じ。

 

カラーボックスを2つ横に並べ、その下に発泡スチロールのブロックを敷いているが、これにちょうど良い大きさの簡易温室用(小型ビニールハウス)の、ビニールカバーだけをホームセンターで見つけた。正面左右の縦にチャックがついているもので、1500円弱。こうした大きさの各種ヒーターも置いてあった。

 

2011.10.21 毛抜け

10月5日から、地下型巣箱の周囲を発泡スチロール板でおおい、ケージをカラーボックスに引越したが、この頃から子どもの1匹の地下型巣箱の透明板が曇っていることには気づいていた。それは寝ている部屋の、寝ている部分周辺だけが水蒸気?で曇っていた。

 

引越しする頃には毛抜けはほぼ完全に元通りに戻っていたので、巣箱の中のトイレの砂の交換をこまめにすることで、毛抜けが防止できると思って世話をしてきたが、ここに来てつまづいた。透明板の曇りには気づいていたが、巣材のティッシュも湿っていたとは気が付かずにいた。

 

ティッシュがかなり湿っていたので、もしやとお腹を見ると、みごとに毛抜けが起きて赤裸に。ティッシュをかいでみたが、オシッコのにおいはなかったので、呼吸から来る水蒸気が溜まっていったものかと思われる。

 

急いで巣箱のティッシュを全部、新しいものと交換したが、水分を吸収するトイレの砂を敷くと、乾燥剤代わりに水蒸気の吸収効果が期待できるかと、5室全部にトイレの砂を入れてみた。

 

母親の巣箱も、子どもほどではなかったが、やや湿り気味で、お腹を見ると、少し毛抜けが起きはじめていた。こちらもティッシュを新しいものと交換した。

 

他の4匹も点検したが、ティッシュの湿りはなく、毛抜けも起きていなかった。

 

2011.10.22 巣箱のトイレの砂で乾燥

最低22℃、最高24℃。

 

毛抜けが起きている子の地下型巣箱の透明板に水蒸気の曇りは見られず、ティッシュも湿っていない。トイレの砂を全室に入れた効果があったのかもしれない。

 

我が家ではトイレの砂は、ザルでオシッコのかたまり、フン、エサかすなどを取り除き、幾らか新しい砂を加えて再利用しているが、段々と砂が湿ってきているようで、新しい砂からは色が濃くなっている。

再利用する場合には、時々は天日に干して十分乾燥させる必要がありそう。

 

地下型巣箱に貯蔵している食料がやや湿りがちだったので、食料庫にも幾らかトイレの砂を入れてみた。野性下では穴の地面に直に食料を置いているだろうと思われるので、トイレの砂を敷いても問題はないのではと思うが、それは今後の調査課題に。

 

天気予報によれば、数日後からぐんと冷え込み、外気は10℃の予想。パネルヒーター「ピタリ適温1号」は使えそうなので、残りの5匹分、5個を注文した。

 

2011.10.24 ピタリ適温プラス到着

地下型巣箱を囲っている発泡スチロール箱の底にパネルヒーターをセット。集合コンセントも購入し、準備完了。廊下の温度が15℃を下回る時に、ヒーターを入れる予定。天気予報によれば、あさっての夜から急激に冷え込みそう。

 

毛抜けの子の様子に進展なし。しかし痛がっている様子は見られず、夜中には盛んに回し車の走りこみをしている。

 

1週間ほど前から、子ども達にもミルワームを1匹ずつ(小さいものは2匹)与えている。低栄養ではあるが高カロリーなので、自分の体温で暖をとるのに有用かと思って与えている。

 

2011.10.27 暖房

ホームセンターで簡易ビニールハウス(園芸用)のシート部のみ売っていたのを購入。大きさは種々あるが、カラーボックスを2つ並べたものがすっぽりと入る大きさのものを購入。全面両サイドに上下のチャックがついているので、カラーボックス全面からケージの出し入れが簡単にできる。

 

ピタリ適温プラスは、まだ巣箱の下には敷かず、各ケージの横に置いて暖房。

 

今朝の廊下の最低気温は17.4℃で、今季一番の冷え込み。夜半には18℃に下がり、カラーボックス内は22℃前後になっていたが、カラーボックスの最低温度は18.7℃を記録。今朝もカラーボックス内は21℃少々になっていたので、なぜ18.7℃まで下がったのかは不明。

 

一昨日は、カラーボックスをビニールシートで囲った状態で、カラーボックスの下部に座布団ヒーターを置いて暖房してみたところ、同様に廊下の温度+3〜4℃程度の暖房効果。

 

さらに寒くなってくると、廊下の床板がますます冷えてくるので、カラーボックスの下に発泡スチロールの板を敷けば効果があるかと思うが、硬質ウレタン素材でないとカラーボックスなどの重さで変形してしまう恐れがある。

 

2011.10.28 座布団ヒーター

最低気温、外気12.4℃、廊下18.2℃、カラーボックス簡易ビニールハウス19.8℃。

ビニールハウス内の最低温度は座布団ヒーターのサーモが切れていた間の温度かもしれない。およそ21〜22℃台を示していることが多い。

 

2011.10.30 母親体重66g

お腹が毛抜けの子どもの具合は、かなり回復してきた。

巣箱の掃除をしていて、母親がかなり太っているのことに気が付き、体重を計ってみると66g。2回目の出産直前の体重が57gだったが、それをはるかに越えている。

冬に向かって体の脂肪などを蓄えてか、他のジャンガリアンもそれらしく太ってきているが、母親の体重は少し異常。

今後はミルワームを少し控えるなど、エサの量を考えないといけない。

 

2011.11.06 母親体重64g

母親のエサをペレットとキャベツだけにして様子を見てみると、やや体重が減ってきた。

他のジャンガリアンもペレット中心にして様子を見ている。

父親は1匹での生活が長いということもあってか、食料貯蔵もしっかりやっていて、地下型巣箱での生活が一番うまい。体重は44gくらいで、標準体重内。

 

巣箱内の湿りが気になり、毎日、巣箱を点検し、オシッコで固まったトイレの砂とか、湿ったティッシュを交換している。トイレの砂には食べかすとかフンが増えてきたら、一気に取り除き、乾燥したものを入れている。取り除いたものはザルでこしたものを集めておいて、天気が良い日に日光消毒して乾かしている。

6匹分での1日の交換量はだいたい市販の袋半分〜1つ分になるので、天気が悪い日が続くと、食べかすとかフンは取り除くが、十分乾燥した砂の補充が間に合わない。

そこで百円ショップで蓋付きのミニバケツを買って来て、そこに天日前の砂を溜めておくことに。

 

2011.11.14 毛抜け回復

今日まで廊下の最低温度は18℃台止まりで、外気が11℃になる日も廊下の方はまだ15℃を切らない。なので、ピタリ適温プラスとか、座布団ヒーターの出番はなかった。

予報によれば、明朝の最低気温が3℃あるいは7℃と予想しているところがあり、今夜は座布団ヒーターを点けることにした。

今週は最低気温が10℃を割る日が続くと予想されており、家の床下も徐々に温度が下がってくるものと思う。

 

毎日のようにトイレの砂とかティッシュの湿り具合をチェックし、少し湿っぽかったら乾燥したものと交換してきたが、毛抜けはほぼ回復していた。ただ、毛抜けがひどかった子の、地下型巣箱の透明板の内側は呼気の水蒸気かと思うが、それで少し曇っていることがある。巣箱・地上部とも、ほかと同じ作りなので、このケージだけ特に湿気がこもりやすいということはないはず。

 

2011.11.21 冷え込み

ここ数日、日中も廊下が20℃を下回る日が続いている。今朝の最低気温は外気が8℃で、廊下も16℃台に突入。

座布団ヒーターは一日中つけっぱなしで、簡易温室内は20〜22℃に保たれている。

明朝はさらに冷え込む天気予報なので、ケージの外に出しているピタリ適温プラスを深夜から早朝にかけて点け、追加でヒーティングする必要があるかもしれない。

 

母親の体重は66gオーバーに。体側方向にかなり膨れているが、巣穴はまだかろうじて通過できている。父親は43gで変化なし。4匹の子ども達は、元から太り気味、やせている、普通と別れているが、変化はみられない。

 

毛抜けが起きていた子どもは、毛抜けがだいぶ回復してきているが、毛のつやがない。相変わらず透明板に呼気による露が出ている。