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トイレの砂・砂浴びの砂


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2011.09.30

 

トイレの砂には、マルカンの「リス・ハムのトイレの砂」とか、スドーの「かたまるサンド」など、ホームセンターに置いていあるものを使っている。

 

ところで、固まる砂は、頬袋にものを貯める性質があるジャンガリアンには危険であるという意見がある。一方で、長年飼育しているがこれまでそうした事故は起きていないから使い続けているという意見もよく見かける。

 

試しに、トイレの砂を全部止めて、砂浴びセットの砂でやってみたことがある。砂は洗って乾燥させれば繰り返し使えるので、安全性もあり、安上がりでよいかなと。しかし、オシッコの強烈な臭いには閉口。それでまたトイレの砂に戻した。

 

幾らか安全性を高める工夫として、トイレの砂の中の、粉を取り除いてみた。百円ショップにおいてあるいろいろなザル状のものを試した結果、日本茶の茶漉しが具合が良かった。吹けば舞うような粉だけを取り除ける。

 

→ その後、この粉の部分も必要だと判明。トイレの砂の粒々はオシッコを吸収するが、だんごのように固まることはない。固まるには粒々を接着する粉末(粒が砕けた粉)が必要だということ。

 

 

また、使用中のトイレの砂の中で固まったものとか、エサを食べかすを取り除くのに、下の写真のような小さな油こし?を使っている。もうほんの少しだけ目が小さければ、フンを取り除けるのだか、この網目では大き目のフンしか取り除けない。

フンとかオシッコで固まったものなどを取り除けば、また利用できる。但し、少しずつ湿気を吸うようなので、時々は日光に当てて乾燥させるのがよさそう。

 

 

2012.07.08 追記

その後、いろいろな篩(ふるい)を買っては試してみたが、園芸用の篩が一番よさそうである。買ったのは直径30cmので、3種類の網がついているタイプ。これの一番目の細かいもので、網目を数えてみると10メッシュのがよかった。ほとんどの大人のウンチは取り除け、そして市販のトイレの砂のほとんどは通過する。

 

日光で消毒・乾燥させた再利用のトイレの砂であるが、それを繰り返していると段々と、オシッコを固める力が弱まり、また消臭効果も薄れてくる。再利用といっても4〜5回を限度にして、新しいトイレの砂と全面交換するのがよさそうである。

 

2011.10.06

 

その後、ネットで調べると、

 

「地下型巣箱ホームページ」

http://ham-ham-ham.com/

 

にて「固まるトイレの砂で腸閉塞などが起きるか」について様々な実験と考察がされており、仮に食べたとしても危険はない、との結果が得られている。

 

大丈夫のようだ。仮に口に含んでも固まる砂の元はベントナイトという、いわゆる自然の粘土の一種らしい。

 

固まる砂の粉末を取り除くことについて、少々不都合がでてきた。

粉末も混じってこそ、きれいに固まるのであり、粉末が無ければ、サクサクとしたかたまりにしかならず、それらは元の砂粒にバラバラになりやすいということ。粉末が混じっていれば、安定した大きなかたまりで維持できる。

バラバラになった砂は、それぞれオシッコを含んで固まっているから、オシッコの吸収そのことはできているが、ザルなどでかたまりを取り除こうとしても、バラバラになったものは回収できない。