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飼育記録2011.09.01〜


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2011.09.01 34日目 砂浴びセットを置く向きを変える

砂浴びセットの向きを変えると、エサ皿に砂が入るのを幾分防ぐことができたもよう。

ただ砂浴びセットの砂がオシッコで強烈に臭っていたので、3ケージともに砂を取り除き、トイレの砂と入れ替えた。

 

砂浴びセットの砂は洗って乾燥させれば繰り返し使えるので、トイレの砂のように埋め立てゴミとして出さなくてよく、省資源にもつながるが、洗うまでは臭いがきつい。

トイレの砂は消臭効果があるので、臭いの点では大いに助かる。

 

百円ショップでも入手できる、活性炭入りの冷蔵庫用のアルミシートというのがある。表面がアルミシート、裏面がヤシ殻活性炭を織り込んだ布で、ミルワームを育てている昆虫ケースの蓋をつける開口部分に、これを1枚はさんでいるが、臭いはほとんど漏れない。

砂浴びセットの入り口を活性炭シートでふさぐわけにはいかないが、砂の底にこのシートを置くと、どれくらい効果があるのか、試してみようと思う。

 

2011.09.06 39日目 主食をペレットに

子ども体重:36〜40g

雨台風が去ったあと、昨日から秋冷に。廊下は日中も25℃なので、氷のペットボトルの交換はせず。

昨日今日と、各ケージの巣箱を軽く掃除。どの巣箱もDの育児室の右奥がメインのトイレになったようで、掃除のあとトイレの砂を入れる。また他の部屋でも少しずつオシッコの跡が見られる。

 

主食をペレットにする2回目の挑戦開始。前回は、頬袋にペレットを溜め込んだ場合に不安を感じたので1日半で中止してしまったが、その後ネット調べるとそうした事例が見つからないので、大丈夫ではと、再度挑戦してみることに。

 

夜11時ごろから、人影がなくなると地上部に出てきて、回し車の音がする。夜中の2時ごろトイレに起きたついでに覗いてみると、全員が地上部に出ていた。

少し様子を見ていると、子どものケージでは、一番大きな子が、砂浴びセットの中にいた子の上に襲い掛かり、襲われた子はヒーヒーと泣いたので、あわててケージの蓋をあけると、2匹は離れた。襲った子を手に取り上げ、体に異常がないか点検し、また地上部に戻す。

 

大人のオス同士をケージに入れると、どちらかが弱るまで争いがおきるとのこと。そろそろ子ども達を1匹ずつに分ける時期が来ているのかもしれない。

 

2011.09.07 40日目

子どもオス4匹の様子は、日中は巣箱で4匹が別々の部屋で寝ていたり、2匹が一緒に寝ていたり、Dの寝室に3匹で寝ていたりと、決まりがない。ただ、ケンカをしている様子はない。

 

天気予報によれば昼、廊下が30℃に近づきそうだったので、氷のペットボトルを入れた。

午後6時には25℃に下がっていたので、夜の氷交換はなしにした。今夜は22〜23℃くらいまで下がるかもしれない。

 

回し車であるが、これまでの観察からは、遊んでいるのではなさそうに思える。幾らか走っては立ち止まり、また走り始めるか、あるいは走っては回し車から降りて地上部の特定のところに行っては、また戻って走るを、繰り返しやっている。

目的が何なのか皆目検討がつかない。

 

2011.09.09 42日目

昨日も今日も、昼の温度が高いので、氷のペットボトルを入れているが、夜になると25℃くらいには下がるので、夜間の氷の交換はしていない。

 

2011.09.14 47日目 お腹の毛抜け 。ミックスフードに戻す。

相変わらず日中は暑いのでペットボトルのクーラーを入れているが、夜間も廊下の温度が28℃の日は、夜間も氷を入れている。

 

主食ペレットは順調に定着してきたように思う。しかし、このところ、こどもの毛につやがなくなっているように見え、体の周囲を見てみると、子ども4匹のうちの2匹に、生殖器まわりの腹部の毛が抜けているのが見つかった。

主食をペレットに変えた日あたりから、子ども4匹の給水器の水の消費量が多くなっていた。

 

症状から、副腎皮質機能亢進症・ホルモン性皮膚炎が疑われるが、以前、母親も2回目の出産・育児中にそうした毛抜けがあり、育児が終わってから次第に直ったということがあり、今回の子ども達の症状も、主食をペレットに変えたことから来る何らかのストレスかもしれない。

 

そこで「ジャンガリアンのミックスフード」に戻してみることにした。

 

地下型巣箱を使っているということで、ジャンガリアンの習性から食料を貯蔵するが、以前のミックスフードの場合にはヒマワリの種を大量に備蓄していたが、ペレットにしてからは備蓄はしなくなっている。ペレットは長く置くと空中の水分を吸収してやわらかく、ふやけてくる。さらにはカビのようなものも生えてくる。これはヒマワリの種も同様であるが、ペレットのふやけたものは衛生的によくない気がする。

 

2011.09.15 48日目 床の砂を交換

子ども4匹の内、抜け毛がないのは1匹だけで、1匹は少々、2匹は腹部と手足の内側のほとんどが赤裸になっていた。

抜け毛の原因はいろいろ考えられるようであるが、地下型巣箱の床がオシッコでいつも湿った状態になっていたので、中の物を全部破棄し、新しいトイレの砂を全部の部屋に敷いて、様子を見ることにした。

 

2011.09.18 51日目 オシッコが抜け毛の原因か?

子ども4匹の巣箱、地上ケージを掃除した。

巣箱のティッシュは全て取り除き、新しいものに。トイレの砂は固まった砂をザルでこし、新しい砂も加えて戻した。地上ケージは散らかったゴミを取り除き、アルコール水で消毒。

 

4匹のお腹を拝見したが、少々赤裸だった2匹は、かなり回復。1番ひどかった1匹も、多少よくなってきているように見られた。

 

オシッコで濡れたその上にずっと寝ていて、毛が抜けてきたのかと、ここ数日、毎日様子を見て、濡れているようだったら、乾燥したトイレの砂を追加したり、濡れたティッシュを取り除いたりしてきたが、その効果があったのか。

あるいはエサをミックスフードに戻したことで、効果があったのか、それは分からない。

 

以前、エサの食べ残しをあとから仕分けしようと、乾燥剤を入れて密閉して残しておいたものがあったが、今日開けてみると、カビが生えていた。その中にはペレットも入っていたが、柔らかくなっていた。

ペレットにしろミックスフードにしろ、一度エサ皿に入れたら、食べなければそれは処分した方がよさそう。

 

2011.09.20 53日目

子どもの巣箱の床が濡れいれば、すぐにその場所のトイレの砂を交換するように、毎日チェックしているが、今日はトイレの砂をザルでさらって食べかすやフンを取り除き、新しい砂を加えて戻した。

お腹の毛抜けは悪化しておらず、やや回復の傾向。

 

父親の巣箱も、ザルですくってトイレの砂だけを残し、それに新しい砂を加えて巣箱に戻した。この巣箱には父親が大量に蓄えたヒマワリの種(殻つき、殻をとった中身)が育児室にあったが、多くはカビが生えていて、また食べている様子もなかったので全部捨てた。

 

母親の巣箱も同様に掃除をし、幾らか貯まっていたヒマワリの種にカビが生えていたので処分した。

 

2011.09.27 59日目 抜け毛回復へ

9月20日以降、廊下が28℃を越えなくなっているので、氷のペットボトルの交換はしていない。

外気温は明け方に18〜19℃になっていることもあるが、廊下はまだ20℃を切らない。日中午後に25〜27℃になるが、明け方でも22℃前後。

 

お腹や胸の毛が抜けて赤裸になっていた子は、ずいぶんと薄毛が生えてきた。他のやや毛がぬけていた2匹もほとんど回復している。

 

毎日巣箱や砂浴びセットの湿り具合をチェックし、濡れていると乾いたものと交換してきたが、その効果がでてきたのかもしれない。

 

子どもオス4匹は、そろそろ巣分けしないといけない。A4型巣箱・ケージのセットを作り始めた。今あるA4セットには父親が入っているが、少し配置換えする。

 

2011.09.28 60日目 大人用1匹ケージへの巣分け開始 。2号。成人式でミルワームを

大人用A4ケージ2号(A4サイズ地下型巣箱と地上部)が完成。一番弱い子どもを移した。

地上部をささっと点検したあと、巣箱に潜っていった。しばらくして覗いてみると、一番奥の部屋で、ティッシュの上に寝ていた。

お腹を上にしておおいばりで寝ていたので、兄弟からのストレスが開放されつつあるのではと思う。

 

この一番弱い子、実は4匹の中で一番体が大きい。体重は50gに近く、やや肥満の傾向にある。もしかしたら、この子の場合はストレスを食べることで発散していたのかもしれない。

 

2号

 

生後60日目。人間で言うと成人式にあたる(かも)。お祝いということで、子どもにも1匹ずつ、ミルワームをやってみた。生きた動物食は初めてで、父親・母親のように見ればすぐに飛びついてくるということはなく、口の前に持っていっても数〜10秒ほど、何かと様子をうかがっていたが、やがて口にくわえ、両手で抱えて食べ始めた。

 

材料を購入し、3号機の製作に取り掛かった。

 

2011.09.29 61日目 抜け毛回復に。 3号。そろそろ暖房を考える

大人用A4サイズ地下型巣箱の3号が完成。2番目に弱かった子を移した。

この子はお腹の毛抜けが一番激しかった子で、最悪の状態時には、首の下から下腹部にかけてと、両手足の内側が、赤裸になっていた。

 

ケージを移す時に観察してみると、赤裸だったところに全面、薄っすらと毛が生えてきており、下腹部と両足がまだ毛が薄いという状態。他はほぼ完治していた。

 

巣箱の5つの部屋すべてに松のチップを敷いてみた。奥の部屋にはティッシュを裂いたものを入れた。数時間して様子を見ると、Cの中央の部屋で寝ていた。奥の部屋の右隅にはオシッコをした跡があったので、そこに松のチップを足して、チップにオシッコを吸い取らせた。

 

3号

 

あと1匹分のケージが必要。それを作り終えたら、まだ子ども2匹が入っている木の巣箱をそのまま使い、プラスチックプレートでA4サイズの地上部だけを作る予定。

母親の巣箱を除き、父親と子ども4匹のオス・グループはカラーボックス2つに収めることができる。

場合によっては、母親もA4サイズの地上部を作り、そこに移すと、カラーボックス2つに6匹全部を入れることができる。

 

もう1ヶ月もすれば廊下が15℃近くまで下がってくる。冬場の対策としては、ピタリ適温プラス1号を、巣箱の片隅に敷いて、暖房とする予定だが、換気に注意しながらカラーボックスの全面をビニールシートでおおえば、カラーボックス内の温度を幾らか上げることができるかもしれない。そうすれば地上部も幾らか温度を上げられる。

 

2011.09.30 62日目 4号。5号

4号が完成し、子どもの3匹目を移動。

 

4号

 

5号は地上部のみ制作。

木製の巣箱の地上部をA4ケージにならって製作、巣箱はそのままで、地上部を交換した。

 

5号(地上部のみ)