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飼育記録2011.08.14〜


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

2011.08.13 15日目 子ども地上部に、離乳食開始

朝、母親が食事やらをしている時に、子どもが1匹巣穴から顔を出して、辺りの様子を見て、一度引っ込み、しばらくして、今度は地上部に出てきた。穴を出て、回し車の向こうを通り、キャベツの入ったエサ皿にという、いつもの母親の道順を進んだが、エサ皿の手前でストップ。母親がとうせんぼをしたため。あわてて回し車の向こうまで戻ったが、母親は追いかけはせず、砂浴びに向かう。子どもは回し車の向こうで少しうろちょろしていたが、やがて巣穴に戻っていった。子どもの歩きはまだ、たどたどしい。

 

 

昼、巣箱を覗いてみると、母親がBの小部屋で5匹に授乳していた。5匹が放射状に仰向けになり、その上に母親がかぶさるという状態。子どももおおきくなっているので、一度の授乳では5匹が限界か。

育児室を覗いてみると、貯蔵のヒマワリの種が食べられたあとが幾つも見られた。子ども達の離乳食が本格的に始まったのではと思われる。

 

夕方、また子どもが出てきて、エサ皿の中に入ってうろちょろしていたが、食べる様子はなし。

地上部に出てくるようになって最初はキャベツとか水でふやかしたペレットから食べ始めるが、あいにくちょうど切れていたので、子どもが巣穴に戻ってから、追加した。

 

子どもの写真

 

1回目の出産の子ども達の時は、母親が次の出産間近ということもあってか、13日目に子どもが地上部に出てきた。

 

メス体重:35g

体重は一昨日に35gに落ちてからは、下げ止まりで安定している。授乳もやっているし、動きもいつも通り。特に体つきがやせたということもない。

 

2匹を里子にもらってくれる人ができ、またもう何匹かの里親になってくれそうな人がいるかもしれないとのこと。8匹は成長具合に少し差があるが、母親はどの子も区別せず授乳に励んでおり、みんな活発に動き回っていて元気がよい。

 

2011.08.14 16日目

午前1時、氷を交換。母親は屋根裏に通じる階段室で仮眠。

子どもが穴から顔を出し、穴の近くにあったふやかしたペレットを1つつまんで、穴に戻った。

そのあと3匹が出てきて、母親が子どもに気が付いたが、母親は子どもに気づかれないように大急ぎで屋根裏に上がって行った。そして眠いのか、トイレの砂の上に立ちで丸まり、目を細めてウトウトし始めた。だが、耳はピンと立っており、小さな物音にも敏感に反応。

その後、次々と子どもが入れ替わり立ち替わりで地上部に出てきて、最大で同時に4匹が出てきていた。8匹全員が交代で出てきたのかどうかわからないが、よたよたとやっと歩ける小さなのやら、やたらあちこちを活発に物色してまわるのやら、4種類のパターンに収まらない違いがあり、おそらく全員出てきたのだろうと思う。明日の夜あたりから大運動会が始まることと思う。

 

キャベツを入れた少し背の高い瀬戸物の小皿は、まだ、どの子も少々登りにくいようで、何度か途中で落っこちてひっくり返っては挑戦。みんな最後には皿の中に上がれていた。しかし・・・、巣箱の天井高さは55mm、その上に地上部を乗せていて、合計で65mmほどの高さを一気に上らないと地上部には出て来れない。対してキャベツの小皿は縁の高さがせいぜい30mm。このギャップはどこにあるのか。

 

8時半、ふやかしたペレット、キャベツ、ニンジンが無くなっていたので補充。そのあと給水器の水を交換していると子どもが1匹出てきて、ふやかしたペレットを食べ始めた。給水器の交換に手を入れていても気が付かないのか、食べ続けていた。

 

メス体重:33g

10時。母親の下腹部の抜け毛具合を見ると、数日前の状態よりはずいぶん良くなっていた。子どもの離乳食が始まったということで授乳が減ってきて、それで毛が元に戻りつつあるのかもしれない。

 

仰向けにされるのを嫌がっての興奮のあまり、ウンチ。

離乳食として、最初に与えるのが母親のウンチらしい。

この時期のウンチは単なる排泄物ではない。

 

地下の巣箱を覗いたついでに、ふやかしたペレットを各部屋に数個ずつ置いみると、子ども達は群がるように食べ始めた。

ここ数日で急に大きくなった感がある。巣箱に貯蔵してあるヒマワリの種などを食べつくし、地上部の給水器から水を飲めるようになれば、巣分けが可能な状態になる。

 

夜9時、授乳していた。

 

2011.08.15 17日目 父親の巣箱大掃除

午前1時。メス体重33g

昨日から母親の体重が33gに。33gとはいってもかぎりなく34gに近く、ミルワームを1匹食べると34gに。とはいえ少しやせすぎか。

 

朝、9時。メス体重34g

一昨日あたりから、母親は地上部の階段室で仮眠することが多くなっている。

巣箱のDの部屋のトイレの砂が全体に湿っていたので、取り除いて新しい砂と交換。子どもの中には仕切りを乗り越えて別の部屋に行くものが数匹。

地上部においたふやかしたペレットとキャベツ・ニンジンが無くなっていたので新しいものを置く。

ふやかしてないペレットを各部屋に数個ずつ入れてみた。

 

メス体重:36g(頬袋に大量の食料を入れた状態)

昼。昼寝。親子共々、授乳しながら爆睡中。他の部屋でも、それぞれが昼寝。

4〜5日前から、1階の廊下の温度が30℃を超えたら、2階の和室に移動し、クーラーをかけているが、設定は28℃にしているので、実質は29〜30℃。巣箱のペットボトルクーラーは48時間やっているので、巣箱の中は23℃前後にはなっていると思うが、子どもが離乳期を迎えたここ数日は、母親は地上部の階段室で寝ることが多くなり、その分、暑さが堪えているのかと思う。

 

 

日中でも、子ども達は入れ替わり地上部に出てきて、エサを物色している。

キャベツ・ニンジン・ペレット・ミックスフード・ふやかしたペレット・水を用意しているが、一番人気はキャベツ。ミックスフードのどの食材かは分からないが、それも良く食べる。ふやかしたペレットも多少は食べている。巣箱に置いたふやかしたペレットの方は、けっこう食べている様子。

 

父親のケージと巣箱を大掃除。フン・トイレの砂・ティッシュを全て掻き出し、新しいものを入れる。アルコール水での消毒は今回はせず。ティッシュはかなり強烈に臭っていた。

 

夜、家の者が「母親が砂の上で死んでいる!」と。そんなはずはと思いつつ、急いで行ってみると、屋根裏のトイレの砂の上で爆睡中。見た目には、水の無い砂漠でさまよい歩き、ついに力尽きてバッタリ、といった状態。しかしこれまでに何度もそうした光景は見ているので、爆睡中とすぐに分かった。暑い時は砂がひんやりして気持ちよいのか、いろんな格好で寝ている。お腹を下にして手足を投げ出して寝ていたり、完全に仰向けになり、お腹を出して寝ていたり。

暑くなってからは砂浴びセットにもオシッコをするようになったが、気化熱で多少は砂が冷えるのを知っているのかもしれない。砂にオシッコをして、数十分あとのまたそこに来て、横になって眠るということも時々見かける。

 

2011.08.16 18日目 子どもの巣箱大掃除

昼、巣箱を開けてみると、子ども達はそれぞれの部屋で昼寝したり、うろうろしたり。ふやかしたペレットはきれいに無くなっていたので、追加。口元に持っていくと、自分の手に取って食べるものもいれば、こちらの指をチューチューと吸うものもいた。まだ授乳はやっているもよう。

 

午後8時。

メス体重:35g

子どもの巣箱を大掃除。ティッシュが強烈に臭っていたので、全部交換。育児室には食べていない貯蔵のヒマワリの種がまだ半分ほど残っていたが、フンも大量にあったので、全て掻き出して捨てる。 別に取っておいたヒマワリの種だけを育児室に補充。

他の部屋と通路はトイレの砂を全て掻き出し、新しいトイレの砂を入れる。アルコール水での消毒は今回はせず。

 

今日は外気温が34℃と、たぶん今夏最高。夜になっても廊下の温度が30℃から下がらない。母親は階段室で寝たり、砂浴びセットの中で寝たりしている。今日の日中はずっと地上部にいた。

 

午後10時。

子どもが4匹、巣箱に戻らずずっと地上部にいる。2匹は階段室に、2匹は屋根裏のトイレに。まだ廊下の温度が30℃のまま。屋根裏に、氷のペットボトルをタオルで巻いたのを置き、その上からプチプチで覆ってみた。せいぜい2度くらいしか温度降下は見込めないが、それでも30℃と28℃はジャンガリアンにとって過ごしやすさがずいぶん違うので、少しでも涼しくなればと思う。

 

母親は巣箱に入って行った。

 

18日目というと、1回目の出産での、最初に里子に出した日にち。今回は1回目と比べ、子どもの成長が3〜4日遅く、まだ給水器で水を飲む様子は見られない。

 

2011.08.17 19日目

子どもの1匹が給水器の水を飲んでいた。巣箱では子どもの1匹が母親の乳を飲んでいた。

 

メス体重:36g

 

夜11時半。

子ども5匹と母親が大運動会。交代で回し車をやったり、砂浴びセットの中で相撲をとっていたり、食事をしていたり、屋根裏で毛づくろいをしたり。

何匹かが給水器から水を飲んでいたが、量は1泡あるかないかという少量。

子ども達の仕草は段々と大人と同じようになってきている。

 

夜11時まではなかなか温度が下がらなかったが、それ以降、徐々に下がり始めた。

 

4〜5日前から、巣箱の中で相撲をとっている2匹をよく見かける。オスメスを確認しようとすると、みんなちょこまかと動き回るので確認が難しいが、2匹の内の1匹はオス。母親が回し車に乗るようになってきているので、離乳はほぼ終わりに近づいているのかと思う。明日、子ども1匹ずつのオスメスを確認してみようと思う。顔つきを見ての予想としては、前回同様、オスは少ないように思われる。せいぜい3匹、もしかしたら2匹ではと。

 

2011.08.18 20日目

子どもを巣箱から運動用囲い(柵)に移し、1匹ずつ確認しては巣箱に戻すということでやってみた。しかし・・・、明らかにメスと分かるのは1匹で、他はオスのように見える。

まだ小さいので見分けが付きにくいのかと、もう一度、運動用囲いに移し、念入りに見てみたが、結果は同じ。

1回目の出産の時は、もう少し大きくなっていたので、オスは明らかにオスと分かったが、今回はどうも判然としない。

 

今日も暑く、12時半現在で外気は33℃を越えている。クーラーの設定温度を24℃に下げているが、古いこともあってか、室温は30℃。今春購入したパソコンはスピードが速いが、熱の放出もはなはだしく、室温を下げるために停止した。

 

メス体重:37g

ここ数日、体重が増えてきているので、授乳はほぼ終わりかと思う。母親が巣箱に入ったら、授乳を確認してみることにする。

 

午後8時、再度オスメスの確認をしてみたが、前回同様、メスとはっきり分かるのは1匹で、ほかはオスのように見える。

 

2011.08.19 21日目

午前1時半。氷やエサの交換時に巣箱を覗いてみると、爆睡する母親のそばに子どもが1匹まとわりついていたが、乳を飲んでいたかどうかは確認できず。

 

今日は朝から曇り時々雨で、廊下の温度は28℃で止まっていて、部屋のクーラーは点けず。

 

子ども達がいる巣箱を大掃除。トイレの砂を全部交換し、育児室もティッシュペーパー以外を掻き出す。

あらためてオスメスを確認。今度はオス用、メス用の2つの囲いを作り、その中に明らかにオス、メスと分かるものから順に入れていった。メス3匹、オス5匹。オスの中には数匹、メスかもしれないというのがいる。もう少し大きくならないと、全員の確実な確認は難しい。

 

夜8時半。

子ども体重:18g,13g

地上部にいた子どもの内の2匹を体重測定。1回目の出産の子どもは21日目で22gだった。

今日一日、授乳は確認していない。母親はほとんどを地上部の階段室のところで寝ていて、一度巣箱に戻ったが、覗いてみると母親だけが一部屋に寝ていた。

 

廊下の温度28℃。夜11時半。氷の交換前に巣箱を覗いてみると、母親が2匹に授乳していた。乳は母親の一番上側の左右で、離乳が進んできたこの時期に一番上側で乳が出るのか、ちょっと疑問。乳首を吸っていただけかもしれない。氷を交換してまた巣箱を覗いてみると、母親は別の部屋に一匹でいた。

 

2011.08.20 22日目

午前1時。子ども達が次々に出てくる。地上部ケージの金網の戸を開け、その上に母親を呼んでミルワームを与えると、母親がそばにいるという安心感からか、子ども達は隠れもせずエサを食べたり、回し車に乗ったり、砂浴びをしていて、最大で一度に7匹の子どもが地上部に出てきた。

 

朝の氷交換。メス体重:39g

大量の食料を頬袋に入れての体重なので、実質は37gくらいか。

朝から曇天で、午後からは雨の予報。廊下は27℃とジャンガリアンには地上部でも過ごしやすくなった。

 

拡大鏡を使って子どものオスメス判定をした(老眼による)。メス3匹、オス5匹。

 

オスメス判定の写真

 

子どもの体重

   オス 19,19,19、18,17g

   メス 20,18,14g

メス1匹だけが14gと小さいが、他の7匹はまずまずの成長ぶり。

 

オスメスの判定をする時、オスメス別の柵を用意し、1匹ずつ巣箱から取り出して、拡大鏡下で確認、そして柵の中に入れていく。

巣箱から取り出す時はけっこう逃げ惑うが、柵から巣箱に戻す時は楽。策の中に手の平を上にして置くと、子どもが自分から近づいてきて手の平の上に乗るので、そのまま巣箱に移動。

 

2011.08.21 23日目

午前2時、覗いてみると地上部に子どもが6匹。母親にミルワームを与えてると、母親は巣箱に入り、巣箱の中の残りの2匹を地上部に追い出した。

8匹は交代で、屋根裏で毛づくろい、回し車、砂浴び、食事、給水器。その後、5匹が巣箱に戻り、1匹は屋根裏、2匹は階段室に残った。子どもが巣箱に戻ってきたので、母親がまた巣箱から出てきた。

体重が14gと軽い1匹を除けば、里子に出せる時期になったかもしれない。

 

2011.08.22 24日目 巣分け

子どもがだいぶん大きくなってきたので、巣分けをし、独り立ちできるかどうか様子をみることにした。子ども達がいるケージは地上部が狭いので、8匹+1匹が生活するには少々狭くなって きている。

 

まずは父親を自作のA4ケージに移す。父親は相変わらず、食べる時以外は巣箱に閉じこもりがちで、時々、思い立ったように夜中に回し車を一生懸命回していることがある程度。

 

それから、オスメスの柵を組み立て、子ども達をオスメスの分別をする。数日前と違い、今回は8匹のオスメスがはっきりと分かった。

メス3匹。オス5匹。

メスで1匹だけ、14gと小さいのがいたが、今回は17gになっていた。この子だけ成長が遅れていたが、地上部に出てくるようになってからも、ずっと母親のそばにへばりついていたので、時おり乳をもらっていたのかもしれない。

メス 20,18,17g

他の2匹に体重の変化なし。

 

母親&子ども達の巣箱を大掃除し、母親とメス3匹を戻した。

 

子どものオス5匹は、父親がいたケージで、子ども達だけの生活を開始。

 

地上部の様子。衣装ケースを改造したもの。写真は巣箱への入り口をすり鉢で隠している。まだ巣箱とは連結していない。

 

 

新しい生活場所に入れられ、子ども達は怯え、砂浴びセットの中、物蔭で小さく丸まっている。

 

地下型巣箱。大掃除・洗浄・日光消毒し、育児室に割いたティッシュを入れ、他の小部屋にはトイレの砂を敷いた。子ども達はいずれ里子に出るので、地下型巣箱での生活に慣れさせる部屋割りにはしていない。

 

地下型巣箱を連結。物陰に潜んでいた2匹はじきに巣箱に入っていった。砂浴びセットの3匹の内の2匹は眠くなったのか爆睡を。少々つついても起きる気配はない。行き倒れのように全く動かないが、良く見ると呼吸でかすかにお腹が動いている。

 

1時間後に覗いてみると、砂浴びセットの2匹は巣箱の中に。地上部には砂浴びセットにとどまっている1匹だけ。

このオスの子どもは、母親のケージにいる時も、屋根裏部屋の入り口の所に、いつも1匹でいて、巣箱にはほとんど戻ることはなかった。この1匹だけ、毛色が少し薄く、どちらかというと薄茶に見える。子どもの中では一番おとなしい。

 

夜10時。

メス体重:38g

体重がずいぶん増えているが、頬袋に大量の食料を入れている。

 

母親のケージには子どものメス3匹だけになった。たくさんの子どもがいなくなったことでの何らかのストレスはないように見える。ちびメスが母親のところに行って乳をねだるのを見たが、もう与えてはいない様子。

 

子どものオス5匹のケージ。給水器に口をつけるが、水を飲む様子はまだ見ていない。しかし5匹とも元気。交代で回し車に乗っている。

 

2011.08.23 25日目

母親のケージの地上部を掃除。大量のヒマワリの種の殻が散乱。

数日前から巣箱のC室だけが濡れているので、トイレの砂を多めに入れた。ここを巣箱でのトイレにしたのかと思う。

 

曇り時々雨の天気。廊下は25〜26℃で推移。気温が高くない為か、氷の持ちがよく12時間は持っている。この温度だと巣箱冷房用の氷は必要ないが、いつ高くなるとも分からないので、用心のために使用。クーラー室の温度が18〜20度なので、巣箱の温度は21〜23℃くらいと推定される。野生での巣穴の温度17℃よりままだまだ高い。

巣箱の中が冷たすぎてはいけないので、保温用にティッシュを割いたものを地上部に置くと、次々と巣箱に持ち込んでいた。

 

オスの子どものケージの給水器は、ステンレス球が2つ入ったタイプであるが、水の出る量(泡が入っていく量)がずいぶんと少ない。早めの交換が必要。

 

夜12時。地上部に出ていた子どもに手の平を近づけると上がってきたので、体重を測ってみた。

子どもメス体重:23g

24gに近い23g。体もずいぶん大きくなったが、母親と比べるとやはり小型。

 

このメスの子ども1匹と、巣分けしたオスの子どもの1匹は、指や手の平を近づけると寄ってくる。割とよく地上部に出てきている子どもで、活動的な子は人になつきやすいのかもしれない。

 

2011.08.24 26日目

メス体重:41g

大量の食料を頬袋に入れての体重。頬を触ってみるとゴツゴツと固いものが入っている。

 

廊下の温度は26〜27℃で推移。少し蒸し蒸ししている。みんな元気だが、地上部にはあまり出てこない。

 

夜、父親が回し車でさかんに運動していた。また母親のケージでは、母親が子ども達を巣箱の外に連れ出しているようで、母親と子どものメス3匹が屋根裏で毛づくろいをしていた。

 

2011.08.25 27日目

今日も曇りで、廊下の温度は27℃。少し蒸している。地上部に出てきたのは子どものメス1匹のみで、ほかは巣箱の中に閉じこもっている。

 

子どもオス体重:30g

地上部に出ていた子どものオスをつかまえて体重を測った。

 

夜11時を廻り、廊下が静まり返る頃になると、それぞれのケージがジムになっている。今夜は、父親も含めて、全員が地上部に出て運動をしていた。

 

24時間、氷のクーラーは続けている。

 

2011.08.26 28日目 子どものオスの巣箱を大掃除

メス体重:42g

頬袋にはいろいろ食料が入っているようだ。

久々にお腹を見せてもらうと、下腹部の毛抜けはすっかり元に戻っていた。授乳をしている間は、乳が張り、飲みやすいように毛が抜けていたのかもしれない。

 

子どもメス体重:23g

数日前に体重を測った子どものメス。変化はない。

 

母親の巣箱では現在、C室がトイレになっているが、その部屋のトイレの砂を入れ替えた。

子どものオス達の巣箱は、5匹が大きくなってきていて、オシッコの量も多いためか、匂い始めていたので、大掃除をしてトイレの砂やティッシュを全て交換。アルコース水での消毒は今回せず。

 

子どものオス体重:27、28、29、30、31g

 

◆◆

ミルワームが残り少なくなってきたので、本土に出た折に、母親・父親を買った店で2ケースを購入。最初のは約3ヶ月前にツバメの子を保護した時に購入した物だから、3ヶ月近く持っていることになる。保存は冷蔵庫の野菜室で、いまだに幼虫は生きている。

 

以前、子どもが少し大きくなり、その折りに展示ケースが空いていたら、引き取ってもらえるとの話をしたことがあった。2ケースほど空きがあったが、展示しているジャンガリアンの様子を見ると、毛並みが悪く、どの子も弱っているように見えた。以前見たときはジャンガリアンのミックスフードを与えられていて、マットも割りと敷き詰められていて、それほど環境は悪くなく、どの子も元気だったが、今回見ると、パラパラとマットが散らばる中に、ヒマワリの種がパラパラと見つかるのみ。世話をしている人が入れ替わったのかと思ってしまうくらいに、ジャンガリアンの扱いは悪かった。

逆に、自分で全部引き取って面倒みようかとも思ったが、どうせあとからあとから、追加されるだけ。かわいそうだが、仕方が無い。

今いる子ども達で里子に出せなかったのは、店には頼まず、自分で面倒みることにした。

 

2011.08.27 29日目

メス体重:41g

メスの頬袋にはいつも大量の食料が入っている。もしかしてトイレの砂が固まっているのかと心配し、触ってみると、ヒマワリの種。

 

メインの食事をペレットにして様子をみてみようと、ミックスフードが切れたところで、ペレットだけにしてみた。キャベツと水は従来どおり。

 

その他、諸事、特に変わりなし。

 

夜12時、ペレットは幾らか減っているが、積極的には食べていない。

 

2011.08.28 30日目 メス2匹里子、オス1匹・メス1匹里子

今日は久しぶりの高温で、昼過ぎには廊下が32℃に。しかし2階和室のクーラーが古くて冷房しなくなったので、クーラーがかかっている部屋への避難はせず。

 

夕方、子どものメス2匹を里子に。1つのケージで2匹飼いたいとのことで、仲の良いメス2匹を選んだ。

子どものメスは3匹生まれていたが、この2匹は成長が同じくらいで、いつも仲が良い。この時期になると、オス5匹は地下型巣箱の5室に、それぞれ分かれて寝ているが、この2匹はいつも一緒に行動していて、寝る時も同じ部屋で。

 

もう1匹のメスは成長が遅れていた為か、いつも母親と一緒に行動していたが、自分で食事・飲水ができるようになると単独で地上部の屋根裏で過ごすことが多い。同様にやや成長が遅れ気味だったオス1匹も、単独で地上部に出て過ごしていることが多い。

地上部で過ごす時間が多いため、エサとか給水器の水交換時にも、地上部にいて、飼い主への慣れの度合いが他の子どもより大きい。

 

子どものオス1匹とメス1匹を里子に。共に地上部に良く出ていた子どもで、人の指にも慣れている。人に初めて出会った子どもは指を噛み慣れてなく、つい強く噛んでしまうが、エサではないと分かるとすぐに噛むのを止める。そして次からは軽く噛んでみることを覚える。この2匹はもう強く噛んでしまうことはない。

 

これで母親のケージからは子どもが居なくなり、親は初めての一人暮らしに。

 

2011.08.29 31日目

メス体重:45g

体重がグンと増えている。頬袋に大量の食料があるが、それにしても重くなりすぎている。

一度、頬袋の中を全部掻き出した方がよいかも。ウンチは新しいのが見つかるので、お腹が詰まっているということはなさそう。

 

母親・子ども・父親、みんなあまりペレットは食べていない。みんな頬袋には大量の食料を入れて膨らんでいる。頬袋に入れて巣箱に運んだペレットは、カビが生えたりして、貯蔵食料としては衛生上よくないのでは、という考えがふと浮かんだ。

地下型巣箱併用時に、主食ペレットで良いのかどうか、もう少し調べてみようかと思う。ヒマワリの種については、育児での離乳食用に母親が大量に貯蔵している様子を見ているので、貯蔵する食料としては問題ないことは分かっている。

 

夜11時。母親、子どものオス4匹、父親それぞれのケージで回し車が回っていた。母親が回し車を回すのを久しぶりに見た。

 

2011.08.30 32日目

母親と子ども達の地下型巣箱を大掃除。今回は洗浄・アルコール水消毒・日光消毒での完全洗浄。ただ、巣箱はボンドで接着しているので、長く水に濡れるとボンドが溶けてしまうので、水に濡れている時間が短くなるように大急ぎでの洗浄。

 

エサの配分を、ペレット中心からミックスフード中心に戻し、また大掃除後の巣箱の1室に、ヒマワリの種だけをたくさん入れてみた。父親の巣箱の1室にも同様にヒマワリの種をたくさん入れてみた。

 

日中の廊下の温度が32℃を超えてきていたので、氷のペットボトルの数を、それぞれのケージに2つずつに増量。1本の時よりは幾らか持ちも良い。

 

メス体重:43g

地下型巣箱の部屋にたくさんのヒマワリの種があることで安心したのか、母親の頬袋の膨らみはほどんど解消されていた。

 

2011.08.31 33日目

父親のA4ケージの地下型巣箱を洗浄・日光消毒をしての大掃除。

D室には大量のティッシュの巣材が入っているが、その下から大量のヒマワリの種の貯蔵が出てきた。昨日、1部屋にヒマワリの種を入れたが、それはほとんどそのまま残っていたの、これまでに貯めていたものだと思われる。

 

キャベツを新しいものと交換する時、いつも砂浴びの砂が皿の中に入っている。砂浴びセットの中で砂を掻き回すことをするので、砂が皿まで飛んでいるのかもしれない。そこで砂浴びセットの入り口の向きを変えて様子を見ることにした。