ジャンガリアン飼育記トップ

いろいろメモ

飼育時のいろいろな疑問をネットで調べたことを

自分なりにメモとして残しています。
 

ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

妊娠後の攻撃

「交尾して妊娠するとメスはオスを攻撃するようになる」は、普段から1ケース1匹飼いしていて、お見合いでカップリングさせたケースでの話かと思う。

普段からオスメス2匹を1ケースで飼っていて、仲が良いカップルの場合には、妊娠後もケンカはせず、狭い巣箱で一緒に寝ている姿をよく見た。

 

その後、2匹が一緒のまま地下型巣箱に引っ越したが、出産が近づくとメスは育児の準備(育児室作り・食糧貯蔵)に忙しく動き、眠るときはオスメス別々になった。子どもが生まれると授乳以外はメスは育児室以外の部屋で1匹で眠る。この間もメスはオスを構わなくなるだけで、オスを見てもケンカらしい様子はない。

 

食料貯蔵

地下型巣箱で適正に飼えている場合は、安眠熟睡できるのでストレスがなくなり、野生の健全な習性をとり戻す。

習性として食料を貯蔵するのでエサはたくさんやる。エサがたくさん余って必要以上には食べないので、過食による肥満などは心配しなくてよくなる。

 

温度計

ジャンガリアン(ハムスター)の飼育には温度計が不可欠。

リード線付きのデジタル温度計が便利。500円くらいからあるが、スイッチ長押しでON/OFFができるタイプがよい。

我が家の場合、飼育ケース(地上階)・地下型巣箱・クーラー室の3ヶ所に温度計が必要。

 

体重測定

ミルワームは大好物のようで、食べ始めると夢中になって、その間、体を触られても気にならないらしい。

そして体もじっとして、口元しか動かさないので、ミルワームを与えて体重測定をしている。

(ただミルワームは高カロリーなので普段での与えすぎには注意が必要。)

 

縄張り

ゴールデンで半径10〜15m。

 

巣箱の安定

グラグラしないようにする。人の歩行時の振動を和らげるクッション材を下に敷く。

 

歯の伸び防止

かじり木は不要。(硬い)ペレットを主食としていたら、それで予防できる。

ケージの金網をかじるのは不正咬合や歯が欠ける原因になるので、危険。

 

推奨備品

回し車・・・「静かだ輪(スドー)」

水タンク・・・ゴム栓式。ネジ込みはネジ部から空気が入り液漏れしやすく、パッキンもすぐにゆるくなる。

野外トイレ・・・「リス・ハムのトイレ(マルカン)」。かたまるサンド(スドー)

砂浴び・・・

はかり・・・0.5g単位以下、ゼロリセットができるクッキング用の平たいものが望ましい。

(TANITAデジタルクッキングスケールKD-189-WHなど、多数ある)

温度計・・・リード線式デジタル温度計が便利。最高・最低温度も記録でき、電源ON/OFF付きで安いものが

でている。地下型巣箱に1つ、ケージ周囲室温に1つ。

 

標準型飼育セットの由来

ペットとしてのハムスターが日本に入ってきたとき、生態がよく分からず、日本でのペット飼育でなじみのある小鳥用の飼育ケージを使っていた。現在市販されているケージもそれを踏襲した金網タイプが多い。

その後多くのハムスター愛好家が野生での生態を調べたり、飼育観察したり、情報交換をしていく中で、段々とハムスターに適した飼育ケージ・飼育方法が分かってきた。

金網については横型は危なく縦型が良いとか、運動するスペースが必要で大きなケージが必要であるとか、金網タイプより水槽あるいは爬虫類飼育セットタイプの方がよい、など。

 

里子に出す

ペットショップでは15〜21日目の希望が多い。

13〜15日目で活発に動き、回し車や給水器を使うようになる。

17〜21日目で母親が子どもを追い払ったり、別々の場所で寝るようになる。

 

地下型巣箱の場合

母親は出産後から、授乳しない時は子どもとは別の部屋で寝る。

お腹に絹毛が生える頃から少しずつ巣箱に貯蔵してある離乳食を食べ始める。

11〜15日目くらいに、地上部に出て来る。

地上部に出て大人と同じ食材を積極的に食べ、回し車や給水器を使うようになる。

視力が弱いので、地上部では、母親は毛が生え揃った子どもを他所のジャンガリアンの大人と勘違いして攻撃することがあるが、すぐに子どもと気づいて攻撃をやめる。離乳が進むにつれ、母親は子どもをかまわなくなる。

 

オスメス判定