出産2日目の様子
ここでの内容は個人的な感想であり、
機能や効能を示すものでありません。
2011.07.15 書きかけ
出産2日目の様子
母親が飼育ケース(地上部)で食事中の時に 飼育ケース・遮光布を外して撮影。
亡くなっている子どもはいないかと、1匹ずつ動いているかどうかを確認。どの子も割とひんぱんに手足を動かしたり、体の位置を変えたりしており、6匹の確認にそう時間はかからなかった。
下の写真の右側、飼育室で前日の朝、6匹生まれているのを確認。 ジャンガリアンの妊娠期間は18〜20日とのこと。ペットショップで購入したのが10日ほど前なので、すでに妊娠していたということ。 オスメス2匹はペットショップで1つのケースに2匹で飼われていて、仲がよく、引き離すのはかわいそうと2匹購入した。それが不幸だったというか幸いだったというか・・・。
2匹を購入時、市販のほんの少し大きめの飼育ケースを買って飼育していたが、出産の4日前に地下型巣箱の存在を知り、急いで自作した。
本来なら自分で巣穴を発見して・・・という経過を取るのがよいのだが、私が開けた穴の大きさを通過できるかどうかの確認のため、1匹に穴を見せたら、自分からさっと入って中を物色し始めた。 この時の穴は25mmちょっとで、少し小さかったのだが、頭を穴に突っ込み、体半分が入ったところで足をバタつかせて、それから中へすっぽりと。出てくる時もやや窮屈そうだったが、特に不満はなさそうだった。 しかしやはり小さ過ぎと感じたので、32〜35mmに広げた。巣箱内部の仕切りの穴も同様。
実は地下型巣箱を使い始めた時、まだ妊娠しているとは知らなかった、というか子どもが生まれるまでは分からなかった。この数日前に2匹の体重測定をしていたが、1匹が36gでもう1匹が45g。軽い方がメスの標準体重、重いほうがオスの標準体重なので、それでオスメスを区別していたのだが、どうもこれが間違いだったもよう。ペットショップの人からはオスとメスだと聞いてはいたが。
「ハムの標準体重」によれば ジャンガリアンハムスターの標準体重
おなかを見ればオスメスの区別がつくということであるが、この時点ではまだストレスが多く、手を近づけるとやたらと噛み付いてくるので、それ以上ストレスを増やさないために、手にとっておなかを見るということはしなかった。
出産3日後、メスが安定して授乳をしていることが分かり、好物のミルワームを夢中になって食べている間にはかりに乗せ、体重測定。オスも同様に計測。
オスは前回から+3g、メスは−5gということに。
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下図は「地下型巣箱ホームページ」で紹介されている、実際にハムスターが巣作りした間取りの一例であるが、私の場合もほぼ、これと似た使われ方をしている。
私の場合は夫婦同居で地下型に引越したので、メスはEの寝室だが、オスは寝る度にA〜Dを移動していたので、メスが所有している食料貯蔵はEの部屋の両方の隅となっている。
子どもが生まれてからは、メスがDを寝室に、Aを仮眠室に使うようになったので、オスはBを寝室に、Cを仮眠室に使っている。 メスは授乳の時だけ育児室に戻り、眠るのは別の部屋。
地下型巣箱のトイレにはトイレの砂を入れているが、トイレとして使った形跡はない。購入時から、オス・メス共に飼育ケースの屋根裏部屋をオシッコの場所と決めたようで、 オシッコを発見してからトイレの砂をその部屋に敷いている。2匹とも毎回のオシッコは屋根裏部屋でしている。
フンは所かまわずやっている。オシッコは臭いが、フンはほとんど匂わない。
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出産1日目の夜10時ごろ、我が家の1階の廊下が23〜25℃で涼しそうだったので、そこに移動。 そして夜中の12時ごろに覗いて見ると、メスは地下型巣箱を出て、飼育ケースの屋根裏部屋(トイレ)に、与えていたティッシュを割いたものを大量に持ち込み、そこで明け方まで寝ていた。
夜間にそうした涼しい場所に置いたことがなかったので、そのストレスで育児放棄をし、屋根裏部屋のトイレに逃げ込んだのかと心配したが、明け方、屋根裏部屋の大量のティッシュを全て階段室にしまい込み、そして地下に戻っていった。しばらくしてそっと覗いて見ると、授乳していたのでひと安心。
オスの方は、地下型巣箱の中でも、飼育ケース側の巣箱でも、眠るときは無防備に腹を上にして寝ているが、メスは周りにティッシュを割いたものを大量に集め、その中にくるまって眠っている。オスメスでの違いなのか、それぞれの性格での違いなのかはわからない。
地下の巣はペットボトル・クーラーで20〜23℃に冷房しているが、風通しがある涼しい中の方が気持ちよく眠れるのだろう。
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子どもが次々と生まれては困るので、 オス用の2号棟を作るためにホームセンターで材料を購入し、突貫で製作。出産3日目にオスを別居させた。メスは出産後すぐに妊娠可能になるらしいので、間に合わなかった可能性もあるが。
子どもの里親探し、個室ケース作りが大変というだけでなく、出産後に間を空けずに妊娠すると、育児と妊娠でメスの体力消耗が激しく、時には育児放棄をすることもあるらしい。繁殖目的の場合であっても、続けて妊娠させないようにしているらしい。
2匹は購入時のペットショップに居る時から仲がよく、引き離すとストレスになることがあるらしいので、様子を見て、完全別居が難しいようなら、食事の時だけ一緒にさせてもいいかと。
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