2009年12月、Stellaの書いた"CHOCOLATE ME"が発売され、それに伴って翌2010年1月に、イベントが催されました。(1/16 台北信義誠品, 1/24 台中誠品, 2/6 台北西門誠品)
これらのイベントについては写真が、
Stellaの公式サイトや
FacebookのBAC後援団に大量にアップされていますので、
是非そちらもご確認ください。
阿強さん台北サイン会レポート(2010/01/16)
2010年の1月16日(土)、台北誠品信義店の3階で「巧克力創意吃法分享會」と言うStella黄湘怡のイベントが行われると言う事で参加させていただきました。
当日は昼の12時頃にBACの台北駅前店で、私はkobanさんと会う約束をしていました。
イベントの開始時刻は2時30分からなのですが、前日の夜(と言っても深夜0時以降=16日)にkobanさんと今回のイベントやStellaの話をした際、昼食も一緒に取ろうと言う話になったので、早めの集合にしたのです。
まずは新しく完成されたばかりの台北駅前店に入ると、ココアの「買一送一」を行っていたので100元で300ccの物を2杯、手に入れました。
支払いの前に見たレジの手前にはStellaの新書「CHOCOLATE ME」のサンプルも置いてあり、自由に読める状態です。
新書の帯に書かれたイベント開催のお知らせが目に入り、それが今日で、これから始まると思うと私は何だか興奮して来ました。
お店を出た後、私たちは台北駅の中でココアを飲みました。…ほど良い甘さで温かかったです。
ふと紙コップに目をやると、飲み口のある蓋が付いているだけではなく、巻きダンボール製のカップホルダーも付いている事に気付きました。
こちらにはStellaが描いたハートのイラストと「SAVE THE EARTH.it's the only planet with chocolate!」
(地球を守れ。チョコレートが存在するただ一つの惑星だ。)の文字が書いてあるのです。
このリサイクルの呼びかけ方は面白く、また、細かな所にも楽しさを入れるのはStellaのアイデアなのだろうと思いました。
イベント会場に到着し、とりあえず書店内のクッキングスタジオに行ってみると60席ほどのイスが準備されていました。
まだ時刻は1時10分くらいだったのですが、早くて席に座っているファンもいます。
立ち見になってしまう事を避けるため、急遽、私たちは昼食を取る事を放棄してイスを確保しました。
キッチンを中心に見た場合の右側の前から2列目の端にkobanさんが座り、その隣に私が座りました。
正面のキッチンを見ると、すでに「CHOCOLATE ME」が積み上げられており、さらにBACで売り出しているマグカップのオブジェもあり、
ポスターも何枚か端に置いてあります。受付の近くにあるスピーカーからは「Everyday is a Chocolate day」と「黑巧克力日記」が流れていました。
そんな中、以前、八徳店で見かけた事のあるような気がする白い服を着た店員さんが何やらケーキの準備をしています。
2008年に会ったBACの女性(kobanさんの情報ではFionと言うそうです。)もおり、こちらに気付いて軽く手を振ってくれました。…覚えていてくれる物ですね。
2時近くになると人の数が増えて来たのですが、参加者は皆、受付で並び始めました。イベントのスタッフたちは整理券のような物を配っています。
今回のイベントは新書のサイン会でもあるので、サインをしてもらう本の購入は必然的なのでしょう。
そこで私たちは先に本を買うのかを聞きに行ったのですが、
その時に対応をしてくれたのがイベント運営会社「Istar Resources」(愛斯達整合行銷有限公司)の王穎琪と何羿飛でした。
「私たちは日本から来ました。」と王穎琪に伝えると非常に喜んでくれて、「本は後からでも買えるので、まずは座っていてください。」と席に戻るように言われました。
…この時、何やら待遇が一気に変わるような気配も感じます。
席に戻る前、やはり整理券のような物を配られたのですが、これは参加者の個人情報とStellaへのメッセージを書く欄のある紙でした。
個人情報はケーキの宣伝などのダイレクトメールに使われる物かもしれませんが、日本の住所や電話番号を書くと面白いとkobanさんと話し合い、すべての項目を埋めました。
また、私はStellaへのメッセージ欄にも中文で「新書の発売、おめでとうございます。今日と言う日を楽しみに待っていました。」と書きました。
さて、定刻になり、まずはtongtongが登場します。事前に写真撮影の許可を得ていたので、何枚か写真を撮りましたが…ブレてしまったのが残念です。
司会を務めるtongtongは最初はStellaについて説明しており「湘怡と私は15歳の時に知り合ったのですが、彼女は、すごくすごくすごく『甜』(Sweet)な人なんです。」と言っていました。
今回のイベントと新書に関する事も話した後、「それではお呼びしましょう、黄湘怡!!」と言うと、キッチンの奥の方からStellaがニコニコしながら登場しました。
今日のStellaは白い肩出しセーターを着ており、フリルスカート・タイツ・ベルト・ハイヒールは黒で統一しています。
茶色く染めた髪は後ろで結んで、ポニーテールにしていました。
揃った2人は笑いながら楽しそうにイベントを進行していくので、本当に仲が良い事が伺えます。
動くStellaを見ていると私はテンションが高まってしまい、スタッフに「今日は遠くから日本朋友も来ています。」と言われた時は、kobanさんと共に挙手までしてしまいました。
また、BACの商品の話になると、準備段階で発見したチョコレートケーキが振る舞われました。一口サイズに切られており、惡魔叉が刺さっています。
その次は小さい紙コップに入ったココアも配られました。…本当にサービスが良いですね。周囲を見ると、それらの味を楽しむ人たちの顔は皆、笑顔でした。
新書に関するクイズも始まり、すでにイベント前に本を買って持っていたkobanさんの前の女性が答えを探そうとページをめくっていると、
それを見たStellaとtongtongが「早く!早く!早く探して!」と女性を急かす場面もあり、面白かったです。
クイズに正解した女性は創作料理の食パンにチョコレートアイスを挟んだ物をもらっていました。
その後、4~5問目あたりに「新書のタイトルは?」と言う問題が出たのですが、
まったく誰も答える気配がないので「何か別題があったかな…?」と思いつつも、
間違っても先ほどのようにイベントに面白味が増すだろうと思い、私が出しゃばって答えてしまいました。
「CHOCOLATE ME」ではなく「巧克力 ME」と言う発音で答えたので、突っ込みが来るだろうと少し期待していましたが、特に何もなくStellaが私の方を見て
「巧克力 ME。おめでとう、正解です!」と言ってくれました。正解者の私に、王穎琪が創作料理を持って来てくれたので、私はkobanさんと半分に分けて食べます。
ひんやりしたアイスとパンは一緒に食べると意外な事に良く合いました。
…しかし、その後、白い服の店員さんが、私の所に創作料理を持って来てくれたのです!
クイズ正解後、王穎琪は、すぐに創作料理を持って来てくれたので、白い服の店員さんは私が創作料理を手に入れた事を見ていなかったのかもしれません。
そのため、私は後ろの席の女性に「もう、私は食べましたから。」と言って渡したのですが、白い服の店員さんは、それはしっかりと見ていて、再度、作った創作料理を私の所へ持って来てしまう嬉しいアクシデントも起きてしまいました。
クイズも終わり、マスコミ向けのStellaの写真撮影時間となったので、tongtongは場所を移動し、中心に来たStellaは赤いリボンのケーキの箱を持ってポーズを取ります。
ついにサイン会が始まりました。キッチンの向かって左側に机とイスが準備され、Stellaは青いサインペンを持って座っています。
そして、Stellaのサポート役としてなのか、Fionも隣に立って待機しています。…準備は整い、すでに本を買っていた方たちは早くも並び始めました。
tongtongはキッチンの右側でマイクを片手に「黄湘怡の新書『CHOCOLATE ME』のサイン会です。3冊を買った方はチョコレートケーキの引換券が付き、5冊を買った方はマグカップのセットが付きますよ。」と何度も繰り返していました。
私たちは受付に行くと「何冊、買いますか?」と言われたので、とりあえず1冊を買う事を伝えます。kobanさんも1冊、私も1冊を手にして、レジへと向かったのですが
「3冊を買うとケーキの引換券がもらえますよ。普通にケーキを買うより安くなってますし。」とイベントのスタッフに言われ、どのみち友人の誕生日用としてケーキを買う予定だったので、私はもう1冊を買ってしまい、kobanさんと合わせて合計3冊にしてもらいました。
受付に戻り、本のレシート3冊分を確認してもらうと「ok」の文字が書かれ、さらに最初にもらった個人情報を書いた紙を提出するとチョコレートケーキの引換券1枚とチョコレートアイスの引換券2枚をもらいました。
また、この時は「心心湘怡」のメンバーにも再会し、話をしながら順番を待ちます。
引換券をもらった際、ポスターをもらうのを忘れたのでkobanさんに持って来ていただいたのですが、そのせいで私が先にStellaにサインをもらう順番になってしまいました。
何とも申し訳ないです…と思いつつも、ご本人を前に緊張がピークに達して来ます。
Stellaが私の顔を見ると、覚えていてくれたのか「お久しぶりです。」と言ってくれました。「プレゼントを持って来ました。」と言うと
「誕生日の時もいただいたのに…。」と彼女は少し申し訳なさそうな感じでしたが、喜んで受け取ってくれます。
そして、前に私が贈ったステンドグラスが輝く礼拝堂のクリスマス用ポストカードの事を急に思い出したようで、その話をしてくれました。
ポストカードについては日本語で「キレイです。」と感想も述べてくれます。
サインをもらおうと本を渡すと、すでにStellaは私の3文字の漢字の名前のうち、2文字を覚えていたので、スラスラと名前を書いてくれます。
残りの1文字の説明をすると、すぐに思い出したのか、私の名前を完成させてくれました。
ちなみに今回、Stellaは「強」の文字を簡体字で書いてくれています。
Stellaが本へのサインを書いている最中、誕生日にプレゼントした「神の雫」のしおりと同じ物の画像を携帯電話で見せると「神之滴!!!」と顔を上げて喜んでくれました。
「赤ワインの漫画ですよね。」と言うと、日本語で「…大好きです。」と、非常に落ち着いた感じの口調で言ってくれたのです。
これは…意表を突かれますね。kobanさんが参加した2006年の誕生会の例を知っていましたが、大変に強烈な一言だと言う事を身をもって実感しました。
もちろん、この意味は私への…いえ、何でもありません。それよりレポートを続けようと思います。
他に私は色紙も持って来ていたのですが、私だけでも2冊の本、ポスターと書いてもらったので、これ以上は悪いだろうと思っていたのです。
しかし、色紙を発見するとStellaはメッセージを書こうとしてくれます。
私は彼女の好意に甘えて色紙を透明な包みから出すと、彼女は「どちらが表ですか?」と色紙の裏表を間違ってはいけないと気も使ってくれるのでした。
「たくさん書いてもらって、申し訳ないです。書くの疲れるでしょう?」と言うと笑顔で「そんな事ないですよ。」とも答えてくれます。
…本当にサービス精神旺盛な上に優しい人ですよね。なお、サインには次のように書いてくれました。
DeaRest 阿強 thank you again.. for so many things.. You are so sweet fo(r) me! if there's anything I can do for you.. I'll be more than happy! Stella 1/16 |
最も親愛なる阿強へ また、こんなに多くの事をしてくれて、ありがとうございます。 あなたは私に優しいですね!もし、あなたのために、 私にできる事があれば、私は、もっと幸せになるでしょう! Stellaより。2010年1月16日。 |
また、「今日、撮った写真はFacebookのメールで送ります。」とも言ってくれるので「私のFacebookを知っているんですか?」と聞くと、「知っています。」と言ってくれました。 …やはり、彼女が描いた私の似顔絵をアイコンにしておいて良かったです。 そして、Stellaは私が台湾まで来てくれた事に感謝して、日本式の深いお辞儀をしてくれたのですが、その勢いが強かったためポニーテールの先端が私の顔をかすると言うアクシデントも起きました。 …今日は嬉しいアクシデントが多いですね。その後はツーショットの写真も撮れたのですが、Stellaの隣にいると私は自然と顔が緩んでしまいました。
まだStellaは他のファンのサインを書いていましたが、私たちは一旦、席に戻ります。 少しした後、kobanさんが「Lauraさんから預かったプレゼントをtongtongに渡して来ます。」とtongtongの方へ向かったので、私も便乗してついて行きました。
私はtongtongの漢字の名前が気になっていたのですが、これを機に聞いてみた所、メモ帳に「余婕彤」と書いてくれました。…ちょっと難しい字ですね。 実は今回、私はStellaの写真が入ったハート型のキーホルダーを持って来ていたのですが、古い物だったのでStellaに見せても仕方がないと思い、 Stellaの2001年からのファンだとアピールするつもりで、tongtongに見せたのですが、tongtongは「ああ、これは彼女が18歳の時のですね。」と言っていました。 実際、写真は台湾デビュー以後なので、18歳ではないと思うのですが…謎です。 また、前にBACで手に入れたギターのピック型キーホルダーも一緒に付けていたので、それも見せたのですが、tongtongは何だか珍しそうに見てから「これはスタッフの誰一人も持っていません。」と言うのです。…意外ですね。驚きました。
新書には日本の風景が写っていたので、それについてkobanさんがtongtongに確認すると「それは大阪です。Osaka。」と彼女は答えました。 私が「4人で行ったのですか?」と聞くと「3人です。兄は行きませんでした!」と言っていました。 …彼女の兄・Jye Luenは留守番だったようで残念です。 また、女性専用車両の写真にStellaの弟・Kelvinも一緒に写っているので、kobanさんがtongtongに「これは女性専用ですよ。」と言うと、 tongtongは嬉しそうに「彼は女性なんです。」と冗談を言うので、すかさず、私も「じゃあ、私は彼と結婚できますね。」と言ったら、クスッと笑ってくれました。
同じ頃、近くにいたJye Luenにも「tongtongのお兄さんですよね。BACのサイトやイベント映像でお見かけしています。お会いできて嬉しいです。」 と伝えると喜んでくれました。彼はイベント映像などで見る以上に、すごく温和で気さくな人ですね。 お願いした記念撮影にもニコリと笑って、応じてくれました。…ちなみにピック型キーホルダーを見せた時の彼の反応も珍しそうで「これは私も持っていませんよ。」と言っています。
参加者全員のサインが終わり、時刻も終了の4時頃だったのですが、最後に「Istar Resources」のスタッフたちの計らいで、またも中央にいるStellaと一緒に写真撮影をする事になりました。 …日本人は優遇されますね。私が近づくとStellaの方から握手を求めて来たので、とっさに私は右手を出しましたが、彼女が差し出したのは左手でした。 私の右手とStellaの左手で握手が交わされます。彼女は、しっかりと私の右手を握ってくれました。特に中指・薬指・小指の強い感触を覚えています。 Stellaが右手を出せなかったのは会場にいた200人を超える参加者の本やポスターにサインを書いて、右手を痛めていたからなのでしょう。 そんな中でも握手をしてくれた彼女の気持ちが心に染み渡ります。その後は持って来たキーホルダーを見せると、これまた意外な事に大変、喜んでくれました。 さらにピック型の物も見せて、私が「これはギターを弾く時の…。」と弾く真似を交えて言うと「そうです!ギターの練習に使ってください!練習!練習!」と強く練習を勧められました。 そんな事もあり、この時に撮ったツーショット写真にはキーホルダーが一緒に写っているのです。
すべてが終わり、Stellaも引っ込んでしまった4時以降もキッチンの奥の方へと行ってみると、後姿のStellaを発見しました。 この後、Stellaは私たちに気付いてくれたのですが、またも「Istar Resources」のスタッフが色々と手助けをしてくれて、まだStellaと一緒にいれる時間を少しだけ設けてくれたのです。 私たちは「心心湘怡」のメンバーも呼んで来るように言われたので、受付の近くにいた彼らを急いで呼びに行きました。 皆でクッキングスタジオの隣の部屋に行くと、Stellaは皆との集合写真の撮影に応じてくれたのです。 何枚か撮影をしましたが、この時、私は自分のカメラを出すタイミングを逃してしまったのでした。すごく残念です。 そして、本当に奥の方へと引っ込んでしまう前にStellaは私たちに日本語で「ありがとう!」と言って、またも、お辞儀をしてくれました。 それは、すごく気持ちが込められている丁寧な物だった事を覚えています。…Stellaもいなくなってしまったので、私たちも会場を出る事にしました。
kobanさんと台北駅まで帰る途中、さっそくBACの台北駅前店でアイスの引換券を使う事にしました。…やはり、BACのアイスはチョコレートの濃厚さが良いですね。 ちなみに台北駅前店で私は初めてBACの男性店員を見たのですが、黒い服で決め、髪に青色のメッシュを入れた格好の良い方がお仕事をされていました。 同時に引換券で頼んだケーキのリボン付けも上手く、先を綺麗に斜めに切ってくれます。 また、お店は駅前と言う事で歩く人たちが寄りやすいのか、アイスを購入しに来る女性が多かったように思えました。
今回はStella黄湘怡と言う人を通じ、Stella以外にもtongtongやJye Luen、他にも多くの方々と交流を深める事ができたと思っています。
また、やはり、Stellaの温かいお人柄に感動する場面が多かったですね。イベントに参加できて本当に最高に楽しい時間を過ごす事ができました。
そして、お世話になった方々、本当にありがとうございました。還有Stella,謝謝妳!!
管理人台北サイン会レポート(2010/01/16)
ついにこの日がやってきました。
左端に写っている女性は2008年の食事会に来られていたスタッフ(一週間後の台中イベントで名前を聞きました)。
台北のサイン会でどなたかが撮影した動画がYoutubeにアップされていました。
ていうか、この色紙にサインを貰っている後ろ姿の人…。