Band & History |
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History | |
Starsailor というバンド名は Tim Buckley の LP 『Starsailor』から名付けられた。
James Walsh は疎外感を抱きながら育った。「学校にあまりなじめなかったんだ。みんなはぼくのことをセンシティブすぎるって思っていた。だけど、ぼくはただ物事に疑問を抱いていただけなんだ。」 James はそれがきっかけとなって12歳からピアノを始め、14歳の頃には曲を書くようになっていた。「この頃に The Buckleys や Neil Youngs を聴いていて、それが僕に悲しくてセンシティブなメロディーを書けるということを気づかせてくれた。」 James が 12 歳ごろに初めて買ったレコードは U2 の『Desire』で、B面の 'Angel Of Harlem' を聴き込んでいた。その後は Blur、Oasis、The Charlatans などのブリットポップにもハマっていたようだ。16 歳の時、ファーストアルバムが出た時の Oasis を Blackpool で見た James は、「その時期は、ぼくの、この中年のおばさん達がステキだと思ってくれる声は素晴らしいと思っていたけど、でも本当に Liam Gallagher になりたかったんだ。」 ウィガンのミュージックカレッジで James Stelfox (bass) と Ben Byrne (drums) がコーラス隊で歌っている James のヴォーカルに驚いてバンドに誘った。James の話によるとそれはクリスマスコンサートで、他の3人のメンバーは演奏に加わっていた。スティングの曲 'Let Your Soul Be Your Pilot' を歌ってらしい。その後のパブでの打ち上げで James は一緒に音楽をやらないかと誘われた。 その翌週に Stel(James Stelfox)と、Jeff Buckley の『Grace』と ニック ドレイクの『Five Leaves Left』のテープを交換し合い意気投合したようだ。 James は、「ボクは何かとても自然体なことをやりたかったし、ボク達が誰なのか、何を感じているのかについて伝えたかったんだよ、ただ騒ぎ立てるだけじゃなくね。パブで酔っ払う人もいれば、本を書く人もいる、音楽がボク自身を表現するベストな方法なんだ。」 | |
Starsailor の前身となったWaterface 結成。解説によると Waterface は 1997年結成、地元 Warrington では何度と評判のギグを行っていたようだ。
James、Stel、Ben は4年ほど一緒に演奏をしていることから、多分彼らと他に誰かギターがいたのかもしれない・・・。バンドの詳細、活動は不明。(2001年現在)
Waterface の 曲は Peoplesound で聴くことが出来る。 聴けるのは以下の2曲。
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2000 |
2000年初めに Barry Westhead(Key)が加入。メンバーとはずっと知り合いだったが、火葬場で働いていた Barry にバンド入りを長い間説得出来ずにいたようだ。これにより彼らの音楽の方向性がクリアになった。
バンドが初めて書いた曲は 'Alcoholic' と 'Lullaby'。ロンドンにスタジオデモで行き、さらにジョブセンター(日本でいうハローワーク)の人に曲を演奏した。James、「あの曲を初めて聴いた人たちは Chormley のジョッブセンターの人達なんだ。」 |
Apr 2000 | London の Heavenly Social で初めてのギグを行なう。当時 James の兄がそのレーベル(ヘブンリー)で経理をやっていて、兄がクラブに渡した 'Alcoholic' と 'Lullaby' のデモがきっかけでこのライブが実現した。 |
Jul 2000 |
7月始めのギグが翌週の NME のギグレポートで絶賛され、レコード会社の争奪戦の末、EMI と契約。
これについて James は、「ボク達はインディーアコースティックギターシーンにひっくるめられたくなかったんだ。だから EMI を選んだ。EMI にはボク達のような サウンドのバンドはまったくいないからね。ボク達は London をうろついたり、他のバンドとつるんだりしたことはないんだ。ウィガンやウォーリントンにいることが物事からうまく隔離してくれたんだよ。」 |
Jan 2001 | NME のブライテストホープ 2001 に選ばれ、2001年1、2月には NME による BRAT TOUR で初の UK ツアーを行う。 |
Feb 2001 | デビューシングル『Fever』リリース。 |
Jul 2001 | 初来日。7月30、31日、原宿アストロホール。日本盤はアルバムどころかシングルも未発売というなかでの来日。どうも日本のプロモーターが目をつけてからフェスのラインナップに間に合わなかった為、このような単独来日となったらしい。 |
Sep 2001 |
9月27日、デビューアルバム『Love Is Here』日本先行リリース。
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Oct 2001 | 10月8日『Love Is Here』UKリリース。10、11月にUKツアー。 |
Dec 2001 |
USツアー 12月2〜10日。これは2002年1月8日アメリカでの Love Is Here リリース直前のプレビューツアー。
12月13、14、15日、The Charlatans とアリーナツアー。 |
Jan 2002 |
The Charlatans とUSツアー。 ブリットアウォードの『ベストブリティッシュニューカマー』にノミネート。 |
Feb 2002 |
NMEアウォードの『ベストニューアクト』にノミネート。 NME Carling show に出演。(2月5、8日) |
Mar 2002 | 北アメリカツアー(2月38日〜3月16日)。 |
Jun 2002 |
3日、Newport の Seaclose Park で行われたワイト島フェスティバルに出演。 29日、Glastonbury Festival 出演。(プラミッドステージ) |
July 2002 |
13日、T In The Park のバックステージで James Walsh は Oasis の Noel と口論。 Witnness Festival 出演。 |
Aug 2002 | 8月17、18日、V2000 出演。 |
Nov 2002 | 2nd Album のレコーディングを Abbey Road Studio で開始。 |
Feb 2003 | 4日、ロンドン、アストリアで NME Award Show に出演。 |
Jun 2003 | 14日、ワイト島フェスティバルに出演。 |
Aug 2003 | 2、3日、Summersonic 出演。11日、University of London Union で完全招待制スペシャルギグを行う。 |
Sep 2003 |
1日、先行Single 'Silence Is Easy'リリース。 3日、2nd Album 'Silence Is Easy' リリース。(日本盤) 14日、カーディフでの BBC Radio1 『One Big Weekend』 に出演。 15日、Album UK リリースにあわせてロンドンの HMV でインストアギグとサイン会を敢行。 UK Tour(9月19日〜10月3日) |
Dec 2003 | Japan Tour、7、8、9日。 |
Jan 2004 |
17日、'Silence Is Easy' US盤リリース。 US Tour(15日〜2月12日) |
Jun 2004 | 1日、リバプールの Barfly で行なわれた戦争孤児のためのチャリティーギグ『 Passport - Back to the Bars 』に参加。 |
May 2004 |
1日、Carling Live 24 の一環として、ロンドンの Bush Hall でライブを行なう。 23日、チャリティマッチ SOCCER SIX に出場。 |
Jun 2004 | 26日、Glastonbury Festival (ピラミッドステージ)出演。 |
Oct 2005 |
17日、'On The Outside' UKリリース。 UK Tour(3日〜11月18日) |
Aug 2006 | V festival出演(19、20日) |
Oct 2007 | UK Tour(9月30〜10月10日) |