STAGEAシリーズの違い

最新機種「STAGEA」で書いたようにSTAGEAシリーズには

プロフェッショナルモデル(ELS-01X)
カスタムモデル(ELS-01C)
スタンダードモデル(ELS-01)
STAGEAmini(ELB-01)

という4タイプがあります。どれもSTAGEAに違いはないのですが「じゃぁそれぞれなにが違うの?」という疑問が出てくるかもしれません。これからそれを解決しましょう。

D-DECKも参考までに載せておきます。

1.値段の違い

もちろん機能が違うので値段も変わってきます。

  プロフェッショナル カスタム スタンダード mini D-DECK
値段 1,680,000円 1,081,500円 693,000円 218,400円 399,000円
※すべて税込み価格。

これで大体のSTAGEA内のランクがわかったでしょうか?左からランクが高い順です。プロフェッショナルが一番高性能ということです。D-DECKは別です。

2.鍵盤の数・タッチ

エレクトーンにはピアノなどにはないタッチ(指先の表現)があります。現在は3種類あります。STAGEAでは機種によって搭載されているタッチの機能が違います
Aイニシャルタッチ(鍵盤を押したときの勢いで表現)
Bアフタータッチ(鍵盤を押さえた後に力を加えて表現)
Cホリゾンタルタッチ(鍵盤を左右に揺らすことによって表現)
鍵盤数は表のとおりです。
タッチ プロフェッショナル カスタム スタンダード mini D-DECK
上鍵盤 ABC ABC AB A AB
下鍵盤 ABC ABC AB A AB
ペダル(足)鍵盤 AB AB A - A
(オプション装着時)
鍵盤数 上鍵盤 61(フルスケール) 49(EL-900等と同じ数)
下鍵盤 61(フルスケール) 49(EL-900等と同じ数) 61(フルスケール)
足鍵盤 25(フルスケール) 20(EL-900等と同じ数)(D-DECKはオプション装着時)
ABCA=イニシャルタッチ、B=アフタータッチ、C=ホリゾンタルタッチです。

3.レジストレーションメニュー

STAGEAにはレジストレーションメーニュー(以下RM)という音やリズムなどの組み合わせがあらかじめ作られたセットが組み込まれています。
これを使えばレジストを作ってなくてもその場その場ですぐに弾けます。
これも機種によって搭載数が違います。

RM プロフェッショナル カスタム スタンダード mini D-DECK
標準セット1 240種類
特有※2 60種類(VA音源・オルガンフルートを利用) - 90種類(レッスン用) 48種類(ライブ用)
総数 300種類 240種類 330種類 288種類
※1 標準セットとはSTAGEAシリーズすべてに搭載されているRMです(私、SHOが勝手に名づけたものです。)標準セット一覧はこちら
※2 特有のレジストは取扱説明書に載っています。(こちらからも見れます)

4.音色・リズム・エフェクト

STAGEAなんといってもとっても音色・リズム・エフェクトが格段と増えました。
しかしここでも機種によって差があります。

  プロフェッショナル カスタム スタンダード mini D-DECK
音色数 音色数 415+94509音色 415音色 245音色 415音色
VA※1 94音色 -
オルガンフルート※2 -
リズム 274タイプ 133タイプ 274タイプ
エフェクト カテゴリー数 15カテゴリー
バリエーション数 183バリエーション 97バリエーション 183バリエーション
※1 仮想の楽器を本体内に設計し、その楽器に振動が伝わる様子をシミュレーションすることで音を作り出します。
VA=「バーチャルアコースティック」の略エレクトーン用語検索より
※2 9種類のフルートフッテージと3種類のアタックフッテージ等を組み合わせて、オルガンサウンドを作る機能です。
ELシリーズでは「フルートボイス」といいます。エレクトーン用語検索より

5.その他

その他。

  プロフェッショナル カスタム スタンダード mini D-DECK
重量 103kg 109kg 100kg 50kg 18kg
消費電力 105 90 47 41
外部記録 USB×2※1 USB×1※1 USB×2※1
スマートメディア -
フロッピーディスクドライブ -
セカンド
エクスプレッション
ペダル
-
※1 USBはUSB1.1仕様です


大体ですがSTAGEAシリーズ内の違いはこんな感じです。
しかしSTAGEAのコンセプトのひとつ、グレードアップということができます。

つまり
スタンダード カスタム
スタンダード プロフェッショナル
カスタム プロフェッショナル
と進化(笑)ができるわけです。これならスタンダード、カスタムを買ってもグレードアップすれば心配ないですね。
自分のレベルに合わせてグレードアップということができます。

グレードアップ詳細

しかしSTAGEAmini、では残念ながらスタンダード、カスタム、プロフェッショナルへグレードアップすることができません