ファイルの構成はフロッピーディスク直下にファイルが並んでいます。簡単な図にすると下のようです。
※灰色の字は無い場合がある
ソング1とくくられたところがソング1となります。
MDR_00.b00
(MDR_00.r00)B00ファイル
(r00ファイル)いわゆるレジストデータ。音のデータです。(カッコ内はHSシリーズの場合) MDR_00.evt EVTファイル 演奏情報です。MDRに録音したことありますか?その録音している演奏ファイルです。 MDR_00.v00 V00ファイル EL-900シリーズから出てきたVA音源と呼ばれる音データです。VA音色を作った場合のみできます。 SONG ソングネームを記録しているファイル。EL-90などディスプレーで表示されないものでソングを作った場合作られません。 赤く塗った部分は「ソング番号」−1・・・・つまりソング番号の1つ前の数。
ソング1なら00、ソング2なら01・・・・となってます。
※EVTファイルはエレクトーンのファイルですがhttp://homepage2.nifty.com/el_freesoft/のEVTチェッカーでなら再生がPCでできます。
ELS機種の場合(STAGEA)
ELS機種はソングごとにフォルダが作られます(プロテクトソングは別)。ソング1はSONG_001のようにフォルダがあります。図に表すと下のようになります。
※灰色の字は無い場合があります
そのフォルダの中には
REG_001.B00 B00ファイル レジストファイル。音色のデータです。レジスト2以降は赤字が増えていきます(REG_002.B00のように) MDR_000 Midiファイル 演奏データ。しかしPCではうまく再生されません。がXG Worksなどで開くと音符は出ます。
のようになってます。
またプロテクトファイルはフォルダが作られず1つのファイルとしてProtected 2 Original File(E02ファイル・C02ファイル)となります(名前はすべて違います)
ミュージックソフトダウンローダーがインストールしてあると鍵マークとなっています。
著作権機構のないカードリーダーライターでこのProtected 2 Original Fileを触ると壊れる場合があるので触らないように
STAGEAでソング1といわれてもどこだ!ソングは上のような順番になっています。
2ページ目も同じように左上から9,10,11,12,13,14,15,16です。
ソングネームファイルの仕組み ELS_SONGという名前のファイル(メモ帳で開けます。)
一番左 項目 意味 例 S001 SONGNAME ソングの名前です キラキラ星 S001 FOLDER そのソングのフォルダーの場所 SONG_001 S001 SECURITY プロテクトソングならON / 自作なら OFF ONかOFF S001 MODEL そのソングが作られた機種 ELS-01C S001 PART_UK 演奏データを再生したときに上鍵盤を再生するかどうか ONかOFF S001 PART_LK 演奏データを再生したときに下鍵盤を再生するかどうか ONかOFF S001 PART_PK 演奏データを再生したときに足鍵盤を再生するかどうか ONかOFF S001 PART_LEAD 演奏データを再生したときにリードを再生するかどうか ONかOFF S001 PART_KBP 演奏データを再生したときにキーボードパーカッションを再生するかどうか ONかOFF S001 PART_CTRL 演奏データを再生したときにコントロール(レジスト等)を再生するかどうか ONかOFF S001 PART_XG 演奏データを再生したときにXGを再生するかどうか ONかOFF S001 MIDFILE 演奏データの名前 MDR_000.MID S001 BLKFILE_001 レジスト1のファイル REG_001.B00 S001 BLKFILE_002 レジスト2のファイル REG_002.B00 S001 BLKFILE_003 レジスト3のファイル REG_003.B00 S001 BLKFILE_004 レジスト4のファイル REG_004.B00 ・
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・・
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・レジストが4つ以上ある場合上と同じように数が増えていきます。 ・
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・S001 SECFILE プロテクトソングならそのソングファイル TWINKLE_DL.C02 となっています。これを知っておけばいろんなことに応用できると思います。
※書き込むときは=のあとに半角スペースを空けないといけません。STAGEAで作られたデータは作成日がすべて2004/1/1 0:00です。STAGEAに時計が内蔵されてないからですねw