静けさに眠る
虚無と化した灰色の街
重い体を引きずりながら
破壊と泣き声が
痛みと憎しみが
犠牲になったその上で誰かが今日も笑っている
終わることの無い破壊と快楽のニ律背反
確信された声など聞こえるはずもなく
悲しみに降る雪
凍えて体は動かない
止まらない歯車を片腕のピエロが回してる
残虐のこの夜に生きる湖塗と死ぬ事を
動かない体で今確かに感じていて
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