ソー・ホースレッグを作る
ソー・ホースレッグを作る
「基礎編に出て来る作業台が欲しい!」と言う問い合わせがかな〜りありました。
家に来た本職の大工さんも使いまくって、「これ良いねぇ〜、どこで買ったの?」と聞かれましたので、まだあまり日本ではなじみの無いモノなのかも知れません。
ちなみに、私はこの金具を「ジョイフル本田」(関東では有名ですね。)で買いました。皆さんもお近くのホームセンターで探してみてください。
これはソーホースレッグ(馬足)と言って、すごく簡単にできて重宝する物ですから、大工仕事の練習と実用をかねて作ってみましょう。
用意するものは、ホースレッグ用のブラケット金具。
これはUSA製のSAWHORSE BRACKETSと言う商品名でした。
直訳すると「ノコギリ馬足金具」ですかね。(笑)
箱にわざわざSPEE-DEEとも書いてあります。(笑)
値段は2個1組380円でした。これを2組使います。
他にプラスチック製などもありました。(高いくせにカッチョワルイ)
材木は2×4を使います。(何たって2×4用だもん。)
長さは扱いやすい6ft(約1830mm)の2×4であれば、ちょうど4本使います。
長さは1本を3等分したもの(2ft)×8本、2等分したもの(3ft×)2本を用意します。
2ftの材木にブラケットをストッパーに当たるまで差し込みます。
スッポリ。
サイドにあらかじめ空いている穴へクギで固定します。
注・この時はクギだったのですが、数年使っている内にだいぶグラつきました。
説明文にはクギで打てと書いてあったんですけどね。(汗)
同時期に木ネジで作ったヤツは何年経ってもしっかりしているんですけど。
それで、全部粗目造作ネジに打ち変えました。
これから作る人は、最初から木ネジを使いましょう!。(笑)
1組完成間近
これに1/2等分した材木(3ft)をかませれば完成。
完成!
ね、簡単でしょ?。(笑)
これでちょうど材料が腰の位置位になると思います。
疲れず、安定して作業がとっても楽になります。
塗装の時も作業が楽ちんです。
そのまま乾かす事もできます。
サンディングもカンナがけにも使えます。
板を渡せば、室内での足場にちょうど良い高さです。
ね、便利でしょ?。(笑)
これは、妻のアトリエの作業テーブル。
パインの集積材を使って作りました。(って、乗せてるだけです。)集積材の大きさは幅925mm×長さ2445mm×厚さ32mm(でかい、重い!)。集積材の値段は約1万円。
まず、集積材の表面にサンディング・ペーパーをかけます。120番で荒くかけた後、240番で仕上げました。
角もペーパーで面取し、ウレタン系のクリアーニスを2度塗りしています。
最初からホースレッグの上に乗せで作業してますから、ニスが乾けば完成です。(笑)
も少し小さなイスを使えば10人位は楽に囲めます。なかなか良い感じでしょ?