辛淑玉
特にタチの悪い朝鮮女

そんなにイヤなら朝鮮へ帰れ!



平成18年5月3日水曜日晴れ ○
 話題がないときの朝日と辛淑玉頼み・・・かな
 あの朝日新聞がずいぶん前に辛淑玉女史の事を書いていました。そこから、女史のお言葉につきまして。
以下引用

辛淑玉(シン・スゴ)という朝鮮女性について

 ある意味では究極の在日朝鮮人である辛淑玉女史についてのページです。
出処がわかるものだけを集めたつもりですが、間違いなどございましたらどうぞお教えください。

辛淑玉
平成18年5月3日水曜日晴れ ○
 話題がないときの朝日と辛淑玉頼み・・・かな
 あの朝日新聞がずいぶん前に辛淑玉女史の事を書いていました。そこから、女史のお言葉につきまして。
以下引用

■憲法は民の血の代償
 昨年暮れ、天皇誕生日の前日の札幌市内の講演会。
 「『愛子さまー』も『将軍さまー』も同じ。人の上に人をつくるのが天皇制。あらゆる差別構造の象徴です。天皇制が大義になって、殴られてもいい人間、殺されてもいい人間を生んだ」

 (平成17年)12月8日、横浜市内で開かれた憲法・教育基本法改悪反対の集会。
 「自衛官に金持ちの子なんていない。戦争は貧乏人が弾になる」
 「日本人外交官のために命を落としたイラク人ドライバーのために一滴の涙も流さない日本人がやるイラク人道復興支援って何なのか」

 「逆らったらどうなるか、見せしめにされたのが香田証生。誘拐事件は犯罪者の要求を聞いたふりをして、時間を延ばして交渉する。なのに彼は即座に死刑宣告された。宣告したのは自衛隊を撤退させないと言った小泉首相です」

 「戦後も日本は戦争をし続けた。朝鮮戦争、ベトナム戦争……。アメリカの公共事業である戦争に加担し、甘い汁をずっと吸ってきた。もっと甘い汁を吸うために憲法9条を改正する。憲法は2000万の民の血の代償として日本人の手に渡った。この憲法を破棄することはアジアへの宣戦布告だと思います」

(平成17年)11月下旬、大阪府羽曳野市の人権を考える集い。

 「『あなたの息子が男性を好きだと告白したらどうしますか』と都議選の候補にアンケートしたことがあります。つらい思いをしてきた息子に『話してくれてありがとう』と言う人はたったひとり。『あ、そう、ふーん』がほとんどでした」
 略)
 父は弁護士を目指していたが、日本国籍を奪われて道を閉ざされ、職を転々としていた。
略)
 辛は5年前「日本の公民権運動」として、外国人登録証明書を返上する意思を公言した。まだ持っているが、運動の進展を見計らって、最も効果的な時期に政府に返すつもりでいる。

 外国人登録制度は00年に指紋押捺(おうなつ)が全廃されたものの、登録証の常時携帯義務が残されている。在日朝鮮人は日韓併合によって日本の臣民にされ、戦後、52年のサンフランシスコ条約発効とともに完全に日本国籍を奪われた。

 「私たちは勝手に日本人にされ、勝手に外人にされた。私は朝鮮人で幸せだったという社会をつくりたい」
略)
引用終わり

 相変わらず香ばしい発言の数々です。個々の発言につきましてはもう何とも・・・
まあ、とりあえずは
 <父は弁護士を目指していたが、日本国籍を奪われて道を閉ざされ、職を転々としていた。
略)
 辛は5年前「日本の公民権運動」として、外国人登録証明書を返上する意思を公言した。まだ持っているが、運動の進展を見計らって、最も効果的な時期に政府に返すつもりでいる。
 外国人登録制度は00年に指紋押捺(おうなつ)が全廃されたものの、登録証の常時携帯義務が残されている。在日朝鮮人は日韓併合によって日本の臣民にされ、戦後、52年のサンフランシスコ条約発効とともに完全に日本国籍を奪われた。
 「私たちは勝手に日本人にされ、勝手に外人にされた。私は朝鮮人で幸せだったという社会をつくりたい」>

 これにつきましては、在日朝鮮人のよくつくウソの典型です。詳しくは浅川氏の論文を引用させていただき、すでにこのホームページにも書かせていただいておりますが、我が国は日本国籍を一方的に奪ってはいません。参考在日朝鮮人のつく大嘘「日本国籍を強制的に収奪された」
ですから、辛淑玉女史が言っている「私たちは勝手に日本人にされ、勝手に外人にされた。私は朝鮮人で幸せだったという社会をつくりたい」などというのは在日朝鮮人によくある我田引水による大ウソです。
この辛淑玉女史のことは同じ在日朝鮮人として、元プロレスラーの前田日明氏が福田和也氏との対談で
「名前を出して悪いんだけど、辛淑玉さんなんか見てると、情けなくなってくる。差別されたとか、日本は加害者だとか言うだけで、それだけ叫び続けて一生を送るのかなと思うと、とてもおれは共感できない。力道山や大山倍達だって差別されたはずだけど、ちゃんと一個の人間として、大した生き方をしてみせたじゃないですか。有名無名に関係なく、俺の知っている限りそういう在日はたくさんいますよ」
(「別冊正論Extra.02」p255 平成18年 より)
まあ、ごもっともです。
ただ、前田氏の「出自が在日だからということで、韓国で就職差別を受けたり、北朝鮮に帰国すれば殺されたりひどい目に遭わされたりする。こういうことに黙っていながら、日本国内の差別反対とか、参政権よこせとか言う人間をおれは信用できない」
これは真っ当な御意見と思いますが、その後に続く
「この頃、もうこうなったら仕方がないから北も南も滅ぼして、李氏朝鮮を再興するしかないと思ったりもするんですよ(笑)」p257


ーーーーーーーーーーーーーー

辛淑玉という在日朝鮮人の著書について

平成17年12月22日木曜日晴れ ×
 「韓国・北朝鮮・在日コリアン社会がわかる本」(辛淑玉著・KKベストセラーズ1995)というのを古本屋さんで買って来て読みました。こんな女史の本に1100円も払いたくはないので、105円で売ってくれている古本屋さんの存在はありがたい。
 ある意味、在日朝鮮人の典型ともいえる存在であり、天然電波満載の辛淑玉女史ですので、この本も内容は期待を裏切りませんでした。ちょっと、内容の程度が低くアホすぎますが・・・・
 たとえば、
 朝鮮人の性格について
<ラテン的な民族です。歌舞音曲が好きですぐ踊りだすさまは中南米のようで、民族意識はフランス的、色使いや表現方法は極めてイタリア人に近いものを感じます。
 感情表現が豊かで、好き嫌いが明確で、嘘をついてもすぐ顔に出ます。
略)
 それに比べて平均的在日コリアンは、多少暗い印象があります。日本で抑圧されているからでしょう>P24
 と記す辛淑玉女史に彼女の歪んだ性格を見るの私だけでしょうか。
まっ、ここでイッパツお約束の
中南米、フランス、イタリアの人々に謝れ・・・・W

 戦後補償については
<日本の植民地支配における、処理されていない補償の問題です。
 一般には、戦後補償には、「国家補償」と「個人補償」の二つがあります。
 略)
 当時、朝鮮人は、天皇の赤子として徴用され、戦後は一貫して「外国人」ということで、全ての補償から排除されました。
 一九九三年には、国連人権委員会から、国籍条項による排除は国連人権規約に違反しているので是正すべきであるという勧告がでているにもかかわらず、国籍を理由に旧植民地の人たちの補償を拒否しているのは、先進国では「日本」だけです。
略)
 その根底には、一人でも個人補償をすれば、際限がなくなると思っているのでしょう。
 しかし、反対に、際限がなくなるほどの支配だったといえるのです。
 日本における最も激しい内外格差は、「戦後補償の命の値段」といえるのかもしれません>p30〜31
 これも、辛淑玉女史らしいといえばそうかもしれませんが、大嘘満載です。
朝鮮人は我が国の朝鮮半島統治を具体的な根拠も示す事をせずに、虐殺、略奪と騒ぎます。では、日本の朝鮮併合が他国の植民地経営と比べてどこが醜いのでしょう。日本との併合がなければ、また大東亜戦争後の我国からの援助がなければ今の朝鮮があったとでもおもっているのでしょうか。
 辛淑玉女史の一番大きな嘘は、独立にあたり、宗主国から植民地支配に対する補償を貰った国はない事を明記していない事です。普通は接収資産について、逆に宗主国に補償しているのです。たとえば、インドネシアは独立にあたり、個人資産の補償のみならず、オランダが毎年の赤字補填のため発行していた国債の補償義務まで、すべて新生インドネシアの責任とされています。
 当時の国家予算の二倍以上にもなる我国が朝鮮に残した膨大な資産については辛淑玉女史は一切ふれていないのはどうしてでしょう。
(GHQの調べでは非軍事資産だけで、北朝鮮に約三十億ドル、南朝鮮二十三億ドル。その他軍事資産として北朝鮮十二億円、南朝鮮二十八億円もあった。一九四五年の我国の一般会計歳入は二百三十億円である。当時のレート一ドル十円としても国家予算の二年分以上である)
 中華民国が賠償金を放棄したのは、そうしなければ台湾、満州に残した莫大な日本資産に対して日本に補償しなければならない。そうすると、中華民国の日本に対して莫大な補償金の持ち出しになるからです。
朝鮮も、独立に際し旧宗主国である日本には正式には莫大な補償金を支払わねばならなかったのです。現実に、何度もそのことは話し合われて来ました。

 また、日韓基本条約において、我国は個人補償を提案したのに対して、それに反対したのは時の南朝鮮(大韓民国)政府です。南朝鮮は我国から一括して補償を受け取り、南朝鮮政府として個人補償すると主張したのです。
また、日韓基本条約には我国からの謝罪や反省の言葉は一切入っていない。
当たり前のことである。
 南朝鮮政府は我国からの経済協力という名目で奪い取った当時の三億ドル、長期低利二億ドルという巨費のうち各種個人補償総額は千六百万ドルを使用したのみで、これは、無償供与のわずか5%強に過ぎなかった。戦争による死亡者の遺族に払われたのは一人三十万ウオン(当時十九万円)であるが、これは朝鮮戦争などで死亡した南朝鮮兵にたいする補償と同額です。
そして、南朝鮮政府は補償除外者として、在日朝鮮人・サハリン残留者、四五年八月十五日以降の死亡者、戦傷者、強制労働による体を壊した者、被爆者とした。

 辛淑玉女史にはもう一度下記の条文を読まれることをお勧めする。
日韓基本条約
請求権及び経済協力協定
第二条
 両締結国及び国民の間の財産、権利及び利権並びに両締結国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決されたるこよになる事を確認した。

 つまり、朝鮮人、在日朝鮮人の戦後補償の問題は半島唯一の政府といって我国から奪い取った巨額の経済協力金のうちわずかしか個人補償に使わなかった南朝鮮政府の問題であって、朝鮮人、在日朝鮮人は南朝鮮政府に対して文句をいうべきである。
そうでなければ、我国の朝鮮半島に残した膨大な国家資産、そして個人資産について補償請求をできることになる。ましてや辛淑玉女史が書くように「国家補償」と「個人補償」があるというのであればなおさらである。

 この在日女性の頭の程度と歪んだ性格がよくわかるのはいわゆる「従軍慰安婦」についての記述かもしれません。
従軍慰安婦
<戦争中、日本軍を相手に強制的に売春をさせられた女性の問題です。
 慰安婦の数は合計二十万人ともいわれていますが、そのほとんどが朝鮮半島からかりだされたといわれています。
 一九四三年からは「女史挺身隊」という名のもと、激しい戦闘の最前線で、毎日多数の兵士の性欲のはけ口とされました。
 日本の敗戦後は、何の補償もされず、歴史的にも無視され続けたのです。
 貞操観念の強い韓国社会においては、誰にも打ち明けられずに身を沈めてしんでいった人もたくさんいます。日本政府は歴史的な事実も資料も自ら公表せず否定し続けてきましたが、民間による事実のつきつけによりしぶしぶ認めました。
 その姿勢が、世界の国から多くの非難を浴びたのです。
 しかし、日本政府は、各国への補償は済んだとの立場から、この問題に目を向けようとしません。あげくの果てに、民間の基金による生活援助の形で終わらせようとしました。
 韓国の大統領はすでに、日本には金銭的な補償を求めないと言い切っています。 
 つまり、お金でなくて、人道的にどのようにするかを示せといっているのです。
 私は、慰安婦の問題を耳にした時、韓国人であることよりも、女性としてゾッとしたものです。
 ある民放の報道番組で、当時軍人だった人のインタビューがあり、慰安婦を抱いたことをニヤニヤしながら話ししていた姿を見て、恐ろしくなりました。
 その後、日本の関係者が、韓国や北朝鮮に聞き取り調査に行った記事を目にして、なんと愚かなことをと思いました。聞き取り調査は日本の軍人にすべきであって、被害者である彼女たちにすべきではないでしょう。彼女たちを二重に辱めていることに気がつかないのでしょうか。被害者の側に立ってものを見る力がないのです。
 何をしたかは、した人がいちばんよくわかっているのです。
 指摘されさえしなければ隠し続ける。それは国家としても人間としても、恥ずべきことではないでしょうか>P32〜33

そして、こうも書いています。
<私は人間の「尊厳」の問題だと思っています。
 日本が豊かなのでお金をねだろうと、たかりのようにあちこちで声をあげているのだという悪質な誹謗・中傷を時折耳にします。
 常識的にいえば、人を傷つけたら謝るものだと思います。それを、お金さえあげればいいのだろうといった態度は、人であれ国家であれ許されるものではないと思います。
 辛い歴史を終わらせたいのは、むしろ被害者(韓国人慰安婦を含む)のほうです。
 過去の歴史の認識を共有していれば、こんなにももめることはなかったのにと思います。
 日本が正しいことをしたと言い張る限り、被害者の気持ちが精算されないのです。
 過去の処理の仕方を見ても、全てお金で解決してきたのであって、政治的な倫理や道議で解決してきたわけではないのです。できることならば、被害を受けた全ての女性たちが穏やかな余生を送れるために、速やかに国会決議をして国家として謝罪すべきだと思っています>P214

まあ、醜い文章ですが、まず最初に
<指摘されさえしなければ隠し続ける。それは国家としても人間としても、恥ずべきことではないでしょうか>
って、これってギャグですか。そっくり大嘘つきの辛淑玉女史、在日朝鮮人、南北朝鮮政府にお返しさせていただきます。
 しかし、<戦時中、強制的に売春・・・・>自爆型が多いだけあって辛淑玉女史も、サービス神旺盛です。売春、つまり金もうけということは認めているわけです。
そして、とんでもなく金を儲けていた売春婦がいたことはどうして書かないのでしょう。
現在も南朝鮮に売春婦が多い事、我国に密入国までして多くの不法滞在朝鮮人がいて、売春婦にも多くの朝鮮人がいることをどうして書かないのでしょう。
これもすべて我国が悪いのでしょうか。
 朝鮮半島出身者が慰安婦のほとんどを占めていたというウソもそうですが、
 <一九四三年からは「女史挺身隊」という名のもと、激しい戦闘の最前線で、毎日多数の兵士の性欲のはけ口とされました。>
 これも笑うべきところでしょうか。まあ、文章としてもアホ過ぎます。「女史挺身隊」が売春婦って、すぐにばれるウソ過ぎますが、朝鮮人、在日朝鮮人の人たちにとってはばれないウソなのでしょう。

<ある民放の報道番組で、当時軍人だった人のインタビューがあり、慰安婦を抱いたことをニヤニヤしながら話ししていた姿を見て、恐ろしくなりました。>
 自分が売春婦を抱いた事を深刻な顔をして人にしゃべる方がどこか頭のおかしい人でしょう。私などはそちらの方が恐ろしくなります。

<日本の関係者が、韓国や北朝鮮に聞き取り調査に行った記事を目にして、なんと愚かなことをと思いました。聞き取り調査は日本の軍人にすべきであって、被害者である彼女たちにすべきではないでしょう。彼女たちを二重に辱めていることに気がつかないのでしょうか。被害者の側に立ってものを見る力がないのです。>
 これも笑うべきところでしょうか。確か、朝鮮人売春婦の証言がコロコロ代わって信憑性が無いとなったはずで、具体的な証拠も何も無かったのに、あの売国奴の河野洋平の発言がありました。
 辛淑玉女史のいうように売春婦も被害者といういのであれば、現在も我国は当然、南朝鮮も被害者だらけです。

 そして、戦後、南朝鮮は国策にて売春を観光の目玉として外貨を稼いでいたのは純然たる事実です。それなのに、辛淑玉女史はキーセン(妓生)について下記のように書きます。
<「キーセン旅行」は取り締まりの対象になっています。
 しかし、まだ残っています。需要があれば、供給があるのは自然の摂理でしょう>P134

 需要つまり、日本人がいくから妓生がまだ南朝鮮にいるのだというわけです。同じページで妓生とはどういうものかと解説していながら、このようなことを平気で書く・・・・

 我々の先人も奴隷労働に代わるクーリーとして、他のアジア人、黒人と肩を並べて苦役に従事し、労働移民としてアメリカをはじめとするシベリヤ、東南アジア、インド洋のマダガスカルまで世界各地に出かけていきました。女性の場合は多くは「売春婦」として異国の地に行ったのです。それは昭和の初期まで続きました。世界の最貧国とまでいわれ、我国以上に貧しかった当時の朝鮮半島の人々がその貧しさから抜け出そうとどのような行動をとったかは明らかでしょう。
 我国でも売春禁止法ができたのは戦後十年も経った一九五六年五月二四日からです。それまでは赤線といわれる公娼制度があり、そこで売春婦として働くことは合法でした。好き好んで売春を職業とする人もいないでしょうが、豊かな今の日本にも存在しているだけでなく、世界中に売春を職業としている女性が存在するのも事実です。 

 朝鮮人戦時売春婦のみなさんにも、人に言えないような歴史を持っていらっしゃる人もいるでしょう。しかし、大東亜戦争における戦時売春婦特に朝鮮人売春婦の人たちだけがどうして悲惨なのでしょう。慰安婦で一番多かったのは日本女性です。戦後、GHQの要請によって設けた売春施設もあります。各国の軍隊はそれぞれの性処理の仕方をしていました。一番酷いのはソビエト軍でしょう。多くの進歩派といわれる日本人、朝鮮人はソ連軍の蛮行については口を噤みます。

 辛淑玉女史などは売春婦は被害者と我が国を攻めるのに、南朝鮮のウオーカヒルを始めとする米軍慰安施設の現在進行形の売春に対して、どうして騒がないのでしょう。こういったところに、我が国の売国奴ども、支那、朝鮮、在日朝鮮人の底の浅さが見えます。

支那・朝鮮の売春婦の歴史、各国軍隊の性処理については、別に項を設けたく思っています。

 辛淑玉女史の大ウソを平気でつく醜い性格は、矛盾というものを感じないその歪んだ考え方にも現れています。
 朝鮮半島の統一に関して
<韓国人の多くは日本に何も期待していないので、むしろ、邪魔してくれるなという気持ちが大きいと思います。変に何かしてもらったら、のちのち干渉され続けるのではないかとの不安があるからでしょう。
 さらに、日本に対する不信感から、日本は本当は朝鮮半島が統一されてほしくないのではないか、という声も聞きます。これは、南北が統一されれば日本の脅威になると日本が考えている、と思われているからです。
 韓国で流行している小説の中に、日本と戦うために南北が手を取り合うものがいくつか見られます。いずれも、それなりにヒットしているジャンルです。
 日本のマスコミが北朝鮮を悪者にする姿を見て、喜ぶ韓国人は多くありません。
 日本のマスコミの姿勢に、「差別」や「侮蔑」のにおいを感じるからでしょう。
 何をしてあげるかではなく、南北の人たちと対等につき合うにはどうしたらよいかを考えることが大切だと思います>P34

 北朝鮮を悪者にって、マスコミが北朝鮮について書く事は「差別」でも「侮蔑」でもなく、事実でしょうに。

 また、それぞれの歴史があると書きながら、共通の歴史認識が大切と書きます。戦後世代のするべきこととして
 <過去の愚かな歴史を繰り返さないための、責任が問われているのです。
 日本の植民地支配の後遺症は、韓国でも日本でも見る事ができます。
 朝鮮半島の南北の分断をはじめ、それによる離散家族の問題、政治思想犯の人たちや、韓国人被爆者の治療の問題と精神的なケアの問題、あらゆる補償から外された韓国人の軍人・軍属問題、在日コリアンの人権の問題など、日本の植民地支配の遺物があちらこちらにあるのです。もちろん、これらは戦後世代が起こしたものではないでしょう。
 日本における在日コリアンへの差別も、過去の日本の誤った歴史観の後遺症です。
 それを無意識のうちに今も続けているのです。愚かな歴史を繰り返さないために、やらなければならないことはたくさんあるのです。それは謝ることではないのです>P34

 そして、日本人が南朝鮮でボラれることについて
<韓国人の意識の根底には、植民地時代に韓国のあらゆるものを収奪したのだから、今、少しくらい高く売りつけても構わないといった考え方もあります。>P58

 いかがでしょう。この人は矛盾というものを感じないのだろうか。そして、このような考え方しかできない民族を恥ずかしいと思わないのだろうか。
感じないのだろうな、やっぱし。悪いのはすべて、日本のせいなのだという典型的な朝鮮人の考え方です。

 私も、我国の先人が誤ったのは、朝鮮半島を併合した事だと思います。その併合により朝鮮人の人たちがよく言う世界で一番過酷な統治により朝鮮人の人口が併合前に比べて倍にもなりました。いつも書きますように、そのような過酷な統治下において、人口が倍になるとはまったくもってすばらしい生命力、繁殖力です。到底わが日本民族の及ぶところではございません。いやホンマ!
 それだけでなく、何も無かった朝鮮半島に多くの血税を注ぎ込み、インフラを整備し、学校を作り朝鮮人の教育に力を注ぎました。
 こんな誤った政策のおかげで、我国は今でも朝鮮の人々より攻められているのです。
 やはり、千年奴隷国家朝鮮にとっての歴代の宗主国様のような愛情溢れる過酷な統治をすべきだったのです。WWW
その朝鮮人の人々にとって愛情溢れる元宗主国さまのすばらしい統治につきましても、項を改めましてぜひぜひ書きたく思っています。


 辛淑玉女史はなぜ韓国と中国だけが、日本にうるさく文句をいうのかという問いに
 <それは、韓国と中国の発言だけをマスコミが取り上げるからです。
 日本の戦後処理の姿勢やアジアへの対応には、周辺諸国をはじめとして様々な国から異義申し立てがなされています。
 PKO法案が審議されていた時に、シンガポールのリ・カンユウ氏が言った「日本に軍事力を持たせることは、アルコール中毒患者にウイスキーを与えることだ」との発言は、アジア各国で話題になりましたが、日本ではあまり関心を持たれませんでした。
 一般的に、本人の悪口は本人に届かないものです。
 日本はアジア諸国からの異義申し立てに、もう飽きているのでしょうか。
 しかし、耳に優しいことばだけ聞き続けていると、日本と周辺諸国の理解はこれからも進まないかもしれません。それは日本にとって良いことではないでしょう。
 「忠言は耳に逆らう」ものです。それを受け入れて、テーブルに向き合って話し合うことが大切とおもいます>P39

 <韓国と中国だけが、日本にうるさく文句をいうのは、韓国と中国の発言だけをマスコミが取り上げる>って、アホ過ぎます。だいたい例にあげた<シンガポールのリ・カンユウ氏が言った「日本に軍事力を持たせることは、アルコール中毒患者にウイスキーを与えることだ」との発言は、アジア各国で話題になりましたが、日本ではあまり関心を持たれませんでした>って、これもアホ過ぎる発言だったから日本のマスコミが取り上げなかっただけでしょう。
しかし、何度も書きますように自己矛盾を感じないのだろうか。
お約束の豊臣秀吉候に関して下記の文章もそうです。
 <祖先がいるから自分がいると考えるように、過去に目を向ける文化があります。
 ですから、歴史も継続していると考えます。
 日本の侵略的行為は、豊臣秀吉から始まりました。
 一五九二年から九八年にかけての文禄・慶長の役で国土は疲弊しました。
 数多くの文化財が焼かれ、略奪されたのです。
 今も、当時焼かれたお寺などの史跡を見ることができます。
 日本の植民地化に対する精算されない気持ちが、過去へのこだわりとなって、豊臣秀吉の時代と明治以降の侵略行為による蛮行を口々に語り継ぎ、さらに、学校教育を通じて再確認し、反日感情が国民感情の一つとして形づくられました。
 したがって、伊藤博文と豊臣秀吉はいつもセットででてきます>P83

<歴史も継続していると考えます>って、いかにも朝鮮人らしいウソの書き方です。支那、朝鮮では自分達にとって都合の悪い歴史は継続していません。それは多くの在日朝鮮人の人たちにとっても同じことは、この辛淑玉女史の言動だけでなく、多くの在日朝鮮人が示してくれています。
それは、辛淑玉女史も書く「創氏改名」についてもそうです。では、支那によってつけられた「金」だとか「李」とかいうのはありがたいのか。それは昔の話だというのであれば、文禄・慶長の役も同じだろう。

 どうして支那、蒙古にはその昔のことを言わないのだろう。四百年前ではないでしょう。ほんの百年前までは清に対して、どのようにしていたのでしょう。
 その支那、蒙古、満州人の支配はそれほど優れていたというのだろうか。唐以来千年以上にわたって、貢女と宦官を献じ続けたことはどうなのでしょう。日清戦争前に朝鮮の管理、指導を任されていた李鴻章の側近、袁世凱に「朝鮮は万国の最貧国」とまでいわれていたのはいつの時代だったのでしょう。
 我国と併合する少し前、朝鮮人が誇る李朝時代の話です。
近代においてさえ、朝鮮戦争では支那から攻められ、大勢の朝鮮人死者を出しているではないか。
 どうして、我国だけに謝罪、賠償を執拗に言うのか。それは我国だけが、アホな一部の売国奴の協力によってその効果があり、それによって、自分達の今までの非道な行為、情けない歴史を隠し、正当化するためである。
 そして、それは過去に我国に対しておこなって来た数々の侵略行為、残虐行為をも全て無かったこととして歴史を語る支那、朝鮮、多くの在日朝鮮人に共通することです。
 しかし、半万年(あくまで、朝鮮の人の言っている事ですが・・・)の歴史のある朝鮮で、四百年前の文禄・慶長の役の影響がまだある国・・・・いやホンマに凄すぎる国と民族だ。


 多くの在日朝鮮人の人たちの精神の根底にあるのは、日本にいるのは日本がわるいのであって我々(在日朝鮮人)は悪くないというウソで固めた甘えです。そして、結果として日本にいながら、反日を唯一のよりどころとして生きるとゆう事になります。それは辛淑玉女史も最も許せない言葉として「帰れ」をあげてその理由として
<在日コリアンは、日本の植民地支配の結果として、日本に定住を余儀なくされ、サンフランシスコ講和条約発効まで、日本国籍保有者として日本で生活していたのです。
 つまり、外国人として日本にきたのではなく、皇国臣民(変換できない)として日本にいたのです。
 この発言は、植民地支配に対する責任感の欠如と、誤った歴史認識を如実に物語っています>P218
<朝鮮では日本による農地の収奪と産米運動の弊害で農地が荒廃し、大量の潜在失業者が発生しました。彼らは生きるために日本に移り住みました。>
<中国への侵略が本格化する一九三三年から、国家的な労働力確保の目的をもって徴用が始まりました。一九三九年から四五年の間だけでも七二万四九二五人、うち死者は約六万人に達しました。トータルでは、百数十万といわれるだけで、正確な数字が出せないほど乱暴な連行をしたのです>p156〜157

 このようなすぐばれるウソを平気でつける精神性もすごいです。まあ、戦後生まれのチョ−ヨンピルにも日本名があったと何度も講演で平気でいう人ですから、このぐらいの嘘は平気でつくでしょう。
 我国で徴用が制度化されたのは一九三九年四月です。台湾、南方占領地でも一九三九年十月に施行規則が制定されています。ところが、朝鮮ではこの一九三九年には徴用令が施行されずに、自由募集が始まっただけです。つまり、それまでは朝鮮人の内地への移住は、労働市場の乱れをまねくとして制限されていました。徴用令が施行されたのは一九四四年からであり、それ以前に徴用令状が出されることなどなく、徴用されるはずがありません。
 土地の収奪の嘘については別項にて説明しておりますので、省きますが、朝鮮人はより良い生活を求めて、日本本土に渡って来ました。典型的な朝鮮人の歴史観とは我国に国王、主権、生命、土地、資源、言葉(国語)、姓名の七奪だという。これも全てウソです。辛淑玉女史も他の多くの朝鮮人の人と同じくそのウソを平気でつける厚顔無恥な在日朝鮮人女性のひとりです。
それはいままで指摘して来たようなウソだけでなく
ハングルについても
<ただし、三十六年間に及ぶ日本の植民地による言語の抹殺と・・・・
「生活の中に馴染んだ日本語もあり、「親分」「子分」「バケツ」「弁当」「カバン持ち」「おぼん」「さら」「たま(電球)」などが使われています>P29
<韓国では、日本の植民地時代にことばを奪われた経験から、母国語に対する意識が高く、韓国語の話せない在日コリアンに対して辛く当たります。一九九五年二月には、韓国語を読めない在日女性のパスポートを、韓国の入国審査官が破く事件が起こりました>P200

 だそうで、日本が朝鮮半島に小学校から帝国大学まで作り教育を充実させハングルを普及させたことなどないみたいな書き方です。
最初のハングル語辞典はどこが作ったのでしょう。
 そんな大切な母国語であるハングルなのに、李朝時代の両班が勉強したのは「四書五経」、支那史、漢文のみで、自国史を蔑み、ハングルを蔑んだのはどうしてでしょう。
 そして、我国で生まれ育ち、ハングル文字さえ読めない在日朝鮮人が我国において朝鮮国籍の外国人でありながら、我国国民と同等の権利を主張することへの矛盾は感じないのであろうか。だいたい外国人がその国の国民と同じ権利を有している国など存在しません。

 これらは、嘘も100回言えば本当になると言う支那、朝鮮の得意技でして、まあ悪徳在日朝鮮人の辛淑玉女史らしい、電波満載な本といってしまえばそうですが、あまりにも醜すぎる本です。このような本が出版でき、このような程度の歴史認識、知識しかもたない在日女性が講演に呼ばれ生活できるとは我国も平和な国家です。

 しかし、問題はこのような嘘つき在日朝鮮人女性にだまされるアホな日本人もいることです。
http://zorro-me.hp.infoseek.co.jp/0211/report.html
2002年11月2日関西突破塾 レポートより
以下引用
「みんな、驚くほど近代史を知らない!
学生も、じいちゃんばあちゃんも全く知らない!」
と言われるといたたまれなくなる。
辛さんを日の丸振って植樹祭で歓迎する田舎の善良な人たちと、
「石原慎太郎は行動力があるから尊敬できる」と
辛さんに食って掛かる学生と、
私はどれほど違うというのだろう。
略)
アメリカがアルカイダを生み出してしまったように、
北朝鮮を生んだ原因は日本にもある。
だから在日朝鮮人の問題は日本人が解決しなくちゃいけない、
と宮崎さんは言った。
略)
弱いものを叩くことで強そうに見せているだけの石原とは全然違う。
涙や家族に当り散らしているという「弱さ」を隠す必要のない
「正直な強さ」に揺さぶられた。
確かに「濃く楽しい話」だった。
引用終わり
 まあ、この女性は当店に来店時に、櫻井よしこ氏の話題になったときに、「でも彼女は従軍慰安婦なんていない、なんて発言しているんでしょ」といい、それに対して一緒に来店された出版社のSさんという男性と私から「従軍慰安婦などいない、あれは売春婦だ。職業として売春をしていた女性たちだ」といわれたが、納得しなかった女性で、それを得意げに<「桜井良子は従軍慰安婦無かった説ですよ」と言ったら2人とも
「強制ではない、職業として納得してたのがほとんどのはず」と言うのでちょっとビックリ。 >と自分のホームページに書いているような程度の人です。この女性は大東亜戦争時の慰安婦でどこの出身者が一番多かったのか知っていての発言だろうか。まあ、そんな最低限の知識でも持ち合わせていればこんな発言はしないし、嘘つきの在日朝鮮人辛淑玉女史のアホな内容の講演で感激などしないでしょう。

嘘を平気でつき、権利ばかり主張する多くの在日朝鮮人の人々にやっぱり言いたい

嫌だったら帰れ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

辛淑玉発言集

 いわゆる在日を商売にして、日本人に対しての逆差別で飯を食っている人です。差別差別と叫んで、自分達が逆差別しているという事を気付かない、あるいは気付いていても気付かないふりをして、この日本で甘い汁をすっている卑しい在日の典型的な姿がこの人です。この人の発言については、出処のはっきりしたもののみ掲載したつもりですが、間違いなどはお知らせください。ちなみにこの人の講演料は1時間半で50万円だそうです。

日本実業出版社の出している「最新 有名講師・講演料 700人情報」
より
「時間と料金 1時間半 50万円」
「新幹線 グリーン車 飛行機 スーパーシート 空港・駅からタクシー手配のこと」
年間の講演回数「約40回」。
講演の連絡先は
日下部事務所 03−5451−3887 ファックス 5451−3887
携帯 090−405−32569
担当は日下部さんです。

---------------------------------------------

辛淑玉
5月3日水曜日晴れ ○
 話題がないときの朝日と辛淑玉頼み・・・かな
 あの朝日新聞がずいぶん前に辛淑玉女史の事を書いていました。そこから、女史のお言葉につきまして。
以下引用
http://www.be.asahi.com/20060128/W14/20060105TBEH0013A.html
■憲法は民の血の代償
 昨年暮れ、天皇誕生日の前日の札幌市内の講演会。
 「『愛子さまー』も『将軍さまー』も同じ。人の上に人をつくるのが天皇制。あらゆる差別構造の象徴です。天皇制が大義になって、殴られてもいい人間、殺されてもいい人間を生んだ」

 (平成17年)12月8日、横浜市内で開かれた憲法・教育基本法改悪反対の集会。
 「自衛官に金持ちの子なんていない。戦争は貧乏人が弾になる」
 「日本人外交官のために命を落としたイラク人ドライバーのために一滴の涙も流さない日本人がやるイラク人道復興支援って何なのか」

 「逆らったらどうなるか、見せしめにされたのが香田証生。誘拐事件は犯罪者の要求を聞いたふりをして、時間を延ばして交渉する。なのに彼は即座に死刑宣告された。宣告したのは自衛隊を撤退させないと言った小泉首相です」

 「戦後も日本は戦争をし続けた。朝鮮戦争、ベトナム戦争……。アメリカの公共事業である戦争に加担し、甘い汁をずっと吸ってきた。もっと甘い汁を吸うために憲法9条を改正する。憲法は2000万の民の血の代償として日本人の手に渡った。この憲法を破棄することはアジアへの宣戦布告だと思います」

(平成17年) 11月下旬、大阪府羽曳野市の人権を考える集い。

 「『あなたの息子が男性を好きだと告白したらどうしますか』と都議選の候補にアンケートしたことがあります。つらい思いをしてきた息子に『話してくれてありがとう』と言う人はたったひとり。『あ、そう、ふーん』がほとんどでした」
 略)
 父は弁護士を目指していたが、日本国籍を奪われて道を閉ざされ、職を転々としていた。
略)
 辛は5年前「日本の公民権運動」として、外国人登録証明書を返上する意思を公言した。まだ持っているが、運動の進展を見計らって、最も効果的な時期に政府に返すつもりでいる。

 外国人登録制度は00年に指紋押捺(おうなつ)が全廃されたものの、登録証の常時携帯義務が残されている。在日朝鮮人は日韓併合によって日本の臣民にされ、戦後、52年のサンフランシスコ条約発効とともに完全に日本国籍を奪われた。

 「私たちは勝手に日本人にされ、勝手に外人にされた。私は朝鮮人で幸せだったという社会をつくりたい」


「震災復興で在日の人をはじめ弱者が置いてきぼりにされた。彼らの復興なくして、異文化交流なんてありえない」

「震災の被害は在日の人が数多く暮らす住宅密集地に集中した。この十年間、民族イベントをやってきた被災地の友人は、周りに仲間たちが戻らないため、もう息が切れたと嘆いている」「今の韓流ブームは文化のつまみ食い。日本の政治は、足元の在日の文化を捨て去っている」
2005/09/19 神戸新聞http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/ko/00038816ko200609191000.shtml

------------------------------------------------------------------------------

東京新聞2005年3月6日のインタビューより
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050306/mng_____kakushin000.shtml リンク切れ

法務省外局に人権委員会(仮称)をつくる、もってのほかの法案だが、
人権救済が明文化されれば民事訴訟などで武器になる。たたかれている者は 「小さなニンジン」でもうれしいし、転ぶんです。
だから、与党案にだって飛びつきたくなる。
東京都の管理職受験資格が否定されたように、在日コリアンも一貫して無権利状態。
われわれマイノリティーは今、なんの保護もない「奴隷」なんですよ。

------------------------------------------------------------------------------

「正論」2003年1月号。81ページ。
辛淑玉の「憲法集会」における発言
「最近、あちこちで(日本人に)文句を言うと、『出てけ』とか『帰れ』と言われる。
そうすると、『ハイわかりました。朝鮮人はみんな帰ります。天皇つれて帰ります』
と言ってやる。(笑い)。だけど、アイツ働かないからな(笑い)」

------------------------------------------------------------------------ 
 転校ばかり続いた彼女は、教室のみんなに紹介されると、まず、一番強そうな男の子を、カバンでバシーッと殴って「よろしくなー」と言ってから、悠然と着席した。そうすると、いじめられなかった。給食当番の時は、天敵には「おい日本人の男って小食なんだって」と言ってスープを数滴だけ垂らしてにらみつける。永六輔がため息ついて言う「たたき上げの明るい在日なんだ!」(日本人・対・朝鮮人」決裂か和解か(光文社) 永六輔・辛淑玉)




「9月17日の日朝会談で日本人の拉致が明確になり、同時に、在日を取り巻く環境は一変しました。一言で言えば、混乱と恐怖が渦巻いた一ヶ月半でした。

日本の朝鮮植民地支配以降、国家権力によってその人生を翻弄され続けてきたのが在日です。その苦しみがわかる在日にとって、今回の北朝鮮政権の犯罪は断じて許すことのできない国家犯罪です。北朝鮮政権による拉致事件は、被害者の原状回復と真相究明、加害者の特定と処罰がなされなくてはなりません。それを金正日政権に強く求めるのは、人間として当然のことです。

しかし一方で、拉致事件とはなんの関係もない在日朝鮮人(韓国籍、「朝鮮籍」の人たち、朝鮮人と共に暮らす人やそのこどもたち、日本国籍取得者など)、中でも子供たちが、拉致犯罪を犯した北朝鮮政権と同一視され、暴力や脅迫にさらされている事態を一刻も早くとめなくてはならないと思います。」

「北朝鮮報道のあり方と、在日コリアンへの嫌がらせ問題を考える」集会にてのメッセージメール
2002年11月25日



(前略)

「似た者同士の北朝鮮と日本」

日本の植民地政策の最大の゛成果゛は、北朝鮮を天皇制国家にしたということです。
それは見事なくらいに。日本人が北朝鮮を見ると冷静さを失ってパニックになるでしょう。
あれは自分の見たくない姿を見せつけられるからですよ。
それくらい日本と北朝鮮はよく似ているんです。日本は民主主義という制度をつくり、民主主義を謳歌しながら、天皇制に関する言論の自由というものが決定的にない。
一方、北朝鮮は経済的には社会主義を標榜したけれど、結果的につくりあげられた国家というのは世襲制の天皇主義国家です。

それを支えているのは、日本ではゼネコンであり、北朝鮮では軍です。
その構造を自分たちで崩すことができなくて、その上に政治が乗っかている。
そして両国とも自国の民には何も教えない。しかも、この2つの国はことどとく経済改革に失敗していて、東アジアの政治と経済の停滞の象徴になっている。

「マイノリティが社会を変える」
私は日本の中で生まれた「在日朝鮮人」という新しい少数民族だと思う。
新しい民族が生まれ出たという発想を持つことで、社会はもっと豊になると思うんです。

(中略))
日本社会全体が、男が権力を持っていて幼い社会だから、すぐ軍事力に走るんです。
「負けるな、泣くな、やりかえせ。やり返すときには死ぬ気でやれ」という形で、男たちを虐待してきた結果が今の社会です。それがいかに男にとって苦しい社会だったのかということを認識したときに初めて、この社会が大きく変わっていくことでしょう。

(中略)
まずは男社会の中に女が入っていくことを突破口にして、その次はハンディキャップという個性を持った人や、セクシュアルマイノリティ、外国籍住民が入っていく。
つまり、日本社会が多民族社会になる可能性は女性が握っていて、女たちは今パワフルです。
短期的には、追いつめられた男たちが攻撃してくるかもしれないので苦しいかもしれないけれど、長期的に見れば国際化と女の勝利です。

「在日の視点から拉致問題を問う」辛 淑玉と中村尚司の対談
月刊オルタ・2002年12月号(辛 淑玉の言葉のみ引用)


「昨年九月十一日に起きた米中枢同時テロの際、『北朝鮮の犯行だったらあしたから外を歩けない』というのが私の感想だった。日本は外から入ってきた人を犯罪者予備軍として扱っているからだ」
 「私は子どものころから何回も指紋を押なつしたし、九けたの数字も付けられている。だが、近く稼働する住民基本台帳ネットワークは政府が日本人一人ひとりを十一けたの数字で管理するもの。これは外国人を日本人並みに扱う制度ではなく、日本人も外国人並みに扱うという制度だ」(ピースウイーク2002「見えない社会を見る」と題し講演。長崎市築町のメルカつきまちにて)



≪韓国人よ、日本から韓国語を学びに行っている人を責めても仕方ないぞ。ほんとに批判したかったら自分で日本語を勉強して日本政府に言うべきだ。せっかく日本から来て韓国との交流をしようとしている人たちの気をそいでも仕方がない。/日本人も歴史的に負い目を感じているから言いづらい。だから在日が言うべき≫(188-9頁)

 20年以上前、俳優の米倉斉加年が白いパジチョゴリを着て「生き続ける朝鮮の味、ジャン!」と言うテレビのCMを見て、「朝鮮人でもいいんだよ」「朝鮮人でも殺されないんだよ」と語っているように聞こえた。
 略)長い間チマ・チョゴリを着てテレビに出ていた料理研究家のジョンキョンファンが「もう(チマ・チョゴリの)役割は終わった」と語ったといういうエピソードを紹介して、
≪チマ・チョゴリを着なくてはならないという時代を、良心ある日本人とともに見事に乗り越えたのだ≫(239頁)(『愛と憎しみの韓国語』(文春文庫)


講演での質問>父親が我が子を学校に車で送る途中、 トラックと正面衝突。父親は即死、 子は一命を取り止め、 救急車で運ばれた。 その病院には、 欧米でも有名で有能な脳外科医がいて、手術を担当することになったが、 その子を見て、 「この子の手術はできない。 何故なら、私はこの子の親だから。」 と言った。
 さて、 この脳外科医とこの子どもの関係は何か、
 ちょっと考えて欲しい。  前の結婚での子など、 いろいろ想像が働くと思うが、 脳外科医が「男」 であるという先入観は歪めない。 私の知人にこの質問をすると、 殆どの人がわからなかった。欧米諸国では、 即座に「母親」 と正解が出る。
平成14年2月17日北波多村での講演


『戦争論』というのは、絵をうまく使った感性の世界ですよね。ところが,これに反論している人たちは、感性で受け止めた人に対して理論で返している。
お化け屋敷から、「うわぁこわい!」と思って出てきた子どもに、「お化 け屋敷は作りものだから怖くないんだよ」なんて説明してもだめなんです。
実際にお化けの後ろに回って、お化けを動かしてた人間がそこで一服してご 飯食べてる、そういう姿を見せなければ分かりません。感性に対しては感性でしか戦えない。その点では決定的に負けている。理屈で勝っても感性で負 けているのです。
 それから、小林よしのりさんの感性への訴え方というのは、下品さをうまく使ったやり方です。彼は、自分が嫌いな人たちを非常に不気味で気持ち悪い人間のように歪めてマンガに描きますよね。しかし彼に反対する側の人た ちは、こういう人格攻撃ができるような下品さを持ち合わせていません。汚いものは強いな、という感じを受けましたね。(『リアル国家論』教育史料出版会より)


辛淑玉女史の経歴(女史のホームページより)

■1959
 1月16日
■ 東京渋谷区で生まれる。
   
 子どもの頃から、消しゴムのカバーの糊付け、ヤクルト配達、新聞配達、パン屋、ケーキ屋、焼肉屋のウエイトレス、ゴミ収集、ビルの掃除、皿洗い、まかない、カットモデル、エキストラ、梱包作業、写植、パチンコの両替、あさり売り、空き瓶集め、ちり紙交換、帳簿付け、伝票整理、カナタイプ……、など、仕事があればなんでも受ける。
 
小学校 転校、不登校の繰り返し。小学校2年まで通う。
中学校 転校、不登校、家出の末、中学校3年の一年間のみ通う。
高校  卓球と絵が上手だったので合格(いまでいう一芸入学)。

入学当時、「ツ」と「シ」、「ン」と「ソ」の違いがわからなかった。
教師のお目こぼし、配慮にて、なんとか卒業。
卒歴 都立第一商業高校
(実際の学歴……?) 小学校2年

■2000   講師派遣業者における人気講師ベスト8に選ばれる。
  ■2002   NHK教育番組「わたしの生きる道」番組委員
  ■2003
 4月〜   明治大学政治経済学部特別招聘教授


2000年4月23日(日)の朝日朝刊15面(石原発言をめぐる対談)にての発言抜粋
「不法滞在と言うのは凶悪犯罪ではない。信号無視程度の人が凶悪犯罪と結び付けられるところが適切だろうか。」

「不法入国者はスネークヘッドの被害者で、守って上げるべき人達である。犯罪組織から救うことも大切なのに(石原は)何もしていない。警察がちゃんと仕事しているかどうかがとわれるべきだ。」

「凶悪犯の検挙人数は、東京都全体で978人で、来日外国人は109人と全体の11.2%。九割近くは日本人の犯罪だ。」

(日本人に対しての外国人の数も計算できないバカ女)


「言いたい放談(辛 淑玉)」1998.7.4付東京新聞より抜粋
略)
戦後、日本国民は、「官=公」、「民=私」ととらえ、公は官が決めると信じて権限をゆだねてきた。しかし、その「官」は、地震で被災した民衆を置き去りにした。
 かつて「満州国」が崩壊したとき、民衆を置き去りにして、軍人や官僚、その家族が先に逃げた。
 広島に原爆が落ちた日は、すでに、呉の軍港から日本の艦艇が一斉に消えていたともいう。
 官とか放送局の一部の特権者が、情報を占有・操作してしまう姿を見て、「官」は官僚という「私」にすぎない、と学んだ記憶がよみがえったのだ。
 略)
 「FMわぃわぃ」は、スタートの翌年、異常とも言えるスピードで、コミュニティーFMの免許を受けた。官僚が頭を下げて放送局の免許を差し出したといってもいい。
 これだけ多くの人に支持されているメディアを、公的に認めないままにしておくことができなくなったのだ。おかげで、ほかの放送局のように腐った天下りが来ることもない。
 阪神・淡路大震災は、官僚とは乖離した私的な存在で、危機的な状況の下では、いの一番で逃げる集団であると、再びみんなに気づかせ、公共放送元年をつくり上げた。
 そして、「FMわぃわぃ」は、本当の「公」が何かを天下に知らしめた。
 息詰まった公共メディアの、唯一、先進的な状況が神戸にはある。


絶対使わせない!「つくる会」教科書 7・7

杉並集会集会に寄せたメッセージ2001年7月7日  
http://members.jcom.home.ne.jp/kyoukasyo/77.htm
ちょっと、お下品で申し訳ないのだが、
オーストラリア在住の作家・森巣博は、日本はすぐれてユニークで個性的な国であると自画自賛する人々を揶揄して、バブルの時の日本人は「オレのチンチンはでかいぞう」と自慢し、バブルはじけて怪しくなってきたら「オレのチンチンは固いぞう」と言いだし、先行きが見えない状態になったら「オレのチンチンは古いぞう」と言い張っていると指摘していた。
国際社会で生きている日本人にとって、日本の政治家やナショナリストによってどれほど恥ずかしい思いをしていることか。
「つくる会」の教科書を拝見したとき、「オカルト本」かと思った。
おぼれるものはワラをもつかむとはこのこと。
劣等感の行きつく先が「国家」へのおすがりだとは、竪穴式住居にお戻り下さいと申し上げておこう。
教育とは、神がかりの「トンでも本」を学ぶことでも、権力に順々な奴隷を作ることではない。
権力を監視し、奴隷に成り下がらない人間を作ることだ。
いま、声を上げないと、二度とあげることができなくなるだろう。
一人一人がほんの少し声を上げれば、大合唱になる。
ほんの少しでいいんだ。声をあげようよ。あなたは一人ではない。
少なくとも、私は隣にいる。


改憲派の「新しい憲法をつくる国民大会」は自主憲法制定国民会議(会長=愛知和男・元防衛庁長官)などが千代田区公会堂で開いた集会では、あの在日朝鮮人の辛淑玉は
「私は改憲論者。第1章の天皇制はなくすべきだ。あれがある限り日本は自立できない。9条は時代を最も反映した条文だ。武力を放棄して口で、つまり外交で国を守れということだ。腐った男のなれの果てが家庭内暴力。腐った国家のなれの果てが軍事力行使。日本人にはこの憲法はもったいなすぎるかも」(2003年5月3日千代田区公会堂にての集会にて)



『もし私が日本の総理だったら、テポドンが落ちた瞬間に「北朝鮮と交戦しても、絶対に在日朝鮮人は守る」って言うと思うんですね。』
 永六輔/辛淑玉 「日本人対朝鮮人」光文社


http://www.jcj.gr.jp/~hokkaido/hou-021109shin-youshi.html

日本ジャーナリスト会議北海道支部 2002年11月9日
辛淑玉講演要旨より

■マイノリティを意識せぬ「男」

 私は、東京生まれ東京育ち、三代続く江戸っ子です。(略

 中学生の女の子に「右翼と左翼ってどう違うの」という質問もされました。皆さん、答えられますか。私は「右翼はバカでもななれるけど、左翼は勉強しなきゃなれないよ」と答えました(笑)。
略)
 私は男子高校を回って10校中7、8校で同じ質問をされます。進路や差別、就職活動に関する講演を行っている時にです。何だと思いますか。

 それは、「日本が好きですか」という質問なのです。私が行くのは、比較的偏差値の高い学校ですが、私が日本人らしくない名前で、彼らにすると初めて見る生意気な女なのでしょう。そこで私は「あなたの言っている日本とは政治、文化、それとも?」と聞き返してやります。すると、彼らは「日本人は好きですか」と聞き返してくる。そしたら私は「日本人の中にアイヌ民族、沖縄の人、父親と母親の国籍の違う人、同性愛の人、ハンディキャップを持っている人・・・は含まれるの?女は含まれるのかい」と聞いてやるのです。

 全く、彼らは大人をバカにしているのです。健康な異性愛の男を中心に考えているのです。マイノリティのことは意識の中に入っていない。多様性というのが入っていないのです。

 それでも悔しくてたまらない男の子は、「日韓が戦争になったらどちらにつきますか」と聞いてきた。そこで私は「辛さんはどっちにつくと思いますか」と逆に聞いてみました。それが、学校によって全く違う。女子校や共学校は1割が韓国、1割が日本、8割が分からないというのでほぼ同じ。でも、男子校では7割が韓国、二割が日本、1割が分からない−。男は、国家という枠の中に見事にはめ込んでいるのです。それに対して私は「日韓が戦争になったら、一番初めに殺されるのが私です」と答えます。
略)

 そこで私は高校生に、「自分のおじいさんやおばあさんの人生について一時間でもいいから話を聞いたことがあるか」と質問します。しかし、これまで、おじいさん、おばあさんの話に耳を傾けた子供に一人も会ったことがありません。彼らが言っていることは、すべて机上の空論であり、テレビやゲームの中から人間というものを考えているのです。

■「紅白」で見えた日本社会の厳しさ

略)
 2000年6月、南北朝鮮の首脳会談が開かれました。その日、私のもとにはすごくたくさんの電話が入りました。それが、どの新聞社もます「おめでとうございます」と言ってくる。彼らが「会談をどう思いますか」と聞くので、私は「二人ともデブだと思う」と答えてやりました。そこの国に住んでいる人がやせ細っている時に、指導者が太っているのは変でしょう。私は、具体的な政治構造だけでなく、生活者の視点で見ることが大切だと思います。

 略)紅白を楽しみにしていたのは、出ている朝鮮人の数を数えることでした。当時は、朝鮮人の数が日本人を超えていました。

 私は、永六輔さんとラジオ番組を持っていましたが、その番組のプロデューサーがかつて紅白のプロデューサーを務めていた方でした。彼は私に「辛さん、紅白見ました?チョー・ヨンピル見ました?」と聞いてきたのです。チョー・ヨンピルは『釜山港へ帰れ』がヒットして紅白に出ました。プロデューサーは「僕が出したんだ」と言うのです。

 その時、私の口からポロっと本音が出てしまいました。「いやあ、残酷ですね」と。するとプロデューサーは「どうして?」と聞くので、私は「チョー・ヨンピルの後ろで、日本人の名前で日本の歌を歌っている同胞がどういう思いで見ているのかと思うと見ていられなかった」と言ってしまったのです。チョー・ヨンピルにも日本植民地時代の日本名がありました。それに対して、日本名のまま歌っている人もいるのです。

 「流れの旅人には優しいが、定着している人には厳しい」ということを紅白は教えてくれたのです。それから紅白は見なくなりました。

略)

 一方で、右翼かヤクザになる人もいる。広域暴力団の70人の幹部のうち、20人は在日だといいます。1億2000万人中の70人と60万同胞中の20人というのは意味が違います。そのほか、暴力団の幹部には被差別部落の人や沖縄・奄美の人も多いのです。差別と戦おうと思っても、理由が分からないのです。
略)

 ヤクザになるのは、日本人に愛されたいからなのです。日の丸を掲げ、君が代を流していれば愛してくれると思っているのです。通称名で生きる人の「過剰反応」ともいえるものなのです。

 略)


 ニュースでも「犯人は外国人風」とよくいいます。民族と出自が明らかになりますが、不起訴になった事件もたくさんあります。いいことをする人は皆、日本名で出ますが、悪いことをするとすぐに外国人名で出されてしまいます。

■“告白”した松田優作の気持ちは

 朝鮮人は、しぐさで分かります。しかし、私たちには一種のタブーがあります。本名を宣言しない人のことは言わないということです。

 ここで、40歳で死んだある人の話をします。彼は朝鮮人であることをカミングアウトしました(以下、朝日新聞2001年3月19日付を一部引用)。

 松田優作。本名は金優作。彼は、1973年にドラマ『太陽にほえろ』への出演が決まった時、法務省あての帰化の動機書にこう書いています。「番組出演が決まり、全国に名前が知られることになりました。私が韓国人ということで、誰かを失望させたくありません」
略)
 松田の二人目の妻、美由紀は彼の髪の毛を母の故郷である釜山に持っていって埋めてやりました。彼はさまよった末に、40歳で死んだのです。

■また同じこと・・・「9・11」が立証

 略)
 あの日、午後10時前に1機目が突入しました。その時は事故かなと思いました。しかし、全社のテレビ画面が切り替わった10時半、2機目が突入した時には「テロだ」と思いました。その時、私は0・3秒で感じたのです。「もしこれが北朝鮮の犯行だったら、明日からマチに出られない」と。私はすぐに母に電話しました。「どこにいる?窓を閉めて。メシはある? 電話も出てはいけないよ。携帯もマナーモードにしていて。絶対に外に出てはだめよ」と。

 運がよかったのは、それから1時間ほどたって、イスラム教過激派の犯行だと分かった時です。その瞬間、私は「よかった」と思いました。私にはイスラム教の友達もいますが、その時は正直、そう感じたのです。

 日本社会には、米国と北朝鮮が戦争をしている国だという意識がないのです。北緯38度線は、韓国と北朝鮮が戦争していると思っているのです。北朝鮮は連合国と休戦協定を結んでいるのです。「休戦」であって、戦争は続行しているのです。だから米国は、テロ国家に北朝鮮とイラクを入れているのです。多くの日本人は、そういう近代史さえ分かっていないのです。いびつになると、こぶしをいつも私たちのもとに落としてくるのです。

 昨年、教科書問題でもめているさなかに、時事通信がある記事を配信しました。「広島市の横川駅で朝鮮民族学校の女子生徒が車に押し込まれ連れ去られた」というものです。彼女は幸運にも20分で放り出されましたが、その前にも同じ男たちに腹を蹴られていたのです。しかし、その記事は配信直後に止められます。止めたのは朝鮮学校でした。その理由は「模倣犯が出たら、もう止められない」というものでした。

 89年には、パチンコ疑惑がありました。パチンコ業界の金が北朝鮮に流れているというものです。しかし、パチンコ業界の金は拉致議連の自民党議員に流れていますよ。このときには、80件の被害が届けられています。その後、テポドン騒動の時は58件。そのうち検挙に至ったケースはゼロです。私が子供の時も同じことがありました。この日本社会は変わっていないのです。「9・11」は、そのことを見事に立証してくれました。

 「9・11」の後、空港の手続きが変わりました。チケットを買い、座席指定するところまでは一緒です。しかし、手荷物検査の時に「お名前を」と聞かれることが追加されました。私は「また始まった」と感じました。名前を読むことで何が防犯できるのでしょうか。私は聞かれるたびに、そう尋ねました。ある地方空港では、とうとう管理職が出てきました。「外国人かどうかを音で判断しているのです」と。

 同じことを、かつて日本はやりました。関東大震災では「10円55銭、50円55銭と言ってみろ」とやって、多くの人が殺されました。中には吃音の人や東北出身の人、聴覚障害の人もいました。

 千葉県では、被差別部落出身の9人(うち1人は妊婦)が殺される「福田村事件」が起きています。朝鮮人と間違われて殺されたのです。殺した人たちは「仕方ない」と天皇の恩赦で出てきました。彼らのために村の人は力を合わせて畑を守り、殺した人間はその後、市議にまでなっているのです。(編注=福田村事件は震災5日後の23年9月6日、千葉県福田村<現・野田市>で起きた。香川県の被差別部落から来ていた薬売りの一行が、聞き慣れない四国のなまりを「言葉が変だ」として自警団に襲われた)

 報道では、「邦人の安否は」という言葉がよく使われます。ペルー日本大使館公邸占拠事件では、派遣されていた在日のことが、「国籍が違う」という理由で報道されませんでした。

 そのこともあって、「9・11」の時には、私の友人の知人が外務省に確認しました。外務省は「在日?日本人さえ分からないんだよ」と言っていたそうです。あちこちに確認してみると、東京都は全く無視。神奈川県は「在日のことは国際交流課へ」とたらい回しにされましたが、結局分かりませんでした。

 そんな嵐の中で、拉致事件が起きたのです。在日は地獄を見ると思いました。こぶしは振り下ろされ、10日から20日の間に暴行が300件以上起きました。私の生きてきた歴史の中で未曾有のことです。

 10月、関西学院大学で予定されていたプロボクサー(WBCスーパーフライ級王者で在日朝鮮人)の徳山昌守(本名・洪昌守)の講演会が中止になりました。

 彼は、在日の中の「巨人の星」のようなものです。父ちゃんに誉められたい一心で歴史も何も知らずに「北朝鮮の公民です」などと言っているのだから哀れだなと私は思うのですが、彼のホームページもやられていたわけです。

 大学が私に来てというものだから、その代わりに行ったのですが、大学生は本当に何も知らないと感じました。在日は朝鮮人、韓国人といいますが、父祖の地は100%といってもいいほど韓国です。南の方が収奪がひどくて日本にやってきたからです。「朝鮮籍」というのは日本と国交がないからありえないことです。一方、韓国籍は自らの意志で取得したものです。学生たちは「強制連行の証拠を見せろ」と聞きます。しかし、それは彼らに「原爆が落ちた証拠を見せろ」というのと同じくらい愚かなことなのです。

■日本は故郷奪い、祖国は息子奪った

 1910年、朝鮮は植民地となりました。日本が国家として強姦して奴隷にしたのです。そして、45年に終戦。日本領土の中で朝鮮半島が米ソが入ってくることによって分割統治されたのです。ここを間違わないでください。そして、私たちは外国人として放り出されたのです。首相は「朝鮮人に食わせるコメはない」と言いました。終戦時に日本にいた朝鮮人は230−250万人でした。そのうち強制連行されてきたのは約30万人です。その後、日本から韓国に帰った人もいれば、サハリンでは置いていかれた朝鮮人が、ソ連によって日本人として中央アジアまで連れて行かれたりしました。

 50年には朝鮮戦争が勃発(〜53年)。私たちは帰れなくなりました。その後、65年に韓国とだけ国交を結びます。それから初めて、韓国籍を取得できるようになったのです。ふるさとに行けるようになったのです。しかし、この国籍取得も初めは利権でした。取り残されたのは貧乏な人、南北統一を願った人、共産主義・社会主義を支持する人、帰還事業で北朝鮮に行った人です。
 略)
 でも、なぜ北朝鮮に行ったのでしょうか。日本での差別がひどかったからです。だから、子供だけでも北朝鮮で学ばせたかった。それに日本も賛同したわけです。右の新聞だって「いいことだ」と書きました。

 軍事独裁国家ですが、北はいい国にみえたのです。社会主義にあこがれていた人もいたでしょう。北朝鮮にとっては、こぞって来てくれれば、いい国の宣伝になったわけです。だから、最も貧しい人から北朝鮮に渡ったのです。

 略)

 それを聞いた祖母は「日本は故郷を奪い、祖国は息子を奪った」と言って泣きました。

 
■国家・民族の枠を超えて考えよ

略)

 日本では、国家間のしがらみによる日本社会の民族的優越感のはけ口として、こぶしが振り下ろされます。

略)

 報じられている拉致被害者の子供である少女は、朝鮮人という世界で生きてきました。大学に行きたいと思っていますし、恋人だっているでしょう。日本へ連れてくるなんていうことが言われていますが、在日の二世、三世のいうことに耳を傾けたら、そんな判断はできないでしょう。在日は「アイデンティティ・クライシス」にあります。いつの日か突然「在日だ」と言われて、どうしたらいいかと考えたことがあるのです。そんな話に耳を傾けた人がいるでしょうか。

 私には愛国心は全くありません。国を愛したことはないのです。そこにいる人を愛したことはありますが。

 日本が朝鮮半島でしてきたことを謝る人がいます。しかし私は「あなたが謝ると、本当に悪い人は逃げていってしまうよ」と言っています。

 被害者の側に立って加害者を糾弾し、再発を防止するというプログラムが必要なのです。本当の被害者、加害者というのは国境を超えています。私たちは今、その後遺症に悩んでいるのです。過去の加害者を処罰する責任は私たちにあるのです。国境や民族を超えて何ができるのか−。いつも国家や民族という枠の中で語られることを不幸だと思っています。

 現在の日朝交渉には無力感を覚えます。日本も北朝鮮も世襲制です。私は、先の戦争の一番大きな成果は、北朝鮮を「天皇の国」にしたことだと思います。国を牛耳っているのが北朝鮮は軍隊で、日本はゼネコン。これは男が作ってきたものです。腐った男の成れの果てはDVを起こし、腐った国家の成れの果てが冷戦構造を生んだのです。

【質疑応答】

Q タイトルにある「平和と人権の21世紀」を目指すには。

A 日本国憲法自体が差別なのですね。「何人も」と言ったり、「国民は」と言ったり。国籍で差別しています。あと、右翼についてはよく語られる半面、左翼の血については検証されていませんね。左翼の子供はよく右翼になったりします(笑)。左翼の家庭では父親は「世界平和のため」と言っていますが、母親は犠牲となっています。生活者として生きていく力が男にはないのです。ベトナム戦争でも、米軍が「単身赴任」していったのに対して、現地では生活があるから勝ったのです。男が既得権益に生きてきた社会をいかに変えるかが重要です。

 私は今、石原慎太郎と闘っています。彼はファシストですが、なぜ彼を好きな人間がいるのか。好きな人は「男は強くないと」と思っているのです。ですが、いじめで自殺するのは男の子が8割。今、男は壊れてきているのです。強い男のフィギュア(代理)として石原がいるのです。金を稼げなくなった父親の代理なのです。しかし、それを補完しているのは女です。男らしさのレッテルを張っている。つまり差別しているのです。男が違う生き方や人間性を取り戻すことが、危機的状況を変えることになるかもしれません。もう、王様の時代ではないのです。生活者として女と一緒に生きていかなければならない時代なのです。

Q 私の中学校では、朝鮮学校の生徒に励ましの手紙を送りました。

A 在日社会は今、PTSDにいます。一世のおばあちゃんには日朝首脳会談があった9月17日から一歩も外に出ていない人がいます。「家の前に犬猫の死骸があるのでは」と外に出られない人もいます。過去に叩かれた経験がよみがえっているのです。「頑張れ」というのは美しく見えますが、言うなら一歩進んで、加害者に対して「おまえら何をやっている」と言ってほしい。この社会はいつも、いじめられる人に「頑張れ」と言います。加害者には声が届いていないのです。今回の一連の嫌がらせも、高校生が加害者であるケースが多いようです。お上が安心して名指しした悪だから叩けると考えているのです。

Q 「在日コリアン」という表現を最近聞きます。

A 在日韓国・朝鮮人といいますが、「韓国人」といえば韓国を支持し、「朝鮮人」といえば・・・という具合に思想までステレオタイプで色分けされるのが嫌ということもあって、マスコミ側も総称して「コリアン」という言葉を使いはじめたようです。私も以前は「コリアン」と言っていましたが、「在日朝鮮人」という呼び方に変えました。なぜなら、「コリアン」では闘えないと思ったからです。韓国大使館からは「なぜ」と3度呼び出されましたが。私自身は戦後日本の中に生まれた新しい少数民族だと思っています。

すみません、ツッコミどころ満載なので、略す箇所があまり見当りません。これじゃあ、引用じゃあなくなっちまいます。みなさま御協力お願いいたします。しかし・・・・・・
------------------------------------------------------------------------

肝心な時に、肝心な言葉を使うことは、大事なことだ。 橋本竜太郎首相は、ペルーのフジモリ大統領が人質救出作戦と称して、三人の犠牲者を出し、ゲリ ラ全員を殺害したにもかかわらず、文句の一つも言わなかった。

『東京新聞』1997年5月3日掲載  言いたい放談  歴史に残る言葉より

http://www.pan.co.jp/eyes/02high/05room/tokyo/0503.htm

------------------------------------------------------------------------

「恐い。実際、いままでの嫌がらせにくらべて質が変わってきたと思うのね。冗談じゃあなく、最近やばいと思っている。

いままでだったら『おまえがしゃべったら朝鮮人1人殺すぞ』なんてバカな脅迫状送って来たり、赤報隊とか名乗ってくるわけね。右翼を名乗るっていうのはだいたいチンピラばかりなんだけど、最近は個人名を言うし、書いてきた電話番号もちゃんと合っている。会社名まで言うわけ。つまり普通の人が平気で堂々と電話をかけてくるの。そういう事は十何年間なかったこと」(「女に選ばれる男たち」辛淑玉・安積遊歩供著)

----------------------------------------------

「北が日本人女性を拉致したというのはウソだと思う。工作員教育係なら在日同胞を使えばすむからだ。もし、仮に北が日本人を拉致したとしても日本人は批判できるだろうか。
戦争中、膨大な数の朝鮮人を国家の名の下に拉致した歴史的な事実がある。
いまなぜ日本に多くの朝鮮人がいるか考えてみてほしい。
自国の歴史を忘れた発言が多すぎる」
1988年2月26日付「朝日ジャーナル」(pp.23−24)より
----------------------------------------------
「自衛官は普通の仕事に就けなかった人たちなので、治安維持をまかせると危険」
2000年3月、文化放送「梶原しげるの本気でDONDON」より
----------------------------------------------

北朝鮮人道支援の会ニュースレターNO.6

「日本と北朝鮮(韓国)が戦争したら、辛さんはどっちに就くか」という質問をよく受けるが、そうなったら真っ先に殺されるのが「在日」だ。在日に安住の地はない。

 私は「国家」を信じない。「国家」はあてにならない。

問題は、人の命が守られているかどうかという点にある。

 中国が核実験をした時に日本人はどれだけ抗議したか。北朝鮮はいつ核実験をし、日本を攻撃したというのか。

 北朝鮮を訪問して子どもたちとアリランを歌ってきた沖縄出身の歌手・嘉納昌吉が言っていた。「日朝交渉で日本側が持ち出す問題は、なぜいつも拉致疑惑と核疑惑ばかりなのか。隣の国で民衆が飢えているというのに、なぜ助けようとせず、相手が変わるのばかりを待っているのか」

 日本人がしなければならないことは3つある。・相手に変化を求める前に自分が変わること、・過去の「負の遺産」の清算をきちんとすること、・日本で生活している「在日」の大半が日本名を名乗り、日本人として振る舞っている意味をもう一度考え直すことだ。

----------------------------------------------
「戦争になったら韓国と日本のどちらにつくんだと聞く人がいるけど、戦争が起きたら、在日は真っ先に殺されますよ。」
2000年4月25日『ふぇみん』の編集後記より
----------------------------------------------
サンデーモーニングに出ていたとき、金大中のことを全羅道出身だから、
絶対に大統領になれないと言った。
「だって、田舎者ですもの」

---------------------------------------------
11/23(土)東京新聞朝刊24面
【特報】「扇情的」「自主規制」北朝鮮報道で集会 「世論一色に不気味さ」
(略)「日本のジャーナリズムは過去をカットしている(金石範氏ら)という批判が続出する中、辛(淑玉)さんは「ここ(日本)は私たち二世、三世の故郷」と逃げ場のない状況を訴えた。
(略)討論の途中で、横田めぐみさん事件の掘り出しに携わった朝日放送の石高健次氏は「かつて女学生のチマ・チョゴリが切られたと発表され、発表元の朝鮮総連の支部に被害者を紹介して、と頼んだが拒まれた」と自らの経験などから、迫害が在日団体による政治的演出の可能性を示唆した。だが、会場の在日識者らから「どういう意図の発言なのか。暴行や脅迫の事実はある」と激しく反発される一幕もあった。(略)

---------------------------------------------
著書【言わせていただきます】
「核、核言ったって何も起こりようがない事を、多くのテレビ人は知っていた。そして、ダサイ北朝鮮を叩いて正義感を装った。今回の北朝鮮核問題(94年)の危機シナリオは憶測とイメージで構成され・・・」

チマチョゴリを切ったのはテレビに踊らされた人々であり切らせたのは危機のシュミレーションをもてあそんだ一部の人々とマスコミである。

それでもチョゴリを着ますと、チマ・チョゴリを切られた女学生がテレビで言う。その姿がチョゴリと同じように美しかった。

----------------------------------------------

狭山事件の現地調査
狭山事件の現地調査に参加しました。
応援団の団員も参加してにぎやかに終了。
どんなことでも、現地に直接行く、当事者と話をする、
会うということは本当に大切なことですね。

といいながら、

辛淑玉 著  文春新書
『愛と憎しみの韓国語』では
「……、大木金太郎はふるさとの地で静かに死んだ。」
(225ページ)
という箇所がありますが、読者の方から指摘を受け、調べたところ、
これは誤りであることがわかりました。
大木金太郎(金一)氏は現在韓国で闘病生活を送っています。
ここに訂正し、関係者の方々に深くお詫びいたします。
http://www.sps-kogasha.co.jp/oki/oki.htm(リンク切れ)

http://www.sps-kogasha.co.jp/topic.htm#oki(リンク切れ)
----------------------------------------------
「新・時代を語る 辛淑玉さん」西日本新聞 2001年8月5日

「三国人発言」の石原慎太郎東京都知事に真っ向からかみつき、日本の戦争責任についても堂々と論陣を張る。常に鋭く「日本人社会」を問いかけるその目に、小泉純一郎首相の靖国神参拝、歴史教科書問題はどう映っているのか。

 総理大臣が靖国神社を参拝するってことの持つ意味、それは簡単だよ。「侵略戦争は正しかったんだ」と宣言することになる。ただそれだけ。でもそれは、アジアの国々と手を取り合って生きてゆく道を選ばないという、見事な決別宣言にもなる。
 靖国神社は、八紘一宇の精神のもと、天皇のために死んでいった人を神としてまつっている。とくに、先頭に立ってアジアの民に対する虐殺命令を出した人たちが、英霊としてまつられている。つまり、虐殺の象徴だからね。殺された側から見れば。ヒトラーをまつっている場所に、ドイツの国家元首が行くのと同じなわけ。殺されたユダヤ人はどう思うか。それを考えれば、いかにおかしいことかって分かるはずだよ。

 小泉首相は戦死者に「心をこめて敬意と感謝の誠をささげたい」と靖国参拝を表明。A級戦犯の合祀については「死者をそれほど選別しなきゃならないのか」と言う。反発の強い韓国、中国に対しては、参拝後に対応を考えるとの姿勢だ。

  だったら、その兵隊さんに殺された人たちはどうするの。例えば特攻隊は、国家が「死ね」と強要した。でも、国家に殺された兵隊さんたちは、より多くの、アジアの民を殺したんだからね。
 それを命令したのは、時の権力者だよ。小泉さんの何十代か前の、総理大臣だった人がそれをやったんじゃないか。小泉さんが一番先にやることは、まずアジアの国々に行って、「申し訳ない」ときちんと謝ることでしょ。それがマナー。日本によって殺された人たちへの、ざんげのお参りをしてください。「参拝して何が悪いのか」って言ってるけど、同じ言葉を、植民地支配した国で言ってみてください。それとも日本国内でしか言えない言葉なのかな。

 靖国参拝だけでなく、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書問題でも「過去」をめぐって日本と韓国、中国の関係はギクシャクしている。日本人が、今問われているものは何なのか。

  日本人って、国家を背負うんだよね。私は「だったら韓国へ帰れ」ってよく言われるけど、「ここ(日本)はあなたの家ですか」って言い返す。そういう人たちって、自分が国家を背負って発言しているんだよ。
 「アジアに対して、いつまで謝ればいいのか」って言うけど、別に「あなたに謝れ」なんて言ってない。「あなた」は何も悪いことしてないんだから。加害者に謝ってくれと言っているわけよ。アジアから「謝れ」と言われると、自分が言われたと思っちゃう。見事なレトリックだよ。
 従軍慰安婦にしても、加害者って日本人だけじゃない。日本帝国主義の手先になって、朝鮮の女性をだました朝鮮人の男たちが山ほどいる。それに連なる人物が、何の罰も受けず、今の金大中政権の足元にもたくさんいる。被害者から見ると、日本人の男も朝鮮人の男も加害者なのね。それを日本人が加害者で、朝鮮人は被害者だって、国家の枠組みでみることが、いかに被害者を救わないか。
 今生きている日本人がしなきゃならないことは、国内の加害者を見つけ出して、罰すること。個人の罪を、きっちり見つめること。「あなた」の罪は、加害者を温存し、逃していることだよ。
 A級戦犯について、東京裁判は一方的だって言う人がいる。でも、じゃあ日本人は、きちんと自分たちの手で戦争責任を追及したわけ?
 「つくる会」の教科書を支持する世論は、いつまでたっても「謝れ」って言われることへのフラストレーションが背景にあると思う。でもそのフラストレーションって、国家と個人を一体化させ、ずっと権力にだまされて生きてきた人たちが、これ以上だまされきれなくなって、ためこんでいるものじゃないのか。
 日の丸、君が代、靖国、教科書って、グローバル化に押しつぶされそうな人たちの、いやし系グッズなのよ。フラストレーションがたまったところに、「いいんだ。日本は何も悪くないんだ」と言われると、ほっとする。いつもそうやって、人々はだまされてきたことを、忘れている。

(聞き手=東京報道部・宮崎昌治)

 ------------------------------------------------------------------------
『在日コリアンの胸のうち』より
 質問:あなたが「植民地支配=搾取」と短絡的に考えるのに首をかしげる。台湾人が「日帝50年」とか「植民地支配による収奪を受けた」などと朝鮮人ほどに言わないのはどう説明するのでしょうか。<『日本人対朝鮮人』(光文社)の読者>
 回答:よく、セクハラ研修で、「(さわられて)喜んでいる女もいる」と反論する人がいますが、喜ぶ人もいれば、喜ばない人もいるのです。女は一山いくらではありません。
 あなたの考えでいくと、たとえばイギリスの植民地支配に抗議するには、インドと中国とアフリカの人びと…と、ともかくイギリスに支配された人たちが一致団結してからでないといけないということになります。どこか一カ国でもイギリスに文句を言わない国があれば、他の元植民地もイギリスに抗議してはいけないことになります。
 台湾のどういう人が、日本に対して文句を言っていないのか、私にはわかりません。ただ、一般にその人への悪口は、その人の耳には入らないものです。
 質問:従軍慰安婦問題はどこの国の歴史にも出てくる問題
 なのに、なぜ日本だけが問題にされなければならないのか?
 <男性>
 回答:近代国家の軍隊が、組織的に大量の女性を性奴隷にして戦場を連れ歩き、強姦し続けたなどという例が日本以外のどこの国にあるのか、ご存知ならば教えてください。
 戸塚悦朗さんの『日本が知らない戦争責任』(現代人文社)を一度読んでみることをおすすめします。

質問:北の工作員により日本人や韓国籍の人が連れ去られ、
 行方知れずになっています。北朝鮮はオウムより恐ろしいのでは?
 <手紙・女性>
 回答:オウムはひどいことをたくさんしたけれども、一般信者は関与してないし、彼らの知らないうちに行なわれていたというのが実態でしょう。そんな一般信者をむやみに恐れたり迫害するのはおかしいと思います。
 北朝鮮についても同じことが言えるのではないでしょうか。

横田めぐみさんについては別の質問でこんなこと言ってます。
 「日本から連れ去られた少女」については、北朝鮮の工作員が本当にそういうことをして、その少女が北朝鮮にいるなら、直ちに自由帰国する権利が保障されなければいけません。
 また、そういう行為をした人を犯罪者として断罪しなければいけない。

私の大嫌いな言葉
頑張る、和、恨、ウリ、国益

「君はどうしてクリスティン・ヤマグチ(日系アメリカ人のスケート選手)のようになれないんだ」(友人)
クリスティン・ヤマグチは、「私はアメリカを愛しています」と言った。
しかし、クリスティン・ヤマグチと私とでは、前提が違う。彼女は、法的にも、アメリカ人としてすべての権利を持っている。

私は、外国人として公的サービスから外されている存在である。米国の代表として国際舞台に出られる彼女と、日本の代表どころか、排除の対象、犯罪者予備軍として扱われている在日とでは天と地ほども違う。しかも、この友人は「君が望んでたたかれているんだろう」と言った。好きこのんでたたかれる人がどこにいるだろうか。この友人、他人に格下げしておいた。

「クイズ日本人の質問」(NHKの番組のタイトル)
番組の参加者には外国籍住民もいる。しかし、なぜか“日本人の質問”。
日本人とはどこからどこまで?

「キョポジョ、イルボンマル、コンブハゴイッソヨ(僑胞でしょ、私、日本語勉強しているんですよ)」(若者たち(韓国人))
日本語を学ぶために近づいてくる魂胆が丸見えの人がいる。
かつて、白人を見ると英語を学ぶために友達になろうとした連中とダブって見える。

「帰れ!」(あちこちで)
どこに?うまれたところですか?ならば渋谷です。
朝鮮人は祖先の地・朝鮮に帰れとおっしゃるのですか?
だったらあなたも祖先の地にお帰りください。

「ヨギヌンハングギダ(ここは韓国だ)」((韓国の)入国審査やあちこちで)
・抜粋
だからなんなのさ。あなたが韓国を作ったのか?

「あなたは、きちんと勉強した人ではないだろう」
「あなたは、体系的に勉強をしたことがない」(在日の知識人たち)
・抜粋
こんなにか弱く、無学な乙女が、声をあげなくてもいい社会にしてくださることを念じてやみません。

「(シンスゴを)普通じゃないわよ、純情な娘じゃない」(同胞の年倍女性から)
さすが!それを見抜くあなたも、普通じゃない。

「外国人の目から見た日本について語っていただきたい」(クライアント)
日本で生まれて三代続いた江戸っ子なんですがねぇ。
「帰化しないのですか?」
「じゃ、お国には帰らないのですか?(あちこちで)」
お国とは、どこのことでしょうか?
日本の社会で一般に言う「お国」は、県レベル。
「山口です」「香川です」「岩手です」といったもの。
それからすれば、私の場合は「東京です」になる。そうではなく、祖先の地というのであれば、どこまでさかのぼればいいのだろうか。
韓国、中国・・・。それとも、人類発祥の地までいこうかなぁ。
「『朝鮮人』を商売にしてこれだけ稼いでいるのはあなただけですか」(学者)
朝鮮人を侮蔑して稼いだ人たちの足下にも及びませんわ。
最近ボロ儲けしたのは大日本帝国だったかしら。

質問1
在日韓国人が公務員になるのは絶対反対。
国家の権力を行使できるのはその国に忠誠を誓った人間である。民族は国籍を超えた概念であり、日本国籍を取ったからといって「韓民族」としてのアイデンティティを捨てたわけではない。在日韓国人が政治的要求を日本政府に行なうのであれば、どんどん日本国籍を取るべき。

国に忠誠を誓った人間が国家権力を行使する・・・。あなたの言う「国」とはいったい何なのでしょう。忠誠を誓われているのは、実は国家権力を握っている権力者たちではないのですか。だとしたらこの主張は堂々巡りで、権力を持つ者が自分のために権力を行使する、というだけのことになってしまいます。
本来、公務員が忠誠を誓わなければならないはずの「国」とは、その国の理想としての国家理念のことであるはずです。そして国家理念は憲法という形で明文化されています。ならば、公務員は憲法に忠誠を誓わねばならないし、逆に憲法に忠誠を誓う者であれば誰でも公務員になってかまわないはずです。ところがこの国では、憲法を敵視し、憲法の理念を踏みにじる連中ばかりが国家の中枢で権力を振るっています。こういう国を「おかしな国」と呼ぶのです。

質問
北朝鮮への食糧援助は、沈む船にペンキを塗りに行くようなものであり、するべきではない。たとえ日本と戦争になっても、長い目で見れば犠牲者がむしろ少なくなるのではないか。今後の日朝関係は、ミサイルの一発や二発やられる覚悟のうえで、冷静に対処する必要がある。植民地支配に対する責任もあり、ことがおさまったときに援助をすればいい。本当に相手のことを考えるなら、いまは必要以上のことはしないのが本当の親切です。

解答 辛淑玉
沈む船にペンキを塗る程度のことでは、たしかに結局は沈んでしまうでしょう。しかし、沈みそうな船があるとき、何もしないでいていいのでしょうか?船の船長が悪いからといって、乗ってる人たちまで一緒に沈んでしまっていいのでしょうか。「たとえ戦争になっても、長い目で見れば犠牲者がむしろ少なくなるのではないか」というあなたの予想は、当たるかもしれないし外れるかもれない。両方やってみて結果を比べるというわけにはいかない性格のものだから何とも言えませんが、はっきりしているのは、戦争になれば大変な犠牲者が出るということです。「ミサイルの一発や二発やられる」程度で済むかもしれないのは日本の場合で(アメリカ市民の犠牲はおそらくもっと少ないでしょう)、
北朝鮮と韓国に住む人々はとんでもない被害をこうむることになります。もし戦争になったら、ソウルはどうなると思いますか?どうしてそんなことが気楽に言えるのか、私には理解できない。戦争は、なんとしても避けなければならないのです。アメリカが戦争を継続できなくなるような手段を、北朝鮮は必死で考えるでしょう。あらゆる手段を尽くして戦争を防ぐというのが、日本の国是だったはずです。それがいつの間にか、戦争を覚悟する時代になってしまいました。ただし、ミサイルについて、「一発や二発やられる」覚悟で冷静に、という考え方は正しいと思います。テポドン騒動以来の日本は明らかに冷静さを失っています。

質問
北朝鮮への食糧援助はすべきではない。人道的には援助したいが、北朝鮮政府の延命につながる。貧困な人びとに届くとは思えない。援助をするなら日本のマスコミの取材を自由にさせるべき。それよりも北朝鮮の開国を説得していくことが大切。政府を倒す権利は国民になくてはならない。日本国民はそれを援助することが本当の人道援助。

辛淑玉
今はマスコミより、援助団体が直接飢えている人たちに食料を渡らせるよう、援助活動の行動の自由を食糧援助の条件として求めていくことが大切でしょう。私は、北朝鮮の軍人も人間だと思います。おそらく多くの人は、食うために軍に入ったのでしょう。日本の自衛隊だって、農家の次男や三男が少なくない。彼らの多くは軍人になって戦争に行くために入隊したのではなく、「食うため」、あるいは資格を得るために、自衛隊という職場を選んだのではないでしょうか。私には援助してもしなくても、簡単に北の体制が倒れるとは思えないのです。どんなに飢餓状態になろうと、権力者は生き延びるものです。どんなに飢餓になっても、権力者の周りにはあふれるばかりの食糧があるものです。
北の体制を打倒したいのだとしても、もっと冷静に考えるべきでしょう。北の政権が危機的状況なら話は早いのですが、そうではありません。外国から食糧が来なかったからといって、金正日体制の崩壊が早まるとはとうてい思えないのです。むしろ、まだ圧倒的な支持を得ているというのが本当のところではないでしょうか?日本は、戦前・戦中の天皇制の下で、本当の意味での食糧危機を体験していません。だから、抑圧された体制下での飢えの苦しさが想像できないのかもしれません。日本の場合、敗戦までは「外地」から食糧を収奪して配給にあてていました。敗戦までの間、日本本土ではほとんど餓死者も出ていませんが(もちろん食糧の配給が十分だったとは言えないけれども)、その一方で、たとえば大量に米を奪われたベトナムでは百万から二百万にものぼる餓死者を出す凄惨な飢餓地獄が出現しました。朝鮮半島ではもっとひどい搾取をしました。
そんなふうにして奪った命の米を、日本人は「外米」と呼んで馬鹿にしながら食べていたのです。日本が本当に食糧危機に陥ったのは収奪ができなくなった戦後のことなのです。北朝鮮には、米を奪ってこれる「外地」はないのです。

質問
北朝鮮に食糧を援助したい人は、私財でしてから話してください。説得力がありません。税金を払っている人に義務で押しつけないで。一日も早く援助しろという意見が出ているが、一日も早く日本から連れ去られた少女を見つけることも大切だ。

辛淑玉
勘違いしないでください。あなたの私財で援助しろと言っているのではありません。税金をどう使うかについては、食糧援助したい人も、そうでない人も、納税者はともに意見を言う権利があります。たしかに、国家間援助だけが援助ではありません。個人が自らの意思で働いたとき、そこには国家と同じだけの重みがあります。しかし、日本の多くは、援助は国がするものと考えています。欧米では、援助の何割かはNGOにのまま流れます。国が動脈だとしたら、NGOや市民は毛細血管の役割をしながら、国ではメンツが邪魔してできないことでも、市民が手をつなぎ合って行なうことができるのです。「日本から連れ去られた少女」については、北朝鮮の工作員が本当にそ
ういうことをして、その少女が北朝鮮にいるなら、直ちに自由帰国する権利が保障されなければいけません。また、そういう行為をした人を犯罪者として断罪しなければけない。拉致されるということの恐怖感は、私たち在日にはよくわかるのです。かつて韓国の朴正熙政権の工作員たちが、金大中氏を東京から拉致したとき、軍事独裁政権に反対する立場だった在日の多くは自分のこととしてそれを感じました。そのときの日本政府の対応。日本政府は、領土内にいる人が連れ去られても何もしない、そういう政府だったのです。たとえばNGOの活動家が、食糧援助のために北朝鮮を訪れ、直接援助をすることで、そういう問題の真相が少しでも明らかになれば、というのが私
の思いです。
---------------------------------------------

http://www.asahi.com/english/weekend/K2001120900069.html

Most of those who appear to be right-wingers,
she says, are just frustrated people feeling the same sense of isolation
that minorities such as herself feel.
Many, in fact, are Koreans, she said.
「右翼と思われる人たちの大部分はフラストレーションを抱え、
マイノリティ(彼女自身もそうだが)が感じているのと同じ孤独感を
感じている。実際、その多くがコリアンだ」と彼女は言った。
---------------------------------------------
A third-generation Korean resident, Shin's grandparents came to Japan
as laborers at the end of the first decade of the last century.
在日三世である辛の祖父は、1910年に労働者として日本に来た。
<-- 1910年頃ってことは、「朝鮮人内地渡航制限」の実施前。
   朝鮮人が増えていざこざが増えてきた頃だね。
   もちろん徴用などない。単に経済的理由ってことだ。
   彼女自身が苦労した話などが載ってるが、
   こいつが「強制労働がどうの」と言う資格はない。

--------------------------------------------

http://seinenkai.org/annyong/shin.htm

在日韓国青年会 会報
「アンニョン!」第4号
自分の仕事について
略)
「世界の孤児」と言われている日本では今、企業の改革が一番大切なことなのね。だから、人材を通じて企業を変革し、日本を変える。そういう仕事をしています。人材育成と言うよりは「人材創造」の仕事と言った方が的確かな。

略)

みんな一緒だと思うんだけど、私は、日本人の体験が無いし、いつも韓国人だったから日本人がどんな優遇されてて自由なのかは全く知らなかった。略)
向こうが「朝鮮人」だってことで差別、区別しているのに「朝鮮人」であることを否定して戦うことはできないよね。
略)
日本は閉鎖社会でしょう。「在日」の一番まずいところは、その閉鎖社会の中で更にまた閉鎖社会をつくっているところじゃないかな…。

「在日コリアン」は、日本における外国人定住者の先駆者だから、在日社会だけでまとまるのではなく、日本が今、国際化に向けてどんどん門戸を開いているなかで、リーディングマイノリティー(少数民族のリーダー)としてのポジションをキープすることと思う。

略)
私たち「在日コリアン」は本国に帰国して生きていくことはできないから、一個の人間として考えた時に、自分のポジションをさらに有意義に活用するとしたら、リーディングマイノリティーとして日本社会の開放(解放)をしていかないといけない。政治ばっかりに固執してるのってカッコよくないよ。
略)

指紋押捺のこと、話したことあったっけ?

以前にうちの社員が「うちの社長は韓国人だから外資系だ」っていうのね。てことは治外法権だから、うちの会社に来る日本人みんなに指紋押捺させようってことになった。それを日本の子が考えだしたんだよ。

ウドン屋、新聞屋、セールスマンの兄ちゃんなんかに、指十本指紋押さないと事務所に入れてあげなかったんだ。「ここ韓国人の会社だから指紋押さんかい」ってゲームのノリでやったんだけど、指紋押捺の問題を日本人に知らしめる上では効果てき面だったね。

ここ「外国人の会社だからね」って笑ってやると、日本人は「何かこれみょうだな」って思うわけよ、そういうのって大事なものだと思うのよ。

実際にやってみると、日本人は初めて自分がマイノリティーになったことを体感するのね。だからさ、こう、腕を振り上げて拳を振り回して日本を変えようという運動は、もうトレンディーじゃないと思う。これからは、地域住民をいかにまきこんでいくか、といった働きかけが必要じゃないのかな。

民族名を名乗っていると、自分が勉強しなきゃいけないものが何なのかってことも教えてもらえる。

本名を名乗っていたら、日本の子たちが聞いて来るじゃない。韓国のこととか半島のこととかさ、知らないわけにはいかないんだな。それによってものすごく大きく自分も伸びていくからね。

日本人の「師匠・先生」は在日コリアンです
略)
日本て今、価値観をずらさなきゃいけないって言われてる時代だから。それを誰に勉強するのかっていうと、間違いなく「在日コリアン」に教えを乞わなければ、もう日本の社会は、日本の社会でやってかれない。だからこれから、日本が国際化していこうと思ったら、師匠・先生は「在日コリアン」ですよ。明るく、前向きに、気持ちよく教えてあげましょうや。
略)
具体的にはプランナー、マーケッター、市場を見るとか、プランニングをするとか。アジアの感性をもっているから国際的デザイナーもいいと思う。 専門分野で「神様」がでる確立は高いだろうね。日本人は神様となる人間は少ないけど、宣教師はたくさんいる。だから、日本人の社長の下に韓国人がいると、先ず無理。反対だと、いい会社作れんだこれがまた。指示待ち態勢の人にとって神様は必要だし、それによって責任から逃れられるかね。

アジアの中で思考的なリーダー、方向性を決めるリーダーは韓国がやって、日本が細かい精密機械とかその思考をバックアップする工場群になってだな。そしてそれを補佐するのがほかのアジアの国々。そうすれば、アジアってのは世界の新秩序を創るよ。

--------------------------------------------
 多くの同胞先輩たちの、血と汗と涙の歴史の上に今の私がある。
差別の構造が変わらない傍らで、意に反して陽を浴びている私がいる。
 だからこそ、差別のためにこの場にいない人たちの身代わりとして、
自分には何ができるのか、それを考え、いつも心に決している。
 そんな私に寄り添い続けてくれるものの一つが「水平社宣言」である。
 水平社宣言は、「部落民」のためだけに発せられたものではないと思う。
抑圧されている全ての人々が人間らしく生きるためにかざされた闘いの宣言なのだ。
わたしの周りにいる、家庭内暴力や障害者差別と闘う多くの友のノートには、水平社宣言のコピーが貼り付けられている。
 彼女たちは言う。
 「これを読むと勇気が湧いてくる」と。
 この思想がある限り、私は希望を捨てない。
 日本が世界に誇れるものは、サムライでも、トヨタでも、アニメでも、もちろん天皇でもない。
 それは、「水平社宣言」なのだ。
          在日朝鮮人三世 辛淑玉