北朝鮮の崩壊

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中国軍の動向

北朝鮮崩壊時、中国軍の介入も
米ランド研究所

 北朝鮮が崩壊した場合、中国軍が介入して北朝鮮地域を占領するか、韓国軍を攻撃してくる、という分析が出された。

 米ランド研究所のブルース・ベネット博士は21日、陸軍本部がソウル市竜山区の戦争記念館で主催した
「陸軍発展セミナー」で「韓国陸軍の未来発展のための提案」と題する講演を行い、「統一される場合、
中国は北朝鮮の一部を占領するか、韓国軍に対して侵攻の脅威を加える可能性がある」と述べた。

 ランド研究所は、米国空軍の委託を受けた民間の科学者と研究員が1948年に創設した研究開発機関(非営利団体)で、
米国の安全保障分野の代表的なシンクタンクとされており、ベネット博士は同研究所で対北関連の専門家として活動している。

 同博士は「北朝鮮の崩壊後、中国が北朝鮮に介入する場合、中国軍は韓国軍よりも先に平壌に到着する。
もし、韓国軍と中国軍の間に交戦が生じた場合、中国軍は兵力で2、3倍の優位を占めることが予想されるため、
韓米同盟の長期化を通じた米国の技術的支援がカギとなる」と分析した。

 また「中国軍が介入すれば、宣揚と北京軍区で兵士45万人と戦車2200台、野砲2600門などを投入してくることが予想されるが、
韓国軍は空軍部隊などを中心に少なくとも6個師団を形成し、北朝鮮に進入した中国軍を阻止しなければならない」と主張した。

 さらに「未来の韓国陸軍は、北朝鮮が崩壊した場合以外にも、北朝鮮軍の脅威、平和維持活動、
局地的な挑発などに備えるために、16−24個の常設師団と11−27個の予備師団が必要だ」と話した。

チャン・サンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

プリチャード氏「北朝鮮崩壊時は中国に吸収可能性高い」

 
プリチャード氏

ヨルリン・ウリ党 | キム・ジョンイル | 金正日
 第1期ブッシュ政権で韓半島和平担当特使をつとめたプリチャード氏は13日、
「韓国が金正日(キム・ジョンイル)総書記を過度に支援しているという印象を米国に与えないのが、何より重要だ」と述べた。

プリチャード氏はこの日、ヨルリン・ウリ党のシンクタンクであるヨルリン政策研究院が主催した
「北東アジアの平和と繁栄のための国際シンポジウム」で、
「開城(ケソン)工団と係わる電力供給網の建設や鉄路拡張、港湾、道路施設など
平壌(ピョンヤン)に利益をもたらすと見られる韓国の特定方案に対し、
ブッシュ政権が制限を加える可能性がある」としながら、このように述べた。

 また、「北朝鮮が崩壊すれば、二つの韓国が統一されるだろうとほとんどが仮定するが、
北朝鮮が中国に吸収される可能性がさらに大きい」と見通した。

 プリチャード氏は「北朝鮮は燃料と生活必需品の相当数を中国に依存しているため、
吸収過程は実際、極めて順調かつ自然である可能性がある」とし、
「中国は全面的な(北朝鮮)吸収を正当化するため、
満洲と北朝鮮がはじめから中国領土だったということを立証する趣旨で、
北東アジアプロジェクトチームによる学術的研究を適切に行うだろう」と述べた。

私の意見
これは中国の東北工程の件を指摘しています。
注 東北工程

 クリントン政権とブッシュ政権第1期で北朝鮮問題を扱って来たプリチャード氏は、
現在米国ブルキングス研究所の客員研究員として働いている。

ペ・ソンギュ記者 vegaa@chosun.com

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北朝鮮崩壊時の予言

2年くらい前(2002年)にも見た覚えのあるコピペです。
256:マンセー名無しさん [sage] 投稿日:04/12/01(水) 02:48:46 ID:My8ry+Bu
そこでこれの出番ですよ

〜2ちゃんねらの予言〜
北朝鮮の現体制が崩壊したとき、いったい何が起きるか。
2ちゃんねらの一人として、あらかじめ予言しておきます。
1)にわか反体制運動家の出現
 それまで金正日体制に取り入ることができずに冷飯を食わされていた人間が、
 とつぜん「俺は独裁に反対したために睨まれていたんだ」と言い出します。
 体制崩壊の原因が経済破綻だったにもかかわらず、それまで名前も顔も知ら
 れていなかった「反体制運動家」が雨後のタケノコのようにあちこちから出現。
 まるで体制を崩壊させたのが自分の手柄であるかのように自慢げに振舞います。
2)みんな「俺は強制されていた」
 それまで金正日万歳と叫び、進んで体制を支持していた人たちは、恋人に騙された
 女子高生のような顔をして「自分は騙されていたんだ!」「強制されていたんです!」
 と、実は昔から独裁体制の悪弊を見抜いていたかのようなことを言い出します。
3)独裁体制が続いたのは日本のせいだ
 そして「にわか反体制運動家」「騙されていた善良な人たち」は口をそろえてこう
 言い出します。
 「あんなひどい独裁体制が21世紀まで続いたのは、日本が経済支援をしたからだ!」
 「金正日体制を裏で支えたのは日本だ!」
 「北朝鮮に独裁国家があったのは、日本のせいだ!」
 「日本は復興を支援して当然だ!」
これ、絶対当たりますから、あちこちに貼っておくといいですよ(笑)。
そのときに「ああ、そんなことは日本では前からネットで予想されてましたよ。」
と言って微笑むためにも、ね。






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ロシアの動き

http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/09/12/3757140


昨日の『「ポスト金正日」に向けて動き出す中国とロシア』を説明するために作成した地図を貼り付けておきますね。

金正日の脳卒中情報が届いた後、
ロシアの動きを追いかけていたところ、
ロシア鉄道(Russian Railways)HPで気になるニュースを発見。

ニュースがリリースされた日付は3日前の9月9日。
その内容は、北朝鮮の羅津(Najin/Rajin)〜ロシア極東ハサン(Khasan)間の鉄道補修工事と、
羅津港でのコンテナ・ターミナル建設を来月10月3日より着工するというもの。

以前からまもなく着工との情報があったのですが、ずっと延期状態。
具体的な日程が出てきたので驚いたのです。

羅津港は水深も深く港湾開発に有利な条件が揃っています。
しかも日本海に面していて不凍港。
こんなところにロシア海軍基地でも置かれたら最悪。

この羅津港をめぐって中露間で激しい争奪戦が繰り広げられてきました。

北朝鮮のことですから実際に工事が始まるまでなんとも言えないのですが、
今のところロシアが羅津港をおさえたと見ていいかもしれません。

どうやら北朝鮮と中国の関係がギクシャクしているようです。

一例は北東アジア最大の鉄鉱石埋蔵量を誇る北朝鮮の「茂山鉱山」。
中国企業が50年間開発権取得合意と報じられたこともあったのですが、
この計画は白紙撤回され、対中輸出程度にとどまっているようです。

この背景には、中国経済に飲み込まれることへの北の強い警戒感がある。
また中国が金正日体制崩壊後の親中政権樹立のために、
亡命してきた北朝鮮元高官を囲っていることも影響していると見ています。

こうした中でスルリとロシアが抜け出たわけです。

ロシア主導の羅津港事業には韓国企業も参加する予定になっています。
北東アジアからロシアや欧州への輸送路ができるわけですから、
韓国としてもメリットがある。

日本も日韓トンネル構想がある。これが連動してくる。
この構想の推進者には福岡基盤の麻生太郎がいます。

韓国はドンドンいっちゃうかもしれませんが、
日本はまだ手を出しちゃダメ!
麻生さん、ダメよ!
日本までフリーズしちゃうよ。

米国がこうした動きを歓迎するとは思えない。
マケインであろうとオバマであろうと、
ロシアの動きをぶち壊すのは時間の問題。

北朝鮮有事となった場合、
今回のグルジア紛争をモデルにすればいいのです。

ロシアはどさくさにまぎれて羅津港を目指す。
羅津港にロシア軍を駐留。
羅津港がポチ化するのです。

そして、羅津港沖には米国の軍艦が集結する。

ロシア鉄道とガスプロムはとっても仲良し♪
今度はロシアの石油&LNG(液化天然ガス)輸送列車が炎上するかも。

こうしたロシアの動きを米国はなんとしても事前に阻止する必要があります。
それではどうやって阻止するのか。

おそらく米国に金正日の容体に関する情報を流しているのは中国。
すでに米国と中国は金正日体制崩壊後の対応を協議しているとのニュースも入ってきました。

気になるのは協議内容。

私はズバリ、今年1月3日に公表された米戦略国際問題研究所
(CSIS,Center for Strategic and International Studies)と米国平和研究所
(USIP, United States Institute of Peace)のジョイント・リポートに基づいて行われていると予測しています。

このリポートは、中国の政府当局者や研究者の話などをもとに中国の北朝鮮政策を分析したもの。

特に重要な点は、北朝鮮の不測の事態に備えて中国が策定している緊急対応策の内容。
簡単に要約すると次のようになります。

・北朝鮮が不安定化した場合、中国の優先課題は、国境管理を強化し、難民の殺到を防ぐことである。
・必要と判断した場合、中国人民解放軍を北朝鮮に派遣することもある。
・その場合、国連と緊密に連携し、承認を得たほうが望ましいが、北朝鮮の急変に対して、
国際社会がタイムリーに対応しない場合は、安定回復を図ることを優先する。つまり、独自判断で派遣するということ。

また、北朝鮮に軍を派遣する際の任務は次の3つ。

(1)難民支援などの人道的任務
(2)平和維持や治安維持任務
(3)中国国境付近の核施設から核汚染がおきた場合の汚染除去、核兵器や核物質の安全確保

米国は中国の緊急対応策を認めているのかどうか。
私はおそらく容認する方向で考えているのではないかと思います。

現在の米国には北朝鮮に本格介入するだけの余力が無い。
しかも韓国は頼りない。
それでも、ロシアの南下をなんとしても阻止したい。
そのためには中国を利用するしかないという判断ですね。
仮に中国とロシアがぶつかれば、それはそれでよしと思っているのではないかと。

その時は差し迫っているようです。



<参考記事>
ガリレオが導くユーラシアの歩き方
http://www.yorozubp.com/0401/040110.htm
グルジアで石油輸送列車炎上
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/08/25/3709743
フリーズするドイツ
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/08/27/3712772
グルジアで炎上する石油輸送列車と鉄道とポチの地図
http://www.sonoda-yoshiaki.com/enjyo.jpg

Home Russian Railways
http://eng.rzd.ru/wps/portal/rzdeng/fp
http://eng.rzd.ru/wps/portal/rzdeng?STRUCTURE_ID=26

http://eng.rzd.ru/wps/portal/rzdeng?STRUCTURE_ID=15&layer_id=3044&refererLayerId=3920&id=102561

北朝鮮とロシア、羅津〜豆満江間の鉄道賃貸契約締結
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000020-yonh-kr
中国・ロシアが羅津港争奪戦
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=87515&servcode=300&sectcode=300
Gazprom pipelines to produce energy for Russian Railways?
http://www.russiatoday.com/business/news/20938

金総書記の容体重く、米中が体制崩壊後を協議…米報道
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080912-OYT1T00410.htm
U.S., China Laying Plans in Case North Korea Collapses
http://www.foxnews.com/story/0,2933,421201,00.html

★Keeping an Eye on an Unruly Neighbor
Chinese Views of Economic Reform and Stability in North Korea
http://www.csis.org/media/csis/pubs/071227_wp_china_northkorea.pdf


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【クーデターか!?】ついに北朝鮮崩壊の時が来た?


AWSJ「北朝鮮に異変の兆し…、クーデターの可能性」


 香港で発行されているアジア・ウォール・ストリート・ジャーナル(AWSJ)は22日、
「現在、北朝鮮内部で起きていることを総合すれば、一部の専門家によって
北朝鮮内部で粛清や宮廷クーデターが進められていると思われる」と、
金正日(キム・ジョンイル)総書記異変説を主張した。

 同紙はこの日、「なぜ金総書記を信じるのか(Why Trust Kim?)」と題した社説を通じて「金総書記がかなりの間、
北の国営メディアに登場していない上、パレスチナ自治政府のアラファト議長が死去した際、
弔文を金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議議長の名義で送るなど、
異変の兆候が相次いでいる」としながら、このように主張した。

 同紙はなかでも、「敬愛なる指導者」という呼称の省略や金総書記の肖像画撤去以外に、
金総書記を非難するビラや落書きの発見(独誌シュピーゲル最新号)、外国人専用電話使用中止、
北朝鮮内の携帯電話サービスの秘密警察組織による引き受け(英紙サンデー・タイムズ、11月14日付け)などが
権力内部の葛藤を示す信号だと指摘した。

 同紙はこれとともに、金総書記の権力衰弱化(demise)は今年初めの妻・高英姫(コ・ヨンヒ)氏の死去と共に始まったという
英紙「ザ・タイムズ」の報道を引用し、最近、米大統領選挙で米朝2国間協議を唱えたケリー候補の落選は、
金総書記に追い討ちをかけるかのような衝撃になったと主張した。

 同紙は結論として「このすべてが北朝鮮に決定的に何らかの影響を与えるかどうかは、
北朝鮮の政権が崩壊しない限り判明されない」とし、「しかし、いずれにせよ北朝鮮が自ら武装解除をするか、
崩壊する前には(北朝鮮を)孤立させるのが唯一な合理的アプローチ」と強調した。

香港=宋義達(ソン・ウィダル)記者edsong@chosun.com

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/22/20041122000054.html


日本参議院、北朝鮮崩壊時の対策を協議

  日本参議院・予算委員会が8日、北朝鮮の「崩壊状況」を仮定した対策について協議した。

  産経新聞が9日報じたところによると、麻生外相は北朝鮮が崩壊する場合
「大規模な『ボートピープル』が日本沿岸に漂流するだろう」とし「危機管理レベルから考えなければならない」と述べた。

  安倍官房長官は「北朝鮮にいる日本人拉致(らち)被害者をどうすべきかが大きな課題。問題意識をもって臨みたい」とした。

  額賀防衛庁長官は「自衛権を発動し(日本人を)救うための方策は、まだ法的に整備されていない」と述べた。   




中国が構想…金王朝崩壊後、
親中派政権を樹立か


北朝鮮の盟友、中国が金正日(キム・ジョンイル)総書記(64)の独裁政権崩壊を予見して、
脱北者を中心とした新政権ブレーンを国内で育成しているという仰天情報が飛び込んできた。

北の口座凍結や原油パイプラインの送油カットなど徐々に北への締め付けを強化しつつある中国。
体制崩壊後は手なずけたブレーンを素早く送り込み、親中派政権を樹立。
豊富な天然資源の採掘権確保や難民の流出を阻止するもくろみだ。
“金王朝”後の北を見通す中国。体制崩壊のカウントダウンは予想以上に早いのか。

今週発売の米誌「ニューズウィーク」は「中国に亡命している北朝鮮の軍関係者を含む元高官たちが中心となり
『菊派』と呼ばれるグループを結成。
新政権の中心になるかもしれないという噂が流れている」と報じた。

また「2003−4年に中国主導の北朝鮮の『影の内閣』に関する協議があったことは、
韓国の北朝鮮専門家らの記憶に新しい」としている。

親中国勢力は脱北者だけではなく、北内部にも存在。
中国で成功した「改革開放」政策を北でも取り入れようと考える高官は少なくないようだ。

「今年1月の訪中で、金総書記は最も開放が進んだ南部の広東省などを視察した。
北の一部高官は『わが国も改革開放が進む』と期待したが、結局はなしのつぶて。
相当、フラストレーションがたまっているのは間違いない」(民間の北朝鮮研究者)

中国は朝鮮有事の際、こうした内部の親中派と囲っていた脱北ブレーンを合流させ、
新政権の樹立を画策しているものとみられる。
「中国はとにかく、アメリカの息がかかった韓国と直に国境線を接するのを避けたい。
また、北東アジア最大の鉄鉱石埋蔵量を誇る『茂山(ムサン)鉱山』(咸鏡北道(ハムギョンプクド))の
50年開発権を1000億円近くかけて投資している。
北には希少金属の埋蔵量も多く、北が韓国に吸収されるのは中国にとって非常に都合が悪い」(同)

そもそも北の建国は、旧ソ連が、領内に逃げ込んでいた金日成(イルソン)元主席を
傀儡(かいらい)政権の最高指導者にすべく就任させたことが始まり。
中国は同じ手法で都合のいい指導者を北へ送り込み、
建国をもくろんでいるという見方が研究者の間ではまことしやかにささやかれ始めている。

実際、核実験後の中国は国境の監視体制を強化。さらに送油の停止や
一部銀行の北への送金停止、観光での渡航禁止など、
次々と制裁を行動に起こしている。
中朝国境の町、丹東では最近、法人、個人を問わず、北に関係した
銀行口座を凍結するという荒っぽい制裁も開始された。
中朝貿易の中心地ゆえ、北にとっては手痛い仕打ちだが、
この動きが「傀儡政権樹立」を後押しする動きとも見て取れなくもない。

コリア・レポート編集長の辺真一氏は「中国が北朝鮮に『反中国』というレッテルをはったとすれば、
傀儡政権を作る動きが出てくる可能性がある。
しかし、今は『反中』の烙印(らくいん)を押すかどうか、判断している最中。
押すにはまだ早い」と指摘する。
また、辺氏は「果たして海外にそういうタマがいるかどうか」とも語る。

スイス政府は26日から同国内にある北の資産凍結を実施。約40億ドル(4800億円)とも言われる
金総書記の隠し財産も塩漬けとなる可能性が高く、ダーティーな北の経済はもはや破(は)綻(たん)寸前。
次世代の朝鮮半島の利権争いはもうスタートしているようだ。

私の意見
これは中国の東北工程の件を指摘しています。
注 東北工程



朝鮮半島について・・・小隊長さんの投稿

尚、中国・北朝鮮の国境の件ですが、これは今始まった事ではなく、随分前から演習等を行って意思表示をしています。
中国側から仕掛ける事はありませんが、内部崩壊が始まって難民が押し寄せて来た場合、これを押し戻して進駐する予定です。
これには中国内に駐屯しているロシア軍部隊も同行するでしょう。
まあ、崩壊後の混乱にある北を平定する為の行動ですから、これは立派な「援助」ですねw 
いわゆるPKF、PKOですんでw(国連主導じゃないけどねw)

ちなみに、統一は事実上困難だと思います。中国は北が自由主義陣営に取り込まれる(韓国側主導で統一)のを望んでいませんから、
崩壊後は親中・親露の政権を擁立するでしょう。
すでに中国内には新政権の候補者(亡命朝鮮人)が存在します。
また、韓国にしても北と統一を果たした場合、ドイツの統一時とは比べものにならぬ程の負担がかかる事、
そして韓国自体の国力が低すぎる為、共倒れになることは明白。統一したくても、現状では出来ません。


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北朝鮮崩壊時、日本に流入する北朝鮮難民は中ロ以上の脅威か?klam_bombさん

北朝鮮崩壊時、日本に流入する北朝鮮難民は中ロ以上の脅威か?

『 北朝鮮は脅威か?・・』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315475083

で北朝鮮の脅威について質問したものです。

この質問にて
『北朝鮮が崩壊すれば日本に難民が流れ込み、治安が悪化する。故に脅威』
と言う趣旨のご回答を頂きました。

確かにもし北朝鮮が崩壊すれば、難民は日本に流入すると見て確実と思います。
(やる気になればかなり粗末な漁船でも日本海は渡れるようですし)

しかしロシアや中国を上回る程の脅威をもたらす規模の難民が、日本に流れ込むのでしょうか?

私は、北朝鮮の難民の大部分は陸続きの韓国に殺到するのでは、と思います。
前の質問にて『南は彼らをスルー』するともお答えを貰ったのですが、
流石に韓国政府とは言え、仮にも同じ民族である難民を無視し、日本に向け強制誘導するとは
あまり想像できません。すれば人道上、国際的な非難を浴びると思います。
(一切ないとも言い切れないとは思いますが・・・)

また北朝鮮の船舶を総動員したとしても、北朝鮮の国民2000万が日本海を渡れるか、と言えば
物理的に不可能としか考えられません。(まあ全国民が脱出する訳もないですが・・)

『又、陸軍の海外派遣についてですが日露戦争において日本陸軍を大陸に派遣(補給物資の運搬も含む)のために
国内の殆どの貨物船を徴用しています』と言う回答も別件の質問にて頂いたことがあり、
一時的な現象としてなら、100万でも日本への難民流入は無いのではないかと思います。

しかしやはり、正確な人数は、素人の私には予想できません。

質問:北朝鮮がもし国家崩壊を起こし、国民が大脱北を開始した場合、
予想される日本へ流入する北朝鮮の難民の規模は何万人程度でしょうか?
それは中国やロシア以上の脅威となりますでしょうか?


ベストアンサーに選ばれた回答


規模的には数万人が限界でしょう。

基本的には、国家崩壊での密入国は、難民扱いしませんので
通常の犯罪(密入国)扱いと同じく、祖国への強制送還となります。

※人権と犯罪(密入国)は異なり、世界中全ての国家がバスポートやビザが無い者の入国は認めておりません。

韓国自身は憲法で『北朝鮮人も韓国国民だ』と規定しており
それらをスルーするのは(常識で考えても)不可能であり、
90%以上の流浪者が韓国へ流れ込んで、経済破綻/国家倒産を行いますが、
それは内政問題ですので、日本政府がスルーするのが妥当でしょうね。

つまり 韓国 朝鮮半島の国内問題であるから 日本は関知しないということです。
密入国してきたら 逮捕 朝鮮半島へ強制送還です。南北どちらかは本人に選ばせましょう。


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北朝鮮、崩壊

  • 中国と韓国にとって北朝鮮に核が拡散するリスクよりも金政権が崩壊するリスクの方がより不安定で直接的な影響を持つので、
  • 彼等は現状維持のインセンティブを持っている。
  • 北京とソウルは北朝鮮の混乱が彼等の国民経済に重大な影響を与え、軍事的な摩擦や極東アジアのパワーバランスを
  • 予想できない方向に動かすことを恐れている。
  • 非営利団体の国際危機グループのコリアスペシャリストは「金政権の崩壊で事態は悪化する可能性が極めて高い。
  • もっとも高い可能性は軍事政権の出現である。」と言う。
  • 軍部や他の指導層との間で内戦が起きる可能性もある。そしてそれが中国と韓国の介入を促す可能性がある。
  • その介入が後継政権をサポートするものであれ、暴動を沈静するものであれだ。
  • 米国の軍事専門家は中国軍は北朝鮮に進攻し、緩衝地帯を築き難民が中国に流入することを防ぐと予測する。
  • 米軍のプライオリティは北朝鮮の核物質や大量破壊兵器を獲得することにある。
  • 韓国は北朝鮮と中国の反対が予想される中秩序回復を目指し米軍のサポートを受けた部隊を北朝鮮に進出させるだろう。
  • 北朝鮮が崩壊すると2百万人以上の北朝鮮人が中立地帯を越えて韓国に流入することを韓国政府は恐れている。
  • これにより金融市場は動転し、物価が急上昇すると韓国政府は予測する。
  • 危機管理コストだけで65億ドルになると予想される。
  • ワシントンのコリア専門家マーカス・ノーランド氏は南北朝鮮の統一の費用は最初の10年で6千億ドルになると推定している。
  • 幾人かのアナリストは南北朝鮮の統一はドイツの統一よりも困難だと主張する。
  • というのは北朝鮮の人口は23百万人で韓国の人口48百万人に較べて相対的の数が多い。
  • 北朝鮮の交通、エネルギーシステム、工場等のインフラストラクチャーの改良には多額の資金を要する。
  • 経済問題以外の大きな問題は50年間の分裂〜技術的には1953年の休戦状態が続いている状態〜の結果、
  • 文化と生活様式の格差が広がっていることだ。
  • このため北朝鮮からの亡命者は韓国での生活に適応できないという問題が起きている。
  • 中国もまた北朝鮮の崩壊に伴う難民の流入に伴う経済面と無形のコストに悩んでいる。
  • 中国と韓国の宥和策に対する批判は「北朝鮮を緩やかに変化させることは、突然の過去との断絶よりもはるかにコストがかかる」
  • 「スローなアプローチは北朝鮮の一般の人々に生活物資の欠乏と政治的抑圧が持続することを運命付ける」
  • 「現在の体制のもとでは投資を行なってもその成果は極めて少ない」というものだ。

ここでCIAのファクトブックで南北朝鮮の基礎データをチェックしておこう。
まず国土面積は北朝鮮が12万平方q、韓国が9.8万平方q。人口は北朝鮮が23百万人、韓国が48.8百万人。
GDPは北朝鮮が推定値400億ドル、韓国が9,653億ドルいずれも購買力平価ベース。
一人当たりGDPでは北朝鮮が1,700ドル、韓国は2万ドルである。
発電量は北朝鮮が187.5億kWH、韓国は3,421億kWH、
固定電話は北朝鮮が98万台で韓国が2,659万台。
軍事費は北朝鮮が50億ドルで韓国が210億ドルである。
北朝鮮はGDPの12.5%を軍事費に充て、韓国はGDPの2.2%を軍事費に充てている。

この大まかな数字だけでも如何に北朝鮮の経済規模が小さく、インフラの整備が遅れ、軍事予算が突出しているかが分かる。
又統一のための支出が両国の経済規模に較べて如何に大きいかが分かる。

さて金政権の崩壊は日本にどのような影響をもたらすのか?
以下は大胆な個人的予測を述べよう。

  • 北アジアの緊張持続は、安倍政権がへまをしない限り安部政権への求心力を高める。
  • つまり安倍政権の掲げる改革路線の推進がスムーズに進む。
  • 金政権崩壊後米国・中国・韓国等の協力がスムーズに行き、南北朝鮮の統一が進む場合は、
  • 日本は大きな無償援助を求められる可能性は高いが、車両・機械等資本財の輸出の大きなチャンスを迎える。
  • つまり日本経済は朝鮮動乱特需の様な状態になる。その反動は怖いがこれは乗らねばならない大きな相場である。
  • 問題は金政権の崩壊後統一が簡単に進まない場合である。
  • これは北朝鮮を米国との直接対決を避けたいと考える中国が何らかの傀儡政権を作る場合等に起きる。
  • この場合は極東アジアに軍事的緊張が持続する可能性が高く日本経済にはプラス要因にはならない。

しかし後者のシナリオは中国にも大きなリスクをもたらす。
中国は経済発展を通じて抱える問題を解決するより方法がなくなってきているはずだ。
従って中国が冷静に判断する限り、条件付にせよ南北朝鮮の統一をサポートすることになる。
中国は新しい国が出来るだけ中国より、少なくとも中立的であることを求めるだろう。
もし中国寄りの新朝鮮が誕生した場合、日本は中国の脅威ともろに対峙することになる可能性が高まる。
アメリカはこのあたりまで予測して米軍の再編を行なっていると判断する。

このような判断から生まれてくる投資判断は

  • 日本株は生産財メーカーなどコアとなる大手優良企業に傾斜しておく。
  • 韓国リスクは敬遠し、中国についてもダイレクトリスクは抑制して香港経由の間接的リスクとする。
  • 米国とEUへのリスク分散を図っておく。

という極当たり前の分散投資ということになるが、もっと緊張が高まる場合は米国債等への逃避も考えるべきかもしれない。
いずれにしろ北朝鮮の動きは要注意だ。