総面積685平方km
(東京23区(約700平方キロメートル)とほぼ同じ)
人口442万人
約448万人(うちシンガポール人・永住者は361万人)
中華系75.2%、マレー系13.6%、インド系8.8%、その他2.4%
「都市国家」とも呼ばれる島国。
マレー半島の南端に位置する(鉄道・道路などで結ばれている)。
地の利(海の利?)に目を付けた英国人ラッフルズ?によって港湾都市として開発が進められるとそれに違わぬ発展を見せ、
イギリス領海峡植民地の中核として繁栄。
第二次世界大戦後、一度はマレーシア連邦の一部として独立するが、
華人が多数(2005年時点で76%)を占めることから来る連邦のマレー人優遇政策との緊張や、
財政負担などへの反発から1965年に分離・独立した。
1959年から1990年まで首相を務めた「国父」リー・クワンユー?(李光耀)は、
絵に描いたような開発独裁者として、いわゆる「自由」を抑圧しつつ強力な権力基盤を確立して
*1積極的な外資の誘致による工業化政策を推し進め、また、金融・海運センターとしての地位も固めた。
1990年にゴー・チョクトンに首相の座を譲った後も上級相として引き続き君臨、
2004年に長男リー・シェンロンを首相とした後は顧問相の座にある。
ASEAN諸国との友好協力関係を基軸とした地域協力に努力。
アジア・太平洋地域における米国の軍事的プレゼンス及び政治的コミットメントを重視(但し、非同盟諸国の一員でもある。)。
(1)予算:100.5億シンガポール・ドル(全歳出予算の32.9%、2006年度)、
105.8億シンガポール・ドル(全歳出予算の32.1%、2007年度)
(2)兵役:2年の義務兵役制度(訓練終了後は、予備役に編入。)
(3)兵力:正規7.25万名(陸軍50,000名、海軍9,000名、空軍13,500名)
フォートカニングパークより見た市街地
シンガポール・リバー
街は島の南部を中心に広がっていますが、その中心部は島の真ん中南側にCITYという地区があり、そこには高層ビルが建ち並んでいます。
日本から来ると、東側にあるチャンギ国際空港に到着し、そこからタクシーでECP(East
Coast Parkway)という高速道路で街中に向かうのが一般的ですが、CITYに近づくと道路がやや上り坂になります。そこを登って行くと正面に高いビルが乱立してるのが見え、初めての人は「ああ、シンガポールに来たんだなあ」としみじみ感じることが出来ます。
尚、ビジネス街はそのやや南側にあり、そこにも50〜70階のビルが多くあります。
この写真はニコルハイウエイの上の橋から撮影したビジネス街です。左下に小さくマーライオンが写っているのにお気づきでしょうか? この橋をテクテク歩い
てゆくと(暑いですが・・・)、マーライオンを正面から見ることが出来ますのでお勧めのポイントです。場所はMRT(地下鉄)の City Hall
駅からすぐです。
オーチャードの高島屋の前にて