超大型飛行船

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超大型飛行船

米Aeros社が開発中の超大型飛行船「AEROSCRAFT ML866」



【Technobahn 2007/11/3 19:47】画像は現在、米Aeros社が開発を進めている超大型飛行船「AEROSCRAFT ML866」。
全長64メートル、幅32メートルで大きさは大型旅客機のボーイング747を一回り小さくした程のサイズ。

 内部スペースは500平方メートルでB747の旅客容量と貨物容量の約半分となるが、B747の胴体幅が7メートルに対して、
ML866は32メートルもあり、内部レイアウトの自由度はML866の方が圧倒的に高い。

 ML866は原理的には飛行船となるが、胴体を扁平状に幅を広く持たせて機体を翼のようにすることで機体全体から浮力を得ることができる、
新タイプのハイブリッド型の飛行船となる。

 Aeros社では内部空間を大きく持てるというML866の特徴を活かして富裕層や企業向けのプライベート・ジェットの代替用や、
貨物運搬などの用途での実用化を目指して現在、開発を進めている。

 貨物運搬用などの分野の応用に関しては今月に入ってから米国防高等研究計画局(DARPA)が開発資金援助を行うことを決定するなど、
ML866の実用化は現実味を帯びてきている。会社側によると完成は2010年頃で、販売価格は4000万ドル(約46億円)前後となる見通しだ。

 画像提供:Worldwide Aeros Corp.





ハイブリット飛行機というとマンタみたいな小型機の例しかしらなかったがどうも大型機をつくるそうだ。
重量を胴体の揚力(1/3)とヘリウム浮力(2/3)の両方で支えることにより、飛行体では前代未聞の
サッカー
コートサイズの自由空間と500トンの旅客及び貨物の最大積載量を実現し、低コスト、低騒音、低燃費で時速280キロで移動する。
50億円という価格は大型旅客機とくらべてもリーズナブル。

富裕層向けで優雅に天空を駆ける豪華客船と宣伝しているようだが、ダーパがダーパダーパしているところをみると別の用途かも。
ラピュタの飛行戦艦が脳裏に浮かんだのはさておくとして、域内輸送事業でならある程度成り立つ可能性はある。

メリットは

  1. トラックや貨物列車より速い。
  2. 飛行機よりも安くて大量に運べる。
  3. 空中輸送で最大旅客及び貨物の最大積載量
  4. 垂直離着陸
  5. 低騒音

デメリットは

  1. 飛行機よりは遅い
  2. 悪天候に弱いとみられている
  3. ヒンデンブルグの呪い

    米Aeros社が計画する巨大な飛行機×飛行船ハイブリッド航空機「Aeroscraft」。
    全長200メートルにおよぶ機体(船体?)は重量のおよそ3分の2だけがヘリウムガスの浮力で支えられ、
    あとはプロペラ推進と船体そのものの形が生みだす揚力で飛ぶ仕組み。
  4. この大きさにも関わらず飛行船と同様垂直離着陸ができます。

    飛行船としては速く飛行機としては遅い時速約280キロしかでませんが、数百トンにおよぶ積載量と低空飛行できる低騒音・低公害性、
    景観を間近に見下ろしながらゆっくり飛べることを活かして空飛ぶ豪華ホテルとしての運用を見込んでいるとのこと。
    サッカー場ほどのキャビンには豪華な船室やプール、あるいはカジノまで載せることが可能。



    巨大な積載量・滑走路不要・高燃費という特性から空飛ぶホテル以外にも当然軍用の輸送機として、
    あるいは店舗や工場の駐車場に直接降りることができる物流用途に、
    さらには飛行機では採算がとれない短距離の通勤手段としての活用も考えられるとのこと。
    Aerosいわく「空輸という概念を根本的に変える」飛行機械、最初のプロトタイプは2010年に完成予定。

    空気より重い堅い飛行船はすでに実用化されているだけに、
  5. 技術的な実現可能性は(あまり欲をかかなければ)充分あると思われますが、
    実際に運用するとなると航空規制当局が大変なことになりそうです。






























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復活した夢の飛行船「ツェッペリンNT号」



「長距離を移動するための交通手段として、何を選びますか?」

船旅でしか海を渡れなかった時代は、今はもうはるか昔のこととなり、現代では飛行機が長距離旅行の大半を担うようになっている。
とはいえ、飛行機より以前に、飛行船が空の旅の主役を務める"輝かしい時代"があったことをご存じだろうか?

1783年、フランスのモンゴルフィエ兄弟が直径十数メートルの麻布製熱気球を製作し、世界初の有人飛行に成功。
1852年には、フランスのアンリ・ジファールが、蒸気機関をゴンドラに搭載した飛行船を開発、自由に操作し上空を移動できる飛行船を世に送り出した。
そして20世紀に入り、1900年には、かの有名なドイツのフェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵が、飛行船の大型化と輸送力の増強を図るため、
内部にアルミニウム製の骨組み構造を採用した硬式飛行船「LZ1号」での初飛行に成功。飛行船は空の主役となり、
世界で初めて飛行船を用いた航空旅客輸送会社がドイツに誕生すると、何万人もの乗客が世界各国を結ぶ定期航路を利用し、
飛行船による空の旅を楽しむ時代が到来した。
1929年には「グラーフ・ツェッペリン(LZ127)号」が、ドイツから21日7時間33分をかけて初の世界一周飛行を実現した。

ニュー・テクノロジー(NT)採用のハイテク新飛行船












飛行船の技術革新は、高速性能に優れる飛行機が空の旅の主役を担うようになり、久しくストップしていた。
しかし、1993年、ドイツで企業・ツェッペリン飛行船技術が復活。飛行船全盛期から60年以上の歳月を経て、
当時よりも抜群に向上したニュー・テクノロジー(NT)を搭載する「ツェッペリンNT号」の研究開発がスタートした。

日本飛行船チーフパイロットの吉岡秀樹氏

筆者は今回、機会があってツェッペリンNT号に乗り込むことができた。最新のナビゲーションシステムなどを搭載して、
電子制御でハイテク操縦を可能にするというコックピットを目にし、ニュー・テクノロジーの一端を垣間見られたように感じている。

ツェッペリンNT号は、200馬力の航空用エンジン「ライカミング IO-360」を、船体中央部に2基、船尾部に1基の合計3基装備している。
ツェッペリンNT号を2004年に購入した飛行船運行会社、日本飛行船のチーフパイロット・吉岡秀樹氏によれば、
ライカミング IO-360で稼動する、チルト方式を採用した4機のエンジンプロペラが、ツェッペリンNT号の大きな特徴となっており、
このプロペラの角度をコックピットから操作し、自由に変えることで、従来の飛行船では非常に困難だった
自力での垂直離着陸、空中での静止(ホバリング)、定点での空中360度回転など、実にスムーズな運航が可能になるだという。
例えば、最大風速毎秒17mの気象条件でも十分な飛行能力を発揮できる、とのことだ。

ゴンドラのキャビン先端にコックピットが配置されている

コックピットからの飛行中の眺めは最高!

最新のハイテク機器を装備したコックピット

操縦席の側面にはジョイススティックの操縦桿が配備されている

ツェッペリンNT号は、安全性においても、昔の飛行船とは比べ物にならないという。ボディには、
軟式飛行船と硬式飛行船の両方の利点を取り入れた半硬式飛行船の設計を採用。
三角形フレームの丈夫なカーボンファイバー製トラスの骨組み構造を有している。
吉岡氏は、この半硬式飛行船の骨組み構造が、ツェッペリンNT号のハイテク操縦性能を左右する、
独特のエンジンプロペラの配置を可能にしているのだと語った。



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宇宙から見た壮大な地球の現象

壮観な景色は人を大いに魅了します。テクノロジーの進化により、大自然の美しい瞬間を画像として見ることができるようになってきました。

感動できる数多くの写真の中でも、地球の外から撮影された写真は、テクノロジーのすばらしさと自然の偉大さを一度に
見ることができ、言葉で表現しつくせないような気がします。

そんな地球の現象を壮大に写し出した10の画像を紹介します。




1. スリランカ海岸の津波(2004年12月26日)

上記の写真はスリランカの南西海岸で、例のスマトラ島沖地震による津波が押し寄せる5分前に、
海水が400mほど急激に引っ張られたところです。



上記は大きな津波が打ち寄せた直後で、さらに渦を巻いた次の波が打ち寄せ続けているところです。

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2. 中国の新疆の扇状地(2002年5月2日)


上記の画像は中国のタクラマカン砂漠に56.6km x 61.3kmもの面積を覆う扇状地を映し出したものです。
扇状地は山地から水が離れるときに出来ますが、新しい河道堆(たい)積物によってそれぞれブロックされていき、
それぞれが扇の形を作っていきます。
左側の青い部分は現在流れています

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3. ブータンのヒマラヤ氷河



美しくそして明らかに地球温暖化により溶けていきつつある氷河の様子です。
このヒマラヤ山脈の氷河になった谷の両端で湖が形成されつつあるのが見て取れますが、
たったここ数十年での変化らしいです。

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4. ハリケーン・イザベル(2003年)



国際宇宙ステーションから撮影されたこのハリケーン・イザベルの恐ろしい写真からは、ハリケーンの目の巨大さがひと目でわかります。
ピーク時には風速が時速265kmを観測したという恐るべきハリケーンでした。

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5. グリーンランドの西海岸(2003年8月21日)


いくつものフィヨルドやグリーンランドの複雑な海岸線を宇宙から見た姿です。
水の中に見える小さな点はフィヨルドの深い地点から氷冠まで氷が広がりを見せているのだそうです。

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6. オーロラ・ボレアリス


極光(northern lights)」とも呼ばれる美しいオーロラは北極に近い地域では、オーロラ・ボレアリス(Aurora Borealis)と呼ばれています。
ギリシャ神話の暁の女神オーロラと北風の神ボレアスから由来しています。
写真はスペースシャトルによる国際宇宙ステーション組み立てミッション"sts-117"で撮影されました。

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7. 宇宙から見た皆既日食(1999年8月11日)


月の影が地球の一部を覆っているのがわかります。ミール宇宙ステーションから撮影された
日食の影は地球の上を時速2000kmで駆けていき、影の下になった地域は暗闇に覆われていきました。

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8. ニュージーランドのエグモント国立公園(2002年4月)


エグモント山は1755年に噴火して以来、エグモント国立公園の中心となっています。
公園の規定で、噴火から生き残った森の半径9.5kmを保護しているため、きれいな円を描くディスクのように見えます。

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9. エトナ山の噴火(2001年10月)


2001年に国際宇宙ステーションから撮影されたイタリア・シシリー島にあるエトナ山の激しい噴火では、
この巨大な灰の雲がリビアまで届いていることがわかります。
溶岩から近隣の森に燃え移ったことが原因となりました。

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10. モーリタニアのリシャット構造体(2000年10月7日)

この壮大なモーリタニアのサハラ砂漠にある「サハラの目」が出来た原因は何年も議論されてきました。
当初考えられたのが隕石の落下による衝撃だというものでしたが、あたりに衝撃の痕跡が少ないことから反証されました。
直径48kmもの巨大で風変わりなこの現象は、現在では隆起した岩が浸食によって削られたものと考えられています。
上記の写真はAsterと呼ばれる画像データを収拾する高性能光学センサから撮影されました。

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カリフォルニアの山火事のとんでもないスケールがひと目でわかる写真


現在、カリフォルニア南部で大規模な山火事が発生しており、22日に東京都面積の45%相当が消失と発表されてましたが、
翌23日には74%相当と発表されてるので、勢いの凄まじさが伺えます。

言葉よりも衛星写真を見れば、その規模が一目瞭然です。




米カリフォルニア州南部で23日、少なくとも16カ所で山火事が発生し、50万人以上の住民が避難を余儀なくされている。また、山火事発生から3日目のこの日、2人目の死者が出た。

サンディエゴ郡では少なくとも1250軒の住宅が焼失し、当局者によると、住民50万人に避難勧告が出されたという。

ロサンゼルスの北では、23日に火災で1人が死亡。21日にサンディエゴ周辺で確認された死者に続き2人目となった。

州当局者はロイターに対し、山火事による損害は数億ドルに上る可能性があるとの見方を示した。

シュワルツェネッガー州知事によると、州全体で6800軒の住宅が危険にさらされており、消火に当たっている6000人のうち、消防隊員18人が負傷したという。

この山火事で、ブッシュ大統領は23日、カリフォルニア州に非常事態を宣言。被害を受けている7郡での救済活動の権限を連邦緊急事態管理局(FEMA)に与えた。



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海がカプチーノのように泡だらけ


あたり一面、泡だらけ。
ふわふわです。 これ一体なんだと思います?
映画の撮影かなと思いそうですが、実は自然現象でこうなっているのです。