X-51A
マッハ6! ただ今、X-51Aの超音速風洞実験を実施中
【Technobahn 2008/1/9 19:08】画像は米パデュー大学(Purdue University)に設置された風洞実験装置。
この装置、内部の風洞の気流速度を最大マッハ6まで加速させることが可能な、超音速風洞実験装置となる。
米空軍ではマッハ7の速度で巡航が可能な超音速実験機「X-51A」の研究開発を進めており、パデュー大学では
現在、風洞実験用の模型を用いて米空軍研究所(Air Force Research Laboratory)と共同でX-51Aの超音速飛行実験を行っている。
こうした超音速機はコンピューターシミュレーションを使った飛行実験が行われるが、風洞を用いた方がより現実に即した実験データを
得ることが可能なため、最終的にはこうした物理的な実験装置を用いて検証が行われることとなる。
X-51Aはスクラムジェットエンジンを開発をプラット・アンド・ホイットニー社が、機体の開発をボーイング社が担当することで、
2015年頃の実用化を目指して研究開発が進められている実験航空機。
米空軍ではこのスクラムジェットを弾道ミサイルの迎撃手段として使うことを検討しているが、スクラムジェットを用いた
超音速技術は民間航空機などの分野などでも応用が可能なこともあり、期待が集まっている。
写真でX-51Aの風洞用実験模型を手にしているのはパデュー大学航空宇宙工学部(School
of Aeronautics and Astronautics)で
風洞実験を主導しているスチーブン・シュナイダー(Steven Schneider)教授。
画像提供:Purdue University
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Image credit: Boeing/Pratt & Whitney
via Boeing
ボーイング社(Boeing)は6月1日、プラット・アンド・ホイットニー社(Pratt & Whitney)と共同開発を進めているXプレーン「X-51A」について、
最終設計審査(CDR)が承認され、スクラムジェットエンジンの燃焼試験にも成功し、初飛行に向けての作業が順調に進んでいると発表した。
記事によると、先週、政府や産業の関係者らによるX-51Aの最終設計審査が承認され、
さらに、プラット・アンド・ホイットニー社で、マッハ5の速度でのエンジン燃焼試験も成功したようだ。
「これらの成功は、X-51Aの開発において非常に重要である」
アメリカ空軍研究所(AFRL:Air Force Research Laboratory)のチャーリー・ブリンク氏はこのように述べた。
X-51Aはアメリカ空軍研究所が開発しているスクラムジェット機で、アメリカ空軍を始め、アメリカ国防総省・防衛高等研究計画局(DARPA)、
NASAなども共同研究に参加し、機体開発はボーイング社、エンジン開発はプラット・アンド・ホイットニー社が担当している。
B-52爆撃機によって上空に運ばれた無人のX-51Aは、ロケットブースターでマッハ4.5までに加速した後、スクラムジェットエンジンを点火し、マッハ7を目指す。
今後、チームはさらなる試験を行い、スケジュールを調整し、2009年にX-51Aの初飛行を行う予定となっている。
■Successful Design Review and Engine Test Bring Boeing X-51A Closer to
Flight
http://www.boeing.com/news/releases/2007/q2/070601a_nr.html
地獄の穴? 「X-51A」超音速エンジン燃焼実験の画像
マッハ5で燃えてます!
これはボーイングが共同開発しているスクラムジェット「X-51WaveRiderA 」の燃焼試験の模様です。
「スクラムジェットエンジンがフル飛行の推進コンフィギュレーションを想定してテストしたのは今回が初めて」(米空軍研究所X-51A事業のCharlie Brink部長)
だそうですよ?
「X-51A」は大気を燃焼しながらもロケットに近い速度が出せるスクラムジェットエンジンのスケーラビリティを備えた実験機として開発されました。
無人です。エンジンは機体の延長で機体はエンジンの延長という感じ。
新デザインと高温素材、エアフレーム、エンジン統合化により飛行時にはマッハ最大6.5となるそうな。
超音速飛行を続けるのは、技術的にも大変難しいそうなのですが。
ペンタゴンのプロジェクトの1つとして開発されているX-51は、マッハ5の速さで飛び続け、世界中のどこにでも、
1時間以内に到達して攻撃が可能なミサイルだとのことです。
兵器開発には常に根強い反対意見がありますが、
ペンタゴンとしてはこのX-51のテストを2008年までに行いたい模様。
実はこの写真 合成です。 捏造じゃありません。
あくまで合成です。
上の写真とタイトルの写真 2枚を合成しました。
ですからいくら探してもこの写真の原画はありません。
誰がこんな面倒なことをやるのか?
オイラしかいないでしょ。