ワスプ級強襲揚陸艦
マキン・アイランド (強襲揚陸艦)
建造のプロセス
建造地
2004年2月14日にミシシッピ州パスカグーラのリットン・インガルス造船所で起工した。
インガルス造船所
インガルス造船所Ingalls Shipbuilding)は、アメリカ合衆国ミシシッピ州パスカグーラにある造船所。
1938年に創立され、現在はノースロップ・グラマン・シップ・システムズの一部門となっている。
アメリカ海軍艦艇の造船請負では業界主位の座にある企業で、従業員数は1万人以上。ミシシッピ州最大の民間雇用主でもある。
インガルス造船所はパスカグーラ川がメキシコ湾に注ぐ河口近くに位置する。
創業当初は商用船を造っていたが、1950年代に入ってから海軍艦艇を受注するようになり、
1957年には12隻の原子力潜水艦の受注に成功した。
1961年にリットン・インダストリーズ社(後にノースロップ・グラマンにより買収)が経営権を取得し、1968年にドックを川の対岸に増設した。
インガルス造船所は沖合掘削船やモーターボートの製造も行っているほか、
過去にはエジプト、イスラエル、ベネズエラの艦艇も受注したことがある。
2005年8月29日に設備の一部がハリケーン・カトリーナによって被害を受けたため、復旧工事が行われた。
母港
カリフォルニア州 サン デイエゴ
5つのブロックに分けて製造された。
マキン・アイランド(USS Makin Island, LHD-8)は、
アメリカ海軍の強襲揚陸艦。ワスプ級強襲揚陸艦の8番艦。
艦名は太平洋戦争における激戦地、マキン島にちなむ。
2004年2月14日にミシシッピ州パスカグーラのリットン・インガルス造船所で起工した。
2006年2月現在同艦は建造中であり、2006年7月に進水、2008年に就役の予定である。
マキン・アイランドはワスプ級の最新艦であり、搭載設備は注目すべき技術的進歩を特色とする。
同級姉妹艦からの設計変更は、主機関をガスタービン化、ディーゼル発電機による補助機関の増設、高度な機械コントロールシステム、
水霧防火システム、高度な指揮管制・戦闘コントロールシステムの搭載を含む。
ガスタービン推進器およびディーゼル発電補助機関は従来の蒸気を動力とした艦よりも操作人員と維持費の節約が期待される。
発注 | 2002年4月 |
起工 | 2004年2月14日 |
進水 | 2006年9月15日 |
就役 | 2008年春/夏 |
性能諸元 |
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排水量 | 41,335トン(満載) |
全長 | 844 ft (257 m) |
全幅 | 110 ft (34 m) |
吃水 |
機関 | ジェネラル・エレクトリックガスタービン2基/2軸 4,000kwディーゼル発電機4基 (8番艦はガスタービン)70,000shp |
最大速 | 22ノット 40.7kh |
航続距離 | 9,500浬(20ノット時) |
乗員 | 約1,100名 他に海兵隊員約1,894名 |
兵装 | RIM-7 シースパロー艦対空ミサイル ローリング・エアフレーム・ミサイル・ ファランクスCIWS 12.7mm 機銃 25mm 機関砲 |
艦載機 | 各種ヘリコプター30機
(最大42機) ハリアー6〜8機 (最大20機) |
世界最大の揚陸艦であり、タラワ級強襲揚陸艦の拡大強化型として建造された。
タラワ級と同じく、それまでの貨物揚陸艦(LKA)、ドック型揚陸艦(LPD)、
ヘリコプター揚陸艦(LPH)、揚陸指揮艦(LCC)の各艦の機能を併せ持つものとして設計されている。
そのため、全通甲板を装備しているほか、艦の後部にはウェルドックがある。
艦橋構造物は、艦の右舷中央部にあり、甲板形状は長方形で、アングルド・デッキではない。
舷側エレベータが左舷中央部と、右舷後部に一基ずつ、飛行甲板より突出して取り付けられている。
海兵隊員は約2,000名(一個大隊)を輸送でき、戦時には上陸用にLCACホバークラフト揚陸艇三隻、
AH-1W攻撃ヘリコプター、UH-1汎用ヘリコプター、CH-46、CH-53Eなど大型輸送ヘリコプターを最大42機かヘリコプター最大30機および
AV-8BV/STOL攻撃機6〜8機に、M1A1戦車5輛をはじめM2歩兵戦闘車、
AAV7水陸両用強襲車、ハンヴィー高機動多用途車、LAV-25装甲兵員輸送車25輛、
M198自走砲8輛、各種トラック68輛、補給車10輛及び支援車輛数輛の搭載が可能。
なお、地上支援・制海を重視する場合は、ハリアーを最大20機とMH-60R対潜ヘリコプター6機を組み合わせて搭載することができる。
まずブロックを作る・
ブロックを組み立てる。
ブロックをつなぐ。
後部 3ブロックと4ブロックをつなぐ
まだ中央部分は連結していない。塗装は基本の錆び止めだけ。
いよいよ全容が見えてきた。あと第5ブロックを建造中、
まだ塗装はしていない。
5ブロックを建造中
まだ艦橋はない。
艦橋とエレベーターが出来た。
エレベーターを整備
ほぼ 完成した。
夜間も建造工事は続けられた。
いよいよ完成近い。
進水した。
完成式当日
完成式
このおばさんが主役
就役 V−22 オスプレイを搭載
+
後方はLCAC
夜間のライトアップ
出航の準備
原子力空母 ニミッツと10万トンと。LHD−8 こちら4万トン
ちなみに日本のひゅうがは13500トンである。
LHD-1 Wasp |
LHD-2 Essex |
LHD-3 Kearsarge |
LHD-4 Boxer |
LHD-5 Bataan |
LHD-6 Bonhomme Richard |
LHD-7 Iwo Jima |
LHD-8 Makin Island |
強襲揚陸艦「バターン」から発射されるローリング・エアフレーム・ミサイル
ファランクス
シースパロー
発射機に装填されるシースパロー
RIM-116 ローリング・エアフレーム・ミサイル