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Glass Floor
Promise Ringで見せていた青臭い甘酸っぱさと、
Vermontのやわらかいく純粋な叙情性、
そしてdismemberment planの跳ねるようなリズムが合体した作品。
ただそれらが完全に100%の割合で溶け合っているかというと微妙。
つまり彼らのキャリアを合わせた音でもあるし、
そうでもない全く別物とも言える。
ただこれはこれで非常にいい作品です。
ちょうど暖かくなっていく6月の晴れた日のような爽やかさ。
雲ひとつない空のような感じ。
もしくはジャケットのような澄み切ったGlass。
風の匂いがするし緑の匂いがするし川の匂いもする。
そして3曲目で「僕らの愛のためには誰かが死ななくちゃ。」と言ってのける
無邪気な毒を吐く歌詞がステキ。
こういうただのポップロックに収まらないところが彼らの凄さだと思う。
13曲目のメロディーは泣ける。
ボートラの質が非常にいいのでぜひ日本盤を買うことをオススメします。 |